首都圏では2019年以来5年ぶりとなる、ケイミュー主催のアーキテクト特別講演会が開催されます。登壇者は素材使いが印象的な永山祐子氏。同社が主催する施工事例コンテスト「ARCHITECTURAL DESIGN AWARD」で審査員もされており、「素材」をテーマに自らの軌跡を振り返りながら建築に対する思いや考え方が語られます。著名建築家による講演会を通して、建築と街、建築と社会との関わりにスポットをあてるイベントです。
トップ画像 左〈東急歌舞伎町タワー〉Photo: 新建築社写真部 右〈東急歌舞伎町タワー〉Photo:永山祐子建築設計
ドバイ国際博覧会 日本館、東急歌舞伎町タワーなど、これまで永山氏が設計してこられた作品の「素材」にフォーカスした内容となっています。また、永山氏自身の若かりし頃を振り返り、若手設計者へメッセージを送ります。
講演会終了後にU-35若手設計者様向けにて、永山祐子氏との名刺交換会も実施予定。
※応募者多数の場合は抽選
会場では、永山祐子氏設計の作品で採用された大人気のSOLIDOを中心に、ケイミューの外装材・内装材や、施工事例なども展示されます。観覧時間は当日13時〜を予定。ギャラリー感覚で、昨年のARCHITECTURAL DESIGN AWARDの受賞作や過去の事例が観覧できるほか、実際に使用した素材もあわせて手に取って確認できる展示となっています。
登壇者プロフィール
永山祐子(ながやま ゆうこ)氏
1975年東京生まれ。1998年昭和女子大学生活美学科卒業。1998年青木淳建築計画事務所勤務を経て、2002年に永山祐子建築設計を設立。
主な作品に、LOUIS VUITTON 京都大丸店ファサードデザイン(京都市、2004)、豊島横尾館(香川、2013年)、ドバイ国際博覧会日本館(ドバイ、2020年、共同設計)、JINS PARK(前橋、2021年)、膜屋根のいえ(東京、2022年)、東急歌舞伎町タワー 外装デザイン(東京、2022年)などがある。
2025年大阪・関西万博では、パナソニックグループパビリオン・ノモの国の設計を担当するほか、ウーマンズパビリオン in collaboration with Cartierのリード アーキテクトを務める。東京駅前で進行中の常盤橋プロジェクト(TOKYO TORCH)にも参画。
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KMEWはUnder35Architects exhibition 2024に参画し、若手設計者を応援しています。