2023年4月24日初掲、以降随時追加あり
東京ビッグサイトにて、ワークプレイス トレードショー「オルガテック東京」が、4月26日から3日間の日程で開催されます。
「オルガテック(ORGATEC)」は、1953年にドイツ・ケルンで始まった、現代の職場環境をリードする国際見本市です。同地では隔年で、開催されています。
COVID-19(新型コロナウイルス感染症)が2020年以降拡大し、人々の働き方が世界規模で変容していた昨年4月、未来のワークプレイスとワークスタイルを提案する新ビジネスプラットフォームとして、アジアでは初めて開催されたのが「オルガテック東京2022」です。
会場では、家庭でも使えるオフィス家具をはじめ、コロナ対策を前提としたオフィス家具、床材、⾳響、照明、メディア、データ処理に⾄るまで、ニューノーマル時代のオフィス環境の今後について、出展各社がさまざまな展示・提案を行い、話題となりました。第1回の出展者数は63社(国内47社+海外7カ国17社)・80を超えるブランドが参加、来場者数は21,958人)。
今年は南展示棟から西展示棟に会場が変わり、展示面積は前回の10,000m²から約2倍となっています(注.アトリウム空間を含む)。出展者数も2倍以上、国内外から、初出展の78社を含む約130社のトップブランドが、東京ビッグサイトの ⻄展⽰棟(1・2号館)に集結します。
「オルガテック東京2023」開催概要
テーマ:「SHIFT DESIGN – デザインは働き⽅を⾃由にする」
日程:2023年4月26日(水)~28日(金)
開場時間:10:00-17:00(最終日28日は16:00閉場)
会場:東京国際展示場・東京ビッグサイト 西1・2ホール
所在地:東京都江東区有明3-11-1
総展示面積:約20,000m²(アトリウムを含む)
出展者数:約130社(ブランドを含む)
入場料:5,000円(税込) ※完全登録制、事前登録により無料
主催:ケルンメッセ
共催:一般社団法人日本オフィス家具協会(JOIFA)「オルガテック東京」公式ウェブサイト
https://www.orgatec-tokyo.jp/
本稿では、開催概要とともに、主催者と、出展予定の各社・各ブランドが発信しているプレスリリースをもとに、いくつかの注目の展示を取り上げます(以下、アイウエオ順)。
・サンゲツ A-22
・Tesera / 三谷産業 C-28
・ライオン事務器 C-51
・IRIS CHITOSE(アイリスチトセ) D-21
・遠藤照明 E-11
・ピクシーダストテクノロジーズ E-14
・by interiors(バイ インテリアズ) E-24
・関家具 E-44、H-60
・イトーキ(ITOKI)F-11
・コクヨ(KOKUYO)G-25
・アスプルンド(ASPLUND)G-28
・ヴィス(vis)G-56
・アダル(ADAL)G-58
・カンディハウス(CondeHouse)H-28
・DRAFT(ドラフト)/「201˚」 H-41
・カリモク家具(Karimoku)H-47
・MURUI / エス・ビルド H-62
・飛騨産業 / HIDA H-68
フロアガイド
https://www.orgatec-tokyo.jp/exhibitor/floorguide/
ブース番号:A-22
主な展示:低環境負荷商品 / 100%リサイクル⽷とリサイクルバッキングを⽤いたカーペットタイル〈NT double eco〉、〈MEGUReWALL(メグリウォール)〉の新作 / ⼤判セラミックタイル〈GARZAS(ガルザス)〉ほか
出展に関するプレスリリース
https://www.sangetsu.co.jp/information/detail/20230331113121.html
公式ウェブサイト
https://www.sangetsu.co.jp/
ブース番号:C-28
主な展示:サステナブルモジュラーファニチャー・Tesera(テセラ)の新作〈Tesera Wardrobe(テセラ ワードロープ)〉の披露と、新たなオプションの「オーバーレイ天板」を展示。
出展に関するプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000040.000032549.html
公式ウェブサイト
https://www.mitani.co.jp/
ブース番号:C-51
テーマ:My Favorite Office
主な展示:除菌LED照明、同照明を搭載したワーキングブース〈デリカブース〉
出展に関するプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000118560.html
公式ウェブサイト
https://www.lion-jimuki.co.jp/
ブース番号:D-21
主な展示:佐藤オオキ氏が率いるデザインオフィスnendoとのコラボレーションで昨年8月に発売された、オフィス家具コレクション〈enKAK(エンカク)〉
プロダクトデザイナー:nendo / 佐藤オオキ
出展に関する告知(公式Twitter)
https://twitter.com/iris_chitose/status/1650784931021484034
公式ウェブサイト
https://www.irischitose.co.jp/
ブース番号:E-11
テーマ:遠藤照明で実現するスマートウェルネスオフィス
主な展示:Synca Green System、次世代調光調色シリーズ Synca(シンカ)ほか
出展に関するプレスリリース
https://www.endo-lighting.co.jp/news/20230411-01/
公式ウェブサイト
https://www.endo-lighting.co.jp/
