長野市の長野市オリンピック記念アリーナ(エムウェーブ)にて、「空飛ぶクルマ×鉄道×まちづくり」をテーマにした複合イベントが開催されます(主催:WaaS共創コンソーシアム[*])。
「空飛ぶクルマ」とは、東日本旅客鉄道、川崎重工業、ジェイアール東日本企画、MS&ADインターリスク総研、国際経済研究所、FPV Robotics、長野県、山梨県の8団体が参画し、「駅と空をむすぶ『空飛ぶクルマ』の活用」をテーマに、新しい移動体験と価値の創出を目指して共同で取り組んでいるプロジェクト[*]。電気を動力として垂直に離着陸して飛行できることから、車などの従来の移動手段と異なり、道路や地形などの影響を受けにくく、新たな移動手段として近年注目を集めています。
1月24日にエムウェーブ(M-WAVE)で開催されるイベントでは、「空飛ぶクルマ」の実機展示のほか、「空飛ぶクルマが降り立つ未来の駅」のVR体験展示、長野県内で実施したヘリコプターを用いた実証実験の成果や、これまでの検討内容などが報告されるほか、建築設計事務所・オンデザインパートナーズの代表を務める建築家の西田 司氏が登壇する講演会や、西田氏も参加するワークショップなどが開催されます。
日時:2024年1月24日(水)9:30-17:00
会場:長野市オリンピック記念アリーナ(エムウェーブ)
所在地:長野県長野市北長池195(MAP)
入場料・参加費:無料(講演会とワークショップは1月23日までに申し込み要)
予定コンテンツ
1.「空飛ぶクルマ」実機展示(運転席の乗車体験可)
会場:地下駐車場 ※受付は大会議室前ホールにて
2.「空飛ぶクルマが降り立つ未来の駅」VR体験(注.対象年齢 10歳以上)
コンテンツ:駅に空飛ぶクルマが離発着する様子や、搭乗までのポートの様子、「空飛ぶクルマ」に搭乗して都市上空を飛行するVR体験
会場:大会議室前のホールまたは地下駐車場 ※受付は大会議室前ホールにて
3.講演会・パネルトーク
講師:西田 司氏(オンデザインパートナーズ代表、東京理科大学准教授)、ほか
講演時間:10:00-12:00(受付開始 9:30)
会場:大会議室
内容:新たな移動手段が街に導入されることにより、街が変わっていくことへの期待を共に考える。西田氏の講演ののか、2023年12月28日に長野市内で行われた、「空飛ぶクルマ」活用の可能性を検証するための実証実験(犀川第二運動場からしらかば2in1スキー場までをヘリコプターを用いて移動)の結果も報告される
4.ワークショップ
開催時間:14:30-16:00(受付開始:13:30)
会場:大会議室
西田司氏にアドバイザーとして参加。来場者とともにグループワーク形式で「空飛ぶクルマ」の活用について考える。『「空飛ぶクルマ」と「鉄道・新幹線」の接続による新たな移動体験』という設定テーマに基づき、4件程度の話題についてグループディスカッションを行う。
5. 実証実験の成果報告パネル展示
上記・長野市内でヘリコプターを用いて行われたにある実証実験に関するパネル展示
会場:大会議室前ホールまたは地下駐車場 ※受付は大会議室前のホールにて行います
講演会・ワークショップ申し込みフォーム
締切:2024年1月23日(火)
https://reg18.smp.ne.jp/regist/is?SMPFORM=ogle-ljqinj-269023caba48b64ec2b993e0478e288c
長野県 プレスリリース
https://www.pref.nagano.lg.jp/dx-promo/happyou/240116press.html
[*] WaaS共創コンソーシアム:JR東日本主催。Well-being(ウェルビーイング)な社会の実現に向けて、移動×空間価値の向上を目指し、実証実験活動を推進している。「空飛ぶクルマ」プロジェクトにおいては、前述の8団体が参画し、「駅と空をむすぶ『空飛ぶクルマ』の活用」をテーマに、「空飛ぶクルマ」を用いた新しい移動体験・価値の提供の検討を進めている(事務局:NTTデータ経営研究所)
NTTデータ経営研究所プレスリリース
https://www.nttdata-strategy.com/newsrelease/event/240116/
※本稿1枚目の画像:一般社団法人MASC 公式YouTubeチャンネルより(提供:東日本旅客鉄道 2024年1月16日プレスリリース)