東京・松屋銀座の7階にあるデザインギャラリー1953にて、チャールズ・イームズが遺した図面から、「イームズデザイン」の本質を読み解く企画展「イームズの正体 Powers of Detail 」が、9月14日より開催される(日本デザインコミッティー主催)。入場無料。
アメリカン・ミッドセンチュリーの巨匠の1人、チャールズ・イームズ(1907-1978)。デザイン史に残る名作椅子などを数多く遺した彼のデザインおよびデザイン哲学は、当時および後世のデザイナーたちに多大な影響を与えました。
その1人である寺原芳彦氏(武蔵野美術大学名誉教授)は、イームズがデザインしたプロダクトの図面を多数託され、保管してきました。本展では、これらの原寸大図面が数十点、展示されます。これが日本初公開となる、貴重な展示です。
チャールズ&レイ・イームズの研究者であり、自身もデザイナーでもある寺原氏ならではの視点で図面を読み解き、図面の細部に潜む「イームズ・デザイン」の本質を浮かび上がらせます。
なお、本展に関連して、今年7月に発行された寺原氏の著書『イームズを読み解く 図面からわかった、その発想とデザイン』(誠文堂新光社)が、7階デザインコレクションにて販売されます。
会期:2022年9月14日(水)〜11月7日(月)
開廊時間:10:00-20:00(最終日のみ17:00閉場)
会場:デザインギャラリー1953
所在地:東京都中央区銀座3-6-1 松屋銀座 7階(Google Map)
入場料:無料
※9-10月は休業なし
※営業⽇および営業時間は、諸事情により変更される場合あり(以下・松屋銀座ウェブサイトを参照)
https://www.matsuya.com/ginza/hours/
主催:日本デザインコミッティー
協力:Herman Miller,Inc. ハーマンミラージャパン株式会社、vanilla
企画・編集・図面提供:寺原芳彦
会場デザイン:三澤直也
グラフィックデザイン:菅家悠斗
コピーライティング:磯目 健
展覧会担当:三澤 遥
デザインギャラリー1953 ウェブサイト
https://designcommittee.jp/