コクヨから、「A3とA4を選んで使えるクリップボード」が2022年1月12日に発売されます。折りたためば引き出しやバッグに収まりやすいA4サイズ、広げればA3サイズの2ウェイタイプのクリップボードです。
建設現場や工事現場、製造・加工工場をはじめとする作業現場では、図面や工程表などの資料を用いる際に、閲覧性の良さや書き込みのしやすさから紙の使用頻度が高く、その際にクリップボードが多く使われています。
コクヨの調査(2020年12月~2021年1月実施/n=817)によれば、建設業就業者の約25%が毎日、約60%が週1回以上クリップボードを使用しているとのこと。
図面や工程表など使用頻度の高い書類は、A3サイズで出力されることが多いのが現状です。書類をまとめるA3サイズのクリップボードは、サイズとしてかさばり、現場などに携帯しにくいため、実際には、半分のサイズのA4サイズのクリップボードを使っているというケースが多くみられました。
しかし、このA4サイズのクリップボードの代用では、A3サイズの書類への筆記や閲覧がしにくいため、携帯性と書き心地の両立ができないことへの不満がみられました。
さらに、「屋外で使うことも多いが、挟んだ紙が風に煽られる」といった声も多数寄せられ、現場における課題が、アンケートによっていろいろと浮かび上がったとのこと。
間もなく発売される「A3とA4を選んで使えるクリップボード」は、これらの課題を解決した、屋外や建築現場での筆記をサポートするツールとなります。
A3サイズはフラットに開き、折り目部分が固定されるため、立ったままでの筆記がしやすくなっています。また、高所作業などでは必須のヒモ通し穴もボードの4隅に付いています(穴径約5mm / 但し、肩紐は付属なし)。
折りたたんでA4サイズで携帯する際には、付帯のゴムバンドで表紙を抑え、A3サイズの書類を20枚を挟んだ状態でもしっかりホールドします。カバンの中でも表紙が広がらず、従来品に比べてかさばりません。
さらに、書類を10枚収容したA4サイズのクリヤホルダーを収納できるポケットも背面に付いており、複数の筆記用具を一時的に差し込んでおくことも可能です。
建築領域だけでなく、デザイン、不動産、林業関係者などの利用が見込めるツールです。(en)
カラー:ブラック、カーキ、ベージュ
希望小売価格:880円(本体価格、消費税別途)
発売日:2022年1月12日(水)
製造・販売:コクヨ