2022年10月28日初掲、10月29日会場写真追加
東京大学教養学部の授業における、美術家の野老朝雄氏の「個と群」の実践をきっかけとして、かたちをつくることから始まる学術の連鎖を紹介する展覧会「Connecting Artifacts つながるかたち展 02」が、荒川技研工業が東京・表参道で運営するギャラリースペース・TIERS GALLERY(ティアーズギャラリー)にて、10月28日から11月13日まで開催されています。
指導にあたった野老朝雄氏をはじめ、東大の舘 知宏氏が指導する学生、学外からは積彩ら17組が参加しています。
出展作家(敬称略):野老朝雄、舘 知宏、今田凜輝、小野富貴、上條陽斗、木島凪沙、下田悠太、積彩、出口広哲、天童智也、中川功大、鳴海紘也、西本清里、堀川淳一郎、堀山貴史、三木優彰、割鞘奏太
展示構成:金岡大輝
各作品詳細:
https://sites.google.com/view/connecting-artifacts/02
〈Active Textile—Cube〉上條陽斗、木島凪沙 2022
展覧会ステートメント
単純なかたちが一定のルールでつながり、全体を構成するしくみは、人工物、自然現象を問わず現れる普遍的な原理です。美術家の野老朝雄はこの原理を「個と群」と呼び、多様につながる作品群を生み出しています。東京大学教養学部で開講された授業・個と群(文理融合ゼミナール)で行われた「個と群」の実践をきっかけとし、協働の輪がつながり、広がりつつあります。創造のプロセスから生まれた Artifacts(副産物)からは、芸術、科学、情報、工学、数学をまたいだ豊かな学際的研究領域が広がっています。
「つながるかたち展 01 CONNECTING ARTIFACTS」(会期:2021年9月18日~11月28日 会場:駒場博物館)詳細
https://www.art.c.u-tokyo.ac.jp/activity/social/216/「CONNECTING ARTIFACTS つながるかたち展02」では、かたちをつくることから始まる学術の連鎖を紹介します。
#CONNECTING ARTIFACTS YouTube「Freeform auxetic mechanisms based on corner-connected tiles」(2022/09/15)
Freeform auxetic mechanisms based on corner-connected tiles 2022
Kanata Warisaya, Jun Sato, Tomohiro Tachi
#CONNECTING ARTIFACTS YouTube「Morphing animation that changes into two different space-filling structures inspired by BUILD VOID 4」(2021/10/14)
二種類の空間充填構造に変化するモーフィングアニメーション
天童智也、野老朝雄
#CONNECTING ARTIFACTS YouTube「Surfaces with incompatible intrinsic and extrinsic nature」(2021/09/17)内在的性質と外在的性質が異なる曲面
舘 知宏、堀川淳一郎
〈Distortion Window – Porthole〉積彩 2022
会期:2022年10月27日(木)〜11月13日(日)※会期中無休
開場時間:12:00-19:00
会場:TIERS GALLERY
所在地:東京都渋谷区神宮前5-7-12(Google Map)
入場料:無料
主催:「つながるかたち」展実行委員会
共催:東京大学大学院総合文化研究科・教養学部、東京大学駒場博物館
協力:荒川技研工業、凸版印刷、日建設計
後援:東京大学芸術創造連携研究機構
展は、JSTさきがけJPMJPR1927の支援を受けて開催される
詳細
https://www.arakawagrip.co.jp/tiersgallery/archive/connecting-artifacts-02/