遠藤照明”ヒカリイク”主催 オンラインセミナー「これからの空間に欠かせない、植物を育む照明設計とは? オフィス、商・住環境のバイオフィリックデザインについて考える」
ブース番号:E-14
主な展示:高い遮音性能と通気性を両立させた音響メタマテリアル遮音材、ガラスと調和する透明吸音パネル〈iwasemi RC-α〉など。
出展に関するプレスリリース
1.ガラスと調和する透明吸音材「iwasemi RC-α」(2023年2月15日)
https://pixiedusttech.com/news_20230215/
2.”空気は通すが音は通さない”音響メタマテリアル遮音材の開発を発表(2023年4月24日)
https://pixiedusttech.com/news_20230424/
公式ウェブサイト
https://pixiedusttech.com/
※※iwasemiおよび関連するロゴは、ピクシーダストテクノロジーズ株式会社の商標または登録商標です
ブース番号:E-24
テーマ:Open Kitchen @WORK
主な展示:新作キッチン〈TEE Kitchen(ティー キッチン)〉を中心に、communication, soft work, refresh, meeting, privateの3つにエリアを分け、ワーカーの働きやすさを考慮した家具をセレクトして提案
〈TEE Kitchen〉デザイナー:田渕智也
出展に関するプレスリリース(2023年4月17日)
https://www.interiors-inc.jp/news/
公式ウェブサイト
https://www.interiors-inc.jp/
ブース番号:E-44、H-60(計2カ所)
主な展示:
ブースE-44:吸音インテリアブランド「FOTOC」の第一弾プロダクト〈flem(フレム)〉、スマートワーキングブース〈FOCUS(フォーカス)〉、スマートワーキングブース〈KOLO(コロ)〉、ウッドブラインド〈MADOROMI(まどろみ)〉、社内デザインチーム・CRUSH CRASH PROJECT(クラッシュプロジェクト)によるインテリアコレクションほか
ブースH-60:高機能メッシュチェア〈Ergohuman(エルゴヒューマン)〉、ドイツ製システム家具〈Bosse(ボッセ)〉
出展に関するプレスリリース
出展告知
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000116.000049478.html
吸音インテリアブランド「FOTOC」の第一弾プロダクト「flem(フレム)」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000117.000049478.html
スマートワーキングブース「FOCUS(フォーカス)」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000119.000049478.html
公式ウェブサイト
https://www.sekikagu.co.jp/
ブース番号:F-11
テーマ:「Wander into(さまよう)& Reunion(再集結する)」
主な展示:オフィスの新たな価値を高めるプロダクトおよびソリューションを「HUMANITY」「SUSTAINABLE」「SEAMLESS」の3つの視点で提案、ボックス型ソファ〈sound sofa(サウンドソファ)〉、会議室ソリューション「Signature Microsoft Teams Rooms」を実現するWeb会議テーブル〈Panora(パノラ)〉など
ブースデザイン:イトーキ+浜田晶則建築設計事務所
※「オルガテック東京2023 ベストプレゼンテーションアワード」準グランプリ受賞(プレスリリース)
(1) HUMANITY Design
見た目に心地よくオフィスワーカー同士が思わず集いたくなるデザイン。交流や共創を促す意匠性の高いパーティションや家具を展示します。
(2) SUSTAINABLE Design
地球環境の維持に貢献するだけでなく、オフィスワーカーの心や身体の健康に対しても寄与するデザイン。様々なリサイクル素材の開発および家具への採用例をご紹介します。
(3) SEAMLESS Design
場所を問わず働くオフィスワーカー同士をつなげ、ICTを伴いながら多様な空間に馴染むデザイン。オンラインとリアルのハイブリッド下でだれもが快適に協働できる環境づくりを提案します。
「オルガテック東京2023」出展特設ページ
https://www.itoki.jp/event/orgatec-tokyo/2023/
出展に関するプレスリリース
https://www.itoki.jp/press/2023/2304_orgatec.html
公式ウェブサイト
https://www.itoki.jp/
ブース番号:G-25
テーマ:「いっしょにつくろう。」
主な展示:デジタルファブリケーション技術を活用した、オリジナルの内装空間やアート、家具づくりの取り組みを展示。3D木材加工機(ShopBot)で加工した木材による家具など。
※「オルガテック東京2023 ベストプレゼンテーションアワード」グランプリ受賞(2年連続 / プレスリリース)
出展に関するプレスリリース
https://www.kokuyo.co.jp/newsroom/news/category/20230404fn1.html
公式ウェブサイト
https://www.kokuyo.co.jp/
ブース番号:G-28
主な展示:オフィスファニチャーブランド「Work Plus」
展示協力:塚田有一(有限会社温室)
出展に関するプレスリリース
https://www.asplund.co.jp/news/entry-334.html
公式ウェブサイト
https://www.asplund.co.jp/
