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利用と投資を両立させた運用型別荘サービス「SANU 2nd Home Owners」をSANUが発売

第1弾はニセコ、自然の中で暮らしながら資産運用するライフスタイルを提案

BUSINESS2025.02.18

シェア別荘サービス「SANU 2nd Home(サヌ セカンド ホーム)」を展開する株式会社Sanu(代表取締役:福島 弦|以下:SANUと表記)が、新たなサービスとして、利用と投資を両立する新しい運用型別荘サービス「SANU 2nd Home Owners(サヌ セカンド ホーム オーナーズ)」を2025年2月17日に発表(プレスリリース)、同日より販売を開始しています。

「SANU 2nd Home Owners」第1弾は北海道・ニセコ

同サービスの第1弾となるニセコは、近年はとりわけ冬季の訪問客が国外からも増えている人気のリゾート地です。「SANU 2nd Home Owners」の購入者(会員)は、この地に建設されるキャビン(宿泊棟)を1棟まるごと所有でき、使用しない日は、SANUが施設を維持・管理して運用。年間で最大5%の固定収益を購入者に対して確保するとのこと。

SANU 2nd Home Owners イメージ

「SANU 2nd Home Owners」開発エリア:北海道・ニセコ アンヌプリ地区

さらに「SANU 2nd Home Owners」では、全国各地に広がる「SANU 2nd Home」を年間60泊まで利用することが可能。例えば、冬はニセコ、夏は千葉県一宮町や館山の海辺に近いSANUにて、秋の紅葉シーズンには軽井沢や那須などの山間部のSANUで過ごすなど、会員のワーク&ライフスタイルにあわせて、自然の中で過ごし方の選択肢が増え、季節に応じて幅が拡がることになります。

SANU 2nd Home Owners イメージ

SANU 2nd Home Owners 図解

新サービス「SANU 2nd Home Owners」開始の背景

これまでSANUでは、「Live with nature. / 自然と共に生きる。」を掲げ、いわゆるシェア別荘というセカンドホーム・サブスクリプションサービスを2021年にスタート。近年では、建築家との協働などにより、循環型建築モデルを開発、拠点が増えるほど日本の森が豊かになるという「リジェネラティブモデル」を推進しています。

同社の調べによれば、会員の94%が「地域に愛着を持つようになった」と回答、50%が二拠点生活や移住に関心を持つようになったとのこと。その一方で、利用者からは「もっと頻繁に通いたい」「本格的に二拠点生活を始めたい」「SANUの建築を所有したい」といった声も増えており、これに応えるかたちで、利用と投資のメリットを融合した新しいモデル「SANU 2nd Home Owners」を開始したとのこと。

なお、SANUでは、本サービスの開始に先行して、キャビンを部分的に所有できる共同オーナー型セカンドホームサービス「SANU 2nd Home Co-Owners」を2024年に2月に発表、翌3月2日に発売しています。

「SANU 2nd Home Owners」サービスの特徴

1.日本全国29拠点(2025年2月時点)で年間60泊利用が可能
2.固定賃料で最大5%台の運用収益+木造建築の償却効果
3.物件(キャビン)の清掃・メンテナンス・滞在サポートはSANUが一括管理

別荘所有サービス比較表(SANU作成)

別荘所有サービス比較表(SANU作成)

建築モデルは〈SANU CABIN MOSS Large〉

ニセコに建設されるキャビンは、2024年4月に発表され、環境共生建築のフラッグシップとして「SANU 2nd Home 北軽井沢2nd」の敷地内に同年8月にオープンした〈SANU CABIN MOSS〉のラージモデル〈SANU CABIN MOSS Large〉。ADXを率いる建築家の安齋好太郎氏を設計・施工パートナーとして迎えて開発した、土壌への影響を最低限に抑えた高床式(高基礎杭工法)を採用したモデルで、「SANU 2nd Home Co-Owners」の第3弾として長野県茅野市に建設された「SANU CABIN MOSS 蓼科」に同モデルのMedium(ミディアム)とLarge(ラージ)がオープンしています。

「SANU 2nd Home 北軽井沢2nd」プレス向け試泊会レポート

「SANU 2nd SANU 蓼科」に建てられた〈SANU CABIN MOSS Medium〉冬季外観(2024年12月4日SANUプレスリリースより)

SANU CABIN MOSS Medium

〈SANU CABIN MOSS Medium〉鳥瞰(2024年12月4日SANUプレスリリースより)

サヌ キャビン〈SANU CABIN MOSS Large〉

〈SANU CABIN MOSS Large〉外観

SANU CABIN MOSS Large

〈SANU CABIN MOSS Large〉内観

SANU 今後の展開

SANUでは、今回の新サービス第1弾となるニセコを皮切りに、2030年までに100棟以上のキャビンの販売を予定。今夏には会員からの人気が高いエリアでの「SANU 2nd Home Owners」第2弾の販売を予定、さらにはオリジナルで設計・デザインした建築モデルの発表も計画中とのこと。

SANUでは、「SANU 2nd Home Owners」の開始により、自然と共に生きる選択肢を「1泊から所有まで」に拡充。都市と地方をつなぐ“グリーンインフラ”としての役割を強化していく考えです。

SANU これまでの主なサービス展開

SANU 2nd Home Website
https://2ndhome.sa-nu.com/

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