TECTURE MAG「PROJECT」では、「TECTURE」に寄せられた数多くの事例の中から、編集部がピックアップしたプロジェクトを紹介しています。
本記事では、掲載されたプロジェクトのうち、2026年7月に特にプレビュー数が多かったものをTOP5にまとめました。簡単な概要と写真の一部をご紹介していますので、気になるプロジェクトがあれば、ぜひ「PROJECT」の作品ページで詳細をご覧ください。設計の背景や図面、採用されている建材など、多くの写真と合わせてその魅力をより深く知ることができます!
※ TECTURE MAG「PROJECT」掲載事例を対象とし、掲載ページのUU(ユニークユーザー)数の集計結果をもとに作成しています。
No. 5
Houhill / SHIP ARCHITECTS

Photo: 矢野紀行
島根県の古民家を改修した、建材メーカーの体験型ショールーム兼住宅・事務所です。増改築で細分化されていた空間を整理し、玄関から奥へ抜ける東西軸を土間ホールとして一体化することで、光と風を導く集いの中心としています。各所に自社の木質建材を用い、デッキを介して大山を望む風景と室内を接続。滞在を通して木の魅力を体感できる、地域交流の拠点です。


▽詳しくはこちら
No. 4
日野の住宅 / 滝沢茂雄建築設計事務所

Photo: 吉田 誠
多摩丘陵の造成地に建つ、約2mの高低差が残る敷地に計画された住宅です。起伏を平坦に均すのではなく、既存地盤に合わせて2段に設定した基礎の上に木架構を載せ、地形に沿って段状に連なるひと繋がりの空間を構成しています。四方の開口が光と風を導き、床のレベル差は領域を分けながら身体の拠り所として機能。地形の記憶を日常の暮らしへと大らかに接続する住まいです。


▽詳しくはこちら
No. 3
Immovable Blind / AAAA

Photo: YASHIRO PHOTO OFFICE
既存住宅と庭との関係性を再編する、屋根の増築と部分改修です。目隠しとなっていたブラインドに着想を得て、角材を集積させたカーブを描く屋根を架けています。この屋根が周囲の視線を穏やかに遮りつつ光と風を導きます。薄い境界を厚みのある中間領域へと変換し、既存の趣を残す室内と連続させることで、プライバシーを保ちながら暮らしを外へと開く半屋外空間を生み出しています。


▽詳しくはこちら
No. 2
Edge to Stillness / SAAD

Photo: 佐々木育弥
北海道の、清流と豊かな森に隣接して建つ建築です。自然の地形に呼応するように建物を弧を描く構成とし、庭に面して各室を繋ぐ縁側を設けています。大きく跳ね出した庇と現しの構造体が内外の境界を曖昧にし、縁側は熱や風を調整する環境装置としても機能します。雄大な風景を内部に取り込み、自然との一体感を感じながら安寧な時を過ごせる場を生み出しています。


▽詳しくはこちら
No. 1
SORA stairway(SORAへ登る螺旋階段) / タカトタマガミデザイン

Photo: 吉村昌也
標高1,770mの山頂に建つ、雲海を望む展望塔です。風景の構成要素となるよう、木に絡みつく蔓を抽象化した螺旋階段を立ち上げています。階段は上部へ進むにつれて支柱から徐々に離れ、足元の透過性が増すことで緊張感と浮遊感を生み出します。厳しい施工条件を乗り越え、精緻な現場溶接で組み上げられた塔が、変化する風景へと身体を委ねる非日常の体験をもたらします。


▽詳しくはこちら
タカトタマガミデザインが長野県で手掛けた、童話の風景を立ち上げたような〈SORA stairway(SORAへ登る螺旋階段)〉