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横須賀美術館 7/1(月)無料開放

山本理顕プリツカー賞受賞記念、展示室(作品展示なし)とパブリックスペースでの撮影も可

2024年のプリツカー賞を受賞した建築家の山本理顕氏の代表作の1つである〈横須賀美術館〉が、7月1日に特別に入館無料で一般開放されます(横須賀市2024年6月11日プレスリリース、横須賀美術館イベントニュースにて発表)。

横須賀美術館を設計した山本氏のプリツカー賞受賞を記念した特別開放(通常は休館日である第1月曜日の開催)で、パブリックスペースと、作品展示がない状態の展示室を見学することができます。当日は受付にて「建築ガイド」も配布されるとのこと。

また、通常はレストランと屋上を除く館内は原則として撮影が禁止されているたところ、今回は写真撮影も可となっており、貴重な機会となります(ただし、フラッシュ・ストロボ・三脚の使用、動画撮影は不可)。

2024年プリツカー賞を山本理顕が受賞

山本理顕(やまもと りけん)氏プロフィール
1945年生まれ。1968年日本大学理工学部建築学科卒業。1971東京藝術大学大学院美術研究科建築専攻修了。1973年山本理顕設計工場設立。2002年より工学院大学、横浜国立大学大学院、日本大学、東京藝術大学等で教授を務める。2018~2022年名古屋造形大学学長、2024年~神奈川大学客員教授。
代表作に、岩出山町立岩出山中学校(1996年、宮城県 / 第39回毎日芸術賞)、埼玉県立大学(1999年、埼玉県 / 第57回日本芸術院賞)、公立はこだて未来大学(2000年、北海道 / 第43回建築業協会賞、第54回日本建築学会賞作品賞)、東雲キャナルコートCODAN(2003年、東京都 / グッドデザイン賞建築環境デザイン部門賞金賞)、横須賀美術館(2007年、神奈川県。日本建築家協会賞、第49回建築業協会賞)、ザ・サークルチューリッヒ国際空港(2020年、チューリッヒ)などがある。そのほかにも、北京、ソウル、台北および日本各地で、公共建築や集合住宅を手掛け、コミュニティのあり方や私空間/公空間の境界に対する新たな提案を行っている。
2024年プリツカー賞受賞。

〈横須賀美術館〉は2006年竣工、翌2007年4月に開館。横須賀市が策定した美術館基本構想に基づいて、山本氏が率いる山本理顕設計工場が設計を担当し、三浦半島の南東部、東京湾・浦賀水道に面して建設された公共建築です(建築の詳細は横須賀美術館「建築について」を参照)。

横須賀美術館

山本理顕氏プリツカー賞受賞記念 横須賀美術館 無料開放

日時:2024年7月1日(月)10:00-16:00
会場:横須賀美術館
所在地:神奈川県横須賀市鴨居4-1(Google Map
参加方法:自由、事前申込不要
・受付にて「建築ガイド」を無料配布
・当日は敷地内の〈谷内六郎館〉も無料開放あり
・本館での企画展および所蔵品展は開催なし
・本館バックヤードは非公開

当日の撮影注意事項
https://www.yokosuka-moa.jp/archive/event/2024/20240701-850.html

横須賀美術館ウェブサイト
https://www.yokosuka-moa.jp/

※本稿画像提供:横須賀市

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