チームラボの新作パブリックアート

アート集団チームラボによる、東京・豊洲の「チームラボプラネッツ TOKYO DMM」の屋外にに、新たな体験型展示が加わりました。インタラクティブなパブリックアート《空から降り注ぐ憑依する滝》が2020年7月16日（木）より展示されています。

「チームラボプラネッツ TOKYO DMM」は、4つの巨大な作品空間と屋外作品を中心とした計8作品で構成され、館内では来場者が裸足になり、水に入って楽しむ体験型ミュージアムです。2018年7月の開館以来、180万人以上が来館。COVID-19（新型コロナウイルス感染症）流行のあとは、入館制限などの感染防止策を実施のうえで運営されています。
なお、当初の予定では2020年秋までの期間限定オープンでしたが、2022年末まで延長することが発表されました（チームラボ2020年6月29日プレスリリース）。

空から降り注ぐ憑依する滝 / Universe of Water Particles Falling from the Sky
teamLab, 2020, Interactive Digital Installation, Continuous Loop, Sound: teamLab

新たな作品《空から降り注ぐ憑依する滝》は、野外展示作品です。人々が作品に近づいたり、作品の上に立つと、水の流れが変化します。作品は、人々のふるまいに影響を受けながら、永遠に変化し続けるのです。
水は、無数の水の粒子の連続体で表現されます。チームラボによって粒子間の相互作用が計算されており、水の粒子の挙動によって、空間上に線を描きます。その線の集合を、チームラボが考える「超主観空間」によって平面化し、滝が描かれます。
《空から降り注ぐ憑依する滝》は館外パブリックアートにつき、入館料なしで誰でも鑑賞することができます。（en）

#teamLab YouTube公式チャンネル「Universe of Water Particles Falling from the Sky」」（2020/07/14）

また、館内では、水の中を歩いて体感する作品《人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング – Infinity》も、7月16日（木）より夏の装いに。水面を泳ぐ鯉たちが人々にぶつかると、向日葵に変化し散っていきます。
咲いていく花々は季節とともに移り変わり、向日葵の花が見られるのは8月2日（日）まで。

人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング / Drawing on the Water Surface Created by the Dance of Koi and People – Infinity
teamLab, 2016-2018, Interactive Digital Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi

人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング / Drawing on the Water Surface Created by the Dance of Koi and People – Infinity
teamLab, 2016-2018, Interactive Digital Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi

The Infinite Crystal Universe
teamLab, 2018, Interactive Installation of Light Sculpture, LED, Endless, Sound: teamLab

Floating in the Falling Universe of Flowers
teamLab, 2016-2018, Interactive Digital Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi

#teamLab YouTube公式チャンネル「チームラボプラネッツ TOKYO DMM」ダイジェスト動画「teamLab Planets TOKYO」（2020/07/14）

チームラボプラネッツ TOKYO DMM
住所：東京都江東区豊洲6-1-16 teamLab Planets TOKYO
開館時間：平日 10:00-19:00、土日祝 9:00-19:00（※最終入場は閉館30分前）
※最新の情報は公式ウェブサイトでご確認ください
https://planets.teamlab.art/tokyo/jp/