「2023コクヨフェア」が11月7日から東京と大阪にて開催される。来年へ向けた新製品の展示のほか、自社オフィスも使った空間展示も行う。品川のTHE CAMPUS(ザ・キャンパス)南館では、VUILDほか協働各社との実証実験をリニューアルオープンした「KOKUYO OPEN LAB.」にて開始する。フェア期間中限定公開のオンラインコンテンツも各種配信される。
ファニチャー新製品とオフィス空間、働き方を提案する「2023コクヨフェア」が、11月7日から12月2日にかけて、コクヨが東京と大阪の2拠点にてそれぞれの日程で開催されます(コクヨ2022年11月4日ニュースリリース)。
フェアのコンセプトは「be Unique.(ビー ユニーク) ワクワクを、つぎつぎと」。
コクヨでは、ICT(Information and Communication Technology)を活用したさまざまなデータの取得と分析に加え、ロングライフ思想のもと生み出されたプロダクトやサービスを用いて、ハイブリッドワーク時代の新しい働き方を実験しており、この実践に基づき、働き方の幅広い実験のプロセスや、そこから生み出された空間やプロダクト、サービスなどを、同社のオフィスの一部を実際に公開して具体的に提示します。
また、「2023コクヨフェア」開催期間中に限り、多彩なオンラインコンテンツも配信されます。
11階 オープンラウンジ
経営者と社員をつなぐHUBとなることを目指したフロア。個室を廃止し、エグゼクティブグループアドレスを導入。居心地よく、経営側と社員との交流や対話が生まれることを目指し、バーラウンジを設けるなどオープンでフレンドリーな空間
10階 プロジェクトブース
コクヨらしいプロジェクトワークのスタイルを模索するための実験場として、ワークシーンに合わせてカスタマイズできる空間
6階 ワークプレイス
共通言語を生み出すコミュニティエリアを新設し、若手の育成や部門連携強化など、各種業務を通してワーカー同士の信頼関係を深めることを意識したオフィスフロア
東京・品川の「コクヨ東京品川オフィス THE CAMPUS」では南館2階がリニューアル。「KOKUYO OPEN LAB.(コクヨオープンラボ)」がフェアにあわせて公開されます(コクヨ2022年11月4日ニュースリリース)。
KOKUYO OPEN LAB.(コクヨオープンラボ)内観
コクヨオープンラボでは、「”誰でも、いつでも、どこでも、仲間とつながって働ける”『DIGITAL ORIENTED WORKPLACE』」をテーマに、働くことや暮らすことをより豊かにする新たな技術・仕組みの社会実験を行うためのフロアです。社外の企業・組織と協働し、少し先の働き方や暮らし方を考えるさまざまな「実験」を行っていくとのこと。
「2023コクヨフェア」初日の11月7日より一連の実証実験を開始するとともに、各種検証ブースも特別に公開されます。
テレプレゼンスロボット「temi」のオフィス専用コクヨオリジナルモデルをKOKUYO OPEN LAB.(コクヨオープンラボ)にて展示)
協業各社との実証実験コンテンツ:
・バーチャルワークプレイス・oVice(オヴィス)/ 詳細
・分散したワーカーをシームレスにつなぐハイブリッドチームスペース(技術協力:エム・ティ・プランニング、ベストスキップ)/ 詳細
・テレプレゼンスロボット「temi」オフィス専用コクヨオリジナルモデルの検証(協業:hapi-robo st)/ 詳細
・ワーカーのオフィス内アクティビティの可視化(協業:東京農工大学 中山悠研究室)/ 詳細
・香りが促すワーカーの行動変容に関する検証(協業:テックファーム、技術協力:ソニー)/ 詳細
・慶應義塾大学教授・アーティストの脇田 玲氏による参加型アートの展示(協業:INERTIA)/ 詳細
・3D木材加工機「ShopBot」を導入した(0,0,0) studio genten(協業:VUILD)/ 詳細
慶應義塾大学教授でアーティストの脇田玲氏による参加型アートの展示では、AIが創造した空間に対する人々の受容性について検証を進める。例えば「2030年にコクヨが発表する最高のオフィス空間」「生き返ったコルビジェがデザインしたオフィス」などの言葉からAIがつくり出した映像に対して、来場者が「受け入れる/ 受け入れない」を投票、AIが先導する空間設計への是非を可視化する(コクヨオープンラボにて展示)
秋吉浩気氏率いるVUILDと協働したラボ、3D木材加工機「ShopBot」を導入した (0,0,0) studio genten イメージ
KOKUYO OPEN LAB.(コクヨオープンラボ)詳細
https://www.kokuyo.co.jp/openlab/
