東京・銀座4丁目の和光本館の5F以上のフロアが改装され、建物名称を「SEIKO HOUSE GINZA(セイコーハウス銀座)」に改め、SEIKOブランドの発信拠点として、時の記念日である6月10日にオープンしました(セイコーホールディングス発表 / プレスリリース)。
6階の「和光ホール」も「セイコーハウス銀座ホール」に改称し、和光がこれまで行ってきた美術催事などに加え、グループ事業全般に関連する展示や、アーティストとの共創など、多目的な情報発信の場となります。
オープンを記念して、特別展示「Seiko Harmony -匠の技が奏でる12の音-」が、6月19日(日)まで開催されます。
「Seiko Harmony」会場では、セイコーが次の時代につないでいかんとする「匠の技」にまつわる12の音や、それらが重なり合って1つのハーモニーとして聞こえる特別な空間と時間が創出されています。
作曲を手掛けたのは、WONK(ウォンク)のメンバーで、King Gnu(キングヌー)などのレコーディング参加でも知られる音楽家の江﨑文武氏。聞く人の感性と共鳴しながら、文化の継承と調和を体感できる音のインスタレーションになっています。
江﨑文武(えざき あやたけ)氏 プロフィール
音楽家。
1992年福岡市生まれ。4歳からピアノを、7歳から作曲を学ぶ。東京藝術大学音楽学部卒業。東京大学大学院修士課程修了。WONK、millennium parade(ミレニアムパレード)でキーボード奏者を務めるほか、King Gnu, Vaundy(バウンディ)など、数多くのアーティストの作品にレコーディング、プロデュースで参加している。2021年にはにソロでの音楽活動をスタート。
映画『ホムンクルス』(2021)をはじめとする劇伴音楽も手掛けるほか、音楽レーベルの主宰、芸術教育への参加など、さまざまな領域を横断しながら活動を続ける。Ayatake Ezaki WebSite
https://ayatake.co/
「SEIKO HOUSE GINZA」のシンボルカラーはブルー。オープンを記念して、今年で90周年を迎える時計塔を青い光でライトアップ(12日まで)。さらに、全国的に知られる鐘の音もスペシャルバージョンになります(19日まで)。
和光の時代から銀座4丁目の交差点を行き交う人々の目を楽しませているウインドウディスプレイの展示も、ブルーを基調にデザインされ、毎正時に鳴る時計塔の鐘の音と連動して、巨大なレコードが回転します。(19日19時まで)。
なお、5階以上のフロアにおいて、一部区画の改装は続行中。
スペシャリティストア・和光(セイコーホールディングスの100%子会社の運営)の地下1階から4階までの店舗フロアは、これまでどおりに営業しています。
「SEIKO HOUSE GINZA」特設サイト
https://www.seiko.co.jp/seiko_house_ginza/