福岡・博多駅至近の明治公園[*1]が8月7日に開園しました。東京建物を代表企業とするコンソーシアムが推進する明治公園整備・管理運営事業[*2]によって整備されたもので、全体のデザイン監修を、建築家の藤本壮介氏が率いる藤本壮介建築設計事務所が担当しています。

明治公園 鳥瞰(提供:東京建物)

提供:東京建物
・明治公園 概要
・公園の特徴:約1,400m²の緑化空間 / 立体園路 / 5つの広場
・藤本壮介氏コメント
・福岡出身のアーティスト、KYNE氏によるパブリックアート
・注目の店舗|佐々木 慧氏(axonometric)がデザインしたベーカリー・パンビストロほか
敷地面積は約3,572m²。公園飲食店やサウナなどが入る店舗棟と、敷地を取り囲むように配された立体園路、そしてこれから生育する豊かな緑化空間に囲まれて、5つの広場を有するのが特徴で、これまでの「公園」にはない新たな体験価値を提供するとのこと。店舗棟には、地元福岡の飲食店を中心に、東京建物が運営する都市型スパ「TOTOPA」が九州に初出店。周辺施設とのにぎわいの連続性を創出していく計画です。
*1.福岡市が策定した再整備ビジョン「博多コネクティッド」に基づき11の再開発が博多駅前エリアにおいて、都市公園法に基づく公募設置管理制度(Park-PFI)を活用して新たな公園の整備・管理運営が行われる
*2.都市公園において飲食店、売店等の公園利用者の利便性の向上に資する公園施設(公募対象公園施設)の設置と、設置した施設から得られる収益を活用して、その周辺の園路、広場等の公園施設(特定公園施設)の整備等を一体的に行う民間事業者を公募により選定する制度。2023年に明治公園を含む3つの公園の整備事業について福岡市管理の公園として初めて本制度を活用した事業者公募が実施され、東京建物を代表とするコンソーシアムが事業者として選定された
所在地:福岡市博多区博多駅前3丁目24-3(Google Map)
敷地面積:約3,572m²
延床面積:約1,588m²
構造・規模:店舗棟 鉄骨造地上4階建、立体園路:鉄骨造2層
デザイン監修:藤本壮介建築設計事務所
設計:梓設計
施工:旭工務店
ランドスケープ設計:ランドスケープむら
ランドスケープ施工:木下緑化建設
開園日:2026年8月7日
開園時間:24時間
※立体園路および店舗棟は深夜から早朝(0:00〜5:30)は閉鎖
※各店舗の営業時間は店舗により異なる(詳細は各店舗の公式サイト・SNSなどを参照)

エリアマップ(提供:東京建物)

提供:東京建物
明治公園 公式ウェブサイト
https://meiji-park.jp/
明治公園は、事業コンセプトとして「The Gateway Park “HAKATA MEIJI”」を掲げ、九州の陸の玄関口である博多駅前エリアにおいて、地域のにぎわい拠点となる未来志向の都市型公園となることを目指しています。
園内は、テラス付きの店舗棟や立体園路によって立体化、高低差のある視点を得た来園者に新たな体験価値を提供します。福岡駅前において希少な約1,400m²の緑化空間を確保、地域の生態系に配慮した在来種を中心に、約160本の樹木や草花を植栽し、四季の移ろいを感じられる豊かな自然環境を整備していく計画です。

提供:東京建物
店舗棟の屋外階段と一体となった総距離226mの立体園路上には足の不自由な方の利用を考慮したインクルーシブな設計としており、園内の回遊体験を実現します。また、園路下の日陰空間は夏場には公園の暑熱対策としても機能します。

明治公園 鳥瞰(提供:東京建物)