「2023コクヨフェア」の基調講演として、スマイルズ代表取締役社長の遠山正道氏を招き、コクヨを率いる黒田英邦氏(コクヨ代表取締役社長)と「これからの働き方」をテーマに対談したトークセッションの様子や、「古坂大魔王のコクヨオフィス探訪」と大した動画コンテンツ、これから求められる働き方とオフィスについて”交流”と”経験”をキーワードに解説したミニセミナー動画、コクヨの新製品・新サービスの解説動画なども各種配信。そのほか、コクヨのプロダクトが納品され、同社が空間構築も手がけたさまざまなオフィス事例のレポートなども読むことができます(いずれも「2023コクヨフェア」開催期間中限定の公開)。
東京と梅田の同社ショールームでは、11月4日にシリーズ第一弾のプロダクトが発表されたばかりのサステナブル木製家具ブランド「yuimori(ユイモリ)」をはじめ、2023年に向けた新製品・ファニチャー25点が展示されます。
主なプロダクト展示(プロトタイプを含む):
・ARTBOARD(アートボード)
・Any way(エニーウェイ)シリーズ
・可変型ソファ OSFA(オスファ)
・カジュアルチェア・Liite(リーテ)
・チェア・pallo(パロ)
・オフィスチェア・Wizard4(ウィザード4)
・カフェテーブルシリーズ・Franka(フランカ)
・キャスター付きパネル・fore moving panel(フォーレ ムービングパネル)
・テーブル・C-Table(シーテーブル)
・児童生徒用デスク拡張ツール「つくえ+(つくえたす)」
・芦沢啓治デザイン+天童木工製造 木製オフィス家具ブランド「yuimori(ユイモリ)」ファーストプロダクト
・HOSOO「Art Acoustic Panel(アートアコースティックパネル)」
・Stellar Works(ステラワークス)×HOSOO コラボレーション家具
・ネスレ日本が提供するコーヒープログラム「We Proudly Serve Starbucks® 」のカフェアイテムを組み合わせた家具ブランド「DAYS OFFICE CAFE(デイズオフィスカフェ)」ほか
Any way(エニーウェイ)シリーズ
可変型ソファ OSFA(オスファ)
チェア・pallo(パロ)
カジュアルチェア・Liite(リーテ)
カフェテーブルシリーズ・Franka(フランカ)
キャスター付きパネル・fore moving panel(フォーレ ムービングパネル)
テーブル「C-Table(シーテーブル)」
天板形状・サイズは5種類、高さは3種類、天板色は7種類を展開(カリモク家具による国産ナラ集成材天板や、デニムメーカーの製造過程で出る端材をリサイクルした板材「ステラポップ」を表面に取り入れた天板など)
児童生徒用デスク拡張ツール「つくえ+(つくえたす)」
中でも注目は、11月4日のプレスリリースではビジュアルが公開されていない、京都の西陣織ブランド「HOSOO(ホソオ)」とのコラボレーションです。
吸音効果も有する壁面パネルの新製品「Art Acoustic Panel(アートアコースティックパネル)」や、上海発のラグジュアリーブランド・Stellar Works(ステラワークス)のソファーやラウンジチェアーにHOSOOのテキスタイルを取り入れたコラボレーション家具のプロトタイプがリアル会場にて披露されます。
ハイドロ植栽による、植物とワーカーが共存するオフィスの実証実験(イメージ)
このほか、土の代わりに水耕栽培用の植込み材を用いるハイドロカルチャー植栽によるオフィス空間での実証実験(協業:プラネット社 / 詳細)、製品のロングライフ化を支える10年保証制度の紹介など、コクヨの最新の取り組みも展示コンテンツに組み込まれています。
ネスレ日本が提供するコーヒープログラム「We Proudly Serve Starbucks® 」のカフェアイテムを組み合わせた家具ブランド「DAYS OFFICE CAFE(デイズオフィスカフェ)」イメージ
オンラインコンテンツの視聴を含めて、「2023コクヨフェア」への参加は申し込みが必要(登録は無料)。東京・大阪の両リアル会場の見学は完全予約制。コクヨの特設サイトにて受け付けています。
全体日程:2022年11月7日(月)9:00~12月2日(金)18:00
休場日:土・日曜(11月19日、20日を含む)、祝日
東京会場
場所:コクヨ東京品川オフィス THE CAMPUS
所在地:東京都港区港南1丁目8-35 コクヨ東京品川オフィス(Google Map)
日程:2022年11月7日(月)~18日(金)
休場日:土・日曜、祝日
大阪会場
場所:コクヨ梅田オフィス
所在地:大阪府大阪市北区大深町3-1 グランフロント大阪ナレッジキャピタル タワーC12F(Google Map)
日程:2022年11月21日(月)~12月2日(金)
休場日:土・日曜、祝日
※リアル会場への入場は、特設サイトからの予約またはコクヨ営業担当への申し込みが必要
「2023コクヨフェア」特設サイト
https://kokuyo.jp/fair2023/pr