2020年2月に大阪・御堂筋に開業した〈ルイ・ヴィトン メゾン 大阪御堂筋〉の5階に、アートスペース「エスパス ルイ・ヴィトン大阪」が2021年2月にオープンすることが発表されました(ルイ・ヴィトン ジャパン 2020年12月25日プレスリリース)。
〈ルイ・ヴィトン メゾン 大阪御堂筋〉は、ストアの内装を米国NYを拠点とする建築家のピーター・マリノ(Peter Marino)氏が担当。船の帆のようなファサードが特徴的な7階建ての建築で、このファサードを、建築家の青木淳氏(青木淳建築計画事務所 / ASに改組)がデザインしたことで知られています。江戸時代には天下の台所と呼ばれ、古くから海運によって文化・通商の都であった大阪(大坂)の歴史を彷彿させる、菱垣廻船 (ひがきかいせん)から着想を得た意匠とのこと。
# ルイ・ヴィトン メゾン 大阪御堂筋 夜間外観 ©︎LOUIS VUITTON
〈ルイ・ヴィトン メゾン 大阪御堂筋〉は、日本国内における同ブランドの直営店としては最大のフロア面積を誇り、1階から4階の売り場ではフルラインナップの製品を取り扱い、最上階の7階には、ルイ・ヴィトンとして世界初のレストラン〈SUGALABO V(スガラボ・ヴィ)〉が入っています(紹介制 / シェフ:須賀洋介氏)。
エスパス ルイ・ヴィトンは、主にコンテンポラリー・アートの世界で活動している若いアーティストの紹介に注力しており、ミュンヘン、ヴェネツィア、北京、ソウル、東京にある各店舗にてアートスペース「エスパス ルイ・ヴィトン」を展開(1枚目のダイジェスト写真)。日本国内では、大阪店と同じく青木 淳氏がデザインして2011年に開業した、東京・原宿の〈ルイ・ヴィトン表参道店〉の7階に「エスパス ルイ・ヴィトン東京」があります。
西日本では初となる「エスパス ルイ・ヴィトン大阪」では、20世紀の重要な作品の紹介と、現代アートに特化した芸術機関「フォンダシオン ルイ・ヴィトン」の所蔵作品を展示。「Hors-les-murs(壁を越えて)」プログラムの一環として、国際的なプロジェクトを通じ、より多くの人々に同ブランドの所蔵作品に触れる機会を提供するアートスペースとなります。(en)
所在地:ルイ・ヴィトン メゾン 大阪御堂筋 5階(大阪府大阪市中央区心斎橋筋2-8-16 / Google Map)
オープン予定:2021年2月
ルイ・ヴィトン メゾン 大阪御堂筋 URL:
https://jp.louisvuitton.com/jpn-jp/point-of-sale/japan/louis-vuitton-maison-osaka-midosuji
詳細
https://jp.louisvuitton.com/jpn-jp/magazine/articles/espaces-louis-vuitton#tokyo