シェア別荘サービス「SANU 2nd Home(サヌ セカンド ホーム)」を展開する株式会社Sanu(代表取締役:福島 弦|以下:SANUと表記)が、新たなサービスとして、利用と投資を両立する新しい運用型別荘サービス「SANU 2nd Home Owners(サヌ セカンド ホーム オーナーズ)」を2025年2月17日に発表(プレスリリース)、同日より販売を開始しています。
同サービスの第1弾となるニセコは、近年はとりわけ冬季の訪問客が国外からも増えている人気のリゾート地です。「SANU 2nd Home Owners」の購入者(会員)は、この地に建設されるキャビン(宿泊棟)を1棟まるごと所有でき、使用しない日は、SANUが施設を維持・管理して運用。年間で最大5%の固定収益を購入者に対して確保するとのこと。
「SANU 2nd Home Owners」開発エリア:北海道・ニセコ アンヌプリ地区
さらに「SANU 2nd Home Owners」では、全国各地に広がる「SANU 2nd Home」を年間60泊まで利用することが可能。例えば、冬はニセコ、夏は千葉県一宮町や館山の海辺に近いSANUにて、秋の紅葉シーズンには軽井沢や那須などの山間部のSANUで過ごすなど、会員のワーク&ライフスタイルにあわせて、自然の中で過ごし方の選択肢が増え、季節に応じて幅が拡がることになります。
SANU 2nd Home Owners 図解
これまでSANUでは、「Live with nature. / 自然と共に生きる。」を掲げ、いわゆるシェア別荘というセカンドホーム・サブスクリプションサービスを2021年にスタート。近年では、建築家との協働などにより、循環型建築モデルを開発、拠点が増えるほど日本の森が豊かになるという「リジェネラティブモデル」を推進しています。
同社の調べによれば、会員の94%が「地域に愛着を持つようになった」と回答、50%が二拠点生活や移住に関心を持つようになったとのこと。その一方で、利用者からは「もっと頻繁に通いたい」「本格的に二拠点生活を始めたい」「SANUの建築を所有したい」といった声も増えており、これに応えるかたちで、利用と投資のメリットを融合した新しいモデル「SANU 2nd Home Owners」を開始したとのこと。
なお、SANUでは、本サービスの開始に先行して、キャビンを部分的に所有できる共同オーナー型セカンドホームサービス「SANU 2nd Home Co-Owners」を2024年に2月に発表、翌3月2日に発売しています。
1.日本全国29拠点(2025年2月時点)で年間60泊利用が可能
2.固定賃料で最大5%台の運用収益+木造建築の償却効果
3.物件(キャビン)の清掃・メンテナンス・滞在サポートはSANUが一括管理
別荘所有サービス比較表(SANU作成)
ニセコに建設されるキャビンは、2024年4月に発表され、環境共生建築のフラッグシップとして「SANU 2nd Home 北軽井沢2nd」の敷地内に同年8月にオープンした〈SANU CABIN MOSS〉のラージモデル〈SANU CABIN MOSS Large〉。ADXを率いる建築家の安齋好太郎氏を設計・施工パートナーとして迎えて開発した、土壌への影響を最低限に抑えた高床式(高基礎杭工法)を採用したモデルで、「SANU 2nd Home Co-Owners」の第3弾として長野県茅野市に建設された「SANU CABIN MOSS 蓼科」に同モデルのMedium(ミディアム)とLarge(ラージ)がオープンしています。
「SANU 2nd Home 北軽井沢2nd」プレス向け試泊会レポート
「SANU 2nd SANU 蓼科」に建てられた〈SANU CABIN MOSS Medium〉冬季外観(2024年12月4日SANUプレスリリースより)
〈SANU CABIN MOSS Medium〉鳥瞰(2024年12月4日SANUプレスリリースより)
〈SANU CABIN MOSS Large〉外観
〈SANU CABIN MOSS Large〉内観
SANUでは、今回の新サービス第1弾となるニセコを皮切りに、2030年までに100棟以上のキャビンの販売を予定。今夏には会員からの人気が高いエリアでの「SANU 2nd Home Owners」第2弾の販売を予定、さらにはオリジナルで設計・デザインした建築モデルの発表も計画中とのこと。
SANUでは、「SANU 2nd Home Owners」の開始により、自然と共に生きる選択肢を「1泊から所有まで」に拡充。都市と地方をつなぐ“グリーンインフラ”としての役割を強化していく考えです。
SANU 2nd Home Website
https://2ndhome.sa-nu.com/