ブース番号:G-56
主な展示:国産木材を使用したオフィス家具「WEDGE(ウェッジ)」シリーズ(ワークテーブル、デスクほか)
出展に関するプレスリリース
https://vis-produce.com/news_release/page/index.php?id=443
公式ウェブサイト
https://vis-produce.com/
ブース番号:G-58
テーマ:「Use and Reuse」
主な展示:木材活用率100%を目指した企画展示(創業70周年企画)、創業70周年記念モデル〈リンクラウンジ2.0〉、オフィス家具ブランド「A.T.I.C vol.8」
ブースデザイン:ストーン・デザインズ(クトゥ・マスエロス+エバ・プレーゴ / STONE DESIGNS)
※「オルガテック東京2023 ベストプレゼンテーションアワード」選考委員特別賞を受賞(永山祐子氏推薦 ※アダル プレスリリース)
出展に関するプレスリリース
https://www.adal.co.jp/news/orgatec-tokyo
公式ウェブサイト
https://www.adal.co.jp/
アダルが福岡と東京の拠点をリニューアル、BtoB向けライブオフィスを自社製品で構成した「ADAL CREATIVE PLACE」をオープン
ブース番号:H-28
主な展示:北海道産材を使用した木製家具などで、社員同士のコミュニケーションを促すラウンジ・カフェスペースやミーティングスペースを提案。〈AIMA〉と〈アートス〉シリーズの新作も披露される。
デザイナー:アンティ・コティライネン、グエナエル・ニコラ、下里修平、深澤直人
出展に関するプレスリリース
https://www.condehouse.co.jp/news/pressrelease/20230417_orgatec2023/
公式ウェブサイト
https://www.condehouse.co.jp/
ブース番号:H-41
主な展示:プロダクトブランド「201°(NIHYAKU-ICHI-DO)」
デザイナー:山下泰樹(DRAFT)
出展に関するプレスリリース
https://draft.co.jp/news/20230417
ブランド公式ウェブサイト
https://201d.jp/
ブース番号:H-47
テーマ:「なんでも作るよ」
主な展示:Zaha Hadid Design とのコラボレーションプロジェクトから誕生した〈SEYUN〉、資生堂のスキン&マインドブランド「BAUM」、ブルーボトルコーヒージャパンなど、多彩なコラボレーターたちと共に手掛けてきた21件のプロジェクトをもとに、カリモク家具のものづくりと技術、企業姿勢を紹介。
ディレクション:小宮山 洋
出展に関するプレスリリース
https://www.karimoku.co.jp/index.cgi?mode=press_detail&key=84
公式ウェブサイト
https://www.karimoku.co.jp/
ブース番号:H-62
主な展示: 内装工事会社のエス・ビルド(大阪府大阪市)が2021年に立ち上げたインテリアブランド「MURUI」が出展。天然木とクリアレジンとのリバーテーブル(ダイニング、カウンター、サイドテーブル、小物など)を展示する。
出展に関するプレスリリース
https://s-build.jp/news/3273
MURUI 公式ウェブサイト
https://s-resin.jp/
ブース番号:H-68
テーマ:「働く」×「暮らす」を自由に横断する新しいワークスタイル、スモールリビング
主な展示:〈SUWARI〉シリーズ、圧縮スギを使用した〈KASANE〉、笠木部分に木の枝を使用した〈kinoe〉ほか
ブースデザイン:武田清明(武田清明建築設計事務所)
出展に関するプレスリリース
https://hidasangyo.com/news/20230414_orgatec/
公式ウェブサイト
https://hidasangyo.com/
なお、開催期間中は、会場にてトークイベントも連日開催されます。
コンテンポラリーデザインスタジオ・we+(安藤北斗、林 登志也、関口愛理)の3氏や、デザイナーの山本大介(山本大介デザイン事務所代表)、柳原照弘の諸氏が登壇。詳細は「オルガテック東京2023」ウェブサイトを参照(初日のキーノートスピーチは定員に達したため申し込み受付を締め切り)。
「オルガテック東京2023」イベント・セミナー情報
https://www.orgatec-tokyo.jp/events-and-congresses/special-events/seminar/
「オルガテック東京」公式ウェブサイト
https://www.orgatec-tokyo.jp/
フロアガイド
https://www.orgatec-tokyo.jp/exhibitor/floorguide/
※「オルガテック東京2023 ベストプレゼンテーションアワード」
選考委員:永山祐子(建築家、永山祐子建築設計)、アストリッド・クライン(建築家、クライン ダイサム アーキテクツ)、マティアス・キュバー(ケルンメッセ、APAC代表)、黒田章裕(日本オフィス家具協会長)、木田隆子(『エル・デコ』ブランドディレクター)
Supported by ELLE DECOR Magazine
詳細
https://www.orgatec-tokyo.jp/events-and-congresses/special-events/award/
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ブース番号:
主な展示:
参加デザイナー:
出展に関するプレスリリース
公式ウェブサイト
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