提供:東京建物

提供:東京建物

提供:東京建物
明治公園では、屋上空間「空のにわ」や立体園路で囲まれた芝生空間「野々にわ」など「5つの広場」が整備されています。

明治公園 園内マップ

店舗棟 屋上広場空間「空のにわ」 提供:東京建物

店舗棟テラス空間「結のにわ」と段々広場「縁のにわ」 提供:東京建物

「野々にわ」 提供:東京建物

路面に接した前庭空間「街にわ」 提供:東京建物
藤本壮介氏コメント
「建築と公園を結び合わせ、人の活動が立体的に展開する場所を目指してデザインしました。段々状のテラスを持つ建築と、グリーンの中をめぐる立体園路が繋がることで、建築でもあり、ランドスケープでもあり、公園でもあり、道でもあるような、様々な意味合いを持つ都市の公園となっています。緑の中を抜ける立体園路やテラスで佇んでみたり、中央の芝生広場や木陰で憩うなど、様々な景色に出会える都心のグリーンオアシスで、思い思いの豊かな時間をお過ごしください。」
2026年8月5日に開催された開園セレモニーで挨拶する藤本壮介氏(提供:東京建物)
開園セレモニー テープカットの様子(左から、小林 正一氏[東住吉校区自治協議会会長]、高島宗一郎氏[福岡市長]、神保 健[東京建物取締役専務執行役員]、藤本壮介氏 提供:東京建物
園内には、クールな表情の女性を描く独自のスタイルで国内外から注目を集めるアーティスト、KYNE氏が手掛けた自身初となるパブリックアート作品〈UNTITLED〉が屋外展示されています

KYNE氏によるパブリックアート〈UNTITLED〉 画像提供:東京建物
作家コメント:「本作は「鏡に映る女性」をモチーフにした鉄製の作品です。鏡の部分をくり抜くことで、背後に広がる公園の緑が透けて見え、平面作品でありながら空間の奥行きが生まれるよう仕上げました。作品を通して都市と自然を繋ぐきっかけとなれば幸いです。」

明治公園 店舗棟外観(提供:東京建物)
1階 Land Bageri(ランド バゲリ)
1階 カフェ&バー POSS COFFEE
2階 ピッツェリア 400℃ PIZZA Piu Hakata
2階 ビアバー CONTINUE?
3・4階 都市型スパ TOTOPA博多駅前店
※上記のほか2階に1店舗入居予定
店舗棟の1階には、 ベーカリー&パンビストロ Land Bageriがオープン。昼はベーカリー、夜はパンビストロとして営業します。
土や石、植物といった自然素材を用いた店舗の設計・デザインを、博多に拠点を構える建築家の佐々木 慧氏が率いる建築設計事務所・axonometric(アクソノメトリック)が担当しています。

1階 Land Bageri(ランド バゲリ)内観イメージ

1階 Land Bageri(ランド バゲリ)内観イメージ

1階 Land Bageri(ランド バゲリ)夜間内観イメージ

1階 Land Bageri(ランド バゲリ)夜間外観イメージ
※画像はLANDICホールディングス 2026年7月28日プレスリリースより
店舗棟の2階には、2018年に岡山で創業したピッツェリア・400℃ PIZZA(ヨンヒャクド ピッツァ)がオープン。今回が九州エリア初出店となります。

ラインナップは、定番4種に加え、博多店限定の3種(もつ鍋・明太子・八女茶)の計7種

400℃ PIZZA Piu Hakata(ヨンヒャクド ピッツァ ピウ ハカタ)内観イメージ

400℃ PIZZA Piu Hakata(ヨンヒャクド ピッツァ ピウ ハカタ)内観イメージ

400℃ PIZZA Piu Hakata(ヨンヒャクド ピッツァ ピウ ハカタ)外観イメージ
※画像は400℃(ヨンヒャクド)2026年7月17日プレスリリースより
商業棟の3-4階には、都市型スパ施設・TOTOPA(トトパ)がオープンしました。
TOTOPAは、1999年以来、東京建物グループが温浴施設「おふろの王様」の運営により培ってきたノウハウを生かし、都心部を中心に展開しているスパブランドです。
1号店・TOTOPA都立明治公園店は、都立公園として初めてPark-PFIを活用した都立明治公園(東京都新宿区)内に2024年に開業、2024年・2025年の「SAUNACHELIN(サウナシュラン)」を受賞しています。

TOTOPA博多駅前店「千年サウナ」内観イメージ(提供:東京建物)

TOTOPA博多駅前店「千年サウナ」内観イメージ(提供:東京建物)
2号店となるTOTOPA博多駅前店では、環境保護の観点から現在は調達が困難な木材であるレッドシダーを採用。国内で保管されていた、直径1.4m、推定樹齢約800~1,000年のウエスタンレッドシダーの大径木1本を活用し、「樹をあじわうサウナ」をコンセプトのもと、新たなサウナ体験を提供します。

浴槽に岐阜県多治見市産のタイルを全面的に採用した浴室(男性用)内観イメージ(提供:東京建物)

浴槽に岐阜県多治見市産のタイルを全面的に採用した浴室(女性用)内観イメージ(提供:東京建物)

休憩スペース イメージ(提供:東京建物)

ラウンジ イメージ(提供:東京建物)
TOTOPA博多駅前店の営業時間・料金など詳細は、TOTOPAウェブサイト・インスタグラムを参照。
https://totopa.jp/hakata/
https://www.instagram.com/totopahakata/
※本稿の画像は東京建物およびテナント事業者提供