東京・渋谷の区立公園内に、〈ブルーボトルコーヒー 渋谷カフェ〉が2021年4月28日(水)にオープンします(プレスリリース)。
サイトは、【TECTURE MAG】にて先月記載の通り、公園施設として整備され、東急を代表企業に日建設計とCRAZY ADで構成される「しぶきたパートナーズ」が指定管理者となり、2021年4月1日(木)に開園する渋谷区立北谷公園の中となります。
カフェの空間デザインは、昨年9月に横浜・みなとみらい地区にオープンした〈ブルーボトルコーヒー みなとみらいカフェ〉に続き、芦沢啓治建築設計事務所が担当します。
〈ブルーボトルコーヒー 渋谷カフェ〉は、アパレルショップが立ち並ぶ渋谷らしいエリアに位置する、ブルーボトルコーヒーとして世界初の公園内カフェとなります。
大きなコーヒーカウンターのデザインは、北谷公園の賑わいの中心となるように計画されている本店の空間にあわせたオリジナル。
アムステルダムをベースにするプロダクトデザインスタジオ・Formafantasmaと、デザイナーと共同してオリジナルの建材やプロダクトを手がける、ロンドンに拠点を構えるDzekとのコラボレーションで開発されたもの。エトナ山の火山灰からつくられた温かみのあるタイルコレクション「ExCinere」より、赤茶色のタイルを1階のカウンターと、2階の壁にも大きく展開し、遊具のような、あるいは公園の一部である蚊のような雰囲気をつくり出しました。
Dzek
https://dzekdzekdzek.com/
Formafantasma
https://formafantasma.com/
このほか、〈ブルーボトルコーヒー 渋谷カフェ〉のために芦沢啓治建築設計事務所がデザインし、カリモク家具が製造した、ワイドで背あたりのよいカーブを描いたチェアは、公園の中でゆったりとくつろぎながらコーヒーを楽しめるようにデザインされています。
カフェ2階の空間も、公園を見渡せるラウンジのようにしつらえられ、公園の緑や、ここで今後開催されるイベントなどを人々が眺め、楽しめるように考えられています。
公園内にも多くの屋外ベンチを提供し、新たな賑わいの創出となることを期待しています。
〈ブルーボトルコーヒー 渋谷カフェ〉は、食事やドリンクなどのフードメニュー、さらには器のデザインにも注目です。
1日を通して楽しめるようメニューを各種用意。料理家の副島モウ氏監修のブランチプレートや、清澄白河のフラッグシップカフェでも好評のスイーツを監修した後藤裕一氏と仲村和浩氏によるパティシエユニット・Tangentes(タンジェント)をアドバイザーに迎え、渋谷カフェオリジナルのチーズケーキなどを開発。
それらを盛り付ける食器は、鹿児島の陶芸作家・城戸雄介氏の磁器ブランド「ONE KILN CERAMICS」のプレートやボウルを採用。デザイナー自ら地元の土を掘ってブレンドし、さまざまな鉱物や灰などを調合して、オリジナルの色と質感をつくりあげています。
新たに整備される北谷公園の開園は、2021年4月1日(木)で、〈ブルーボトルコーヒー 渋谷カフェ〉のグランドオープンは同月28日(水)と、開園から4週ほど遅れます。
このため、4月1日(木)から20日(火)までの期間限定で、ブルーボトルコーヒーにとって国内初となる「ブルーボトル コーヒートラック」が公園内に設置されます。
ブランドロゴを入れたクラシックなデザインの車体に、エスプレッソマシンを搭載した販売車で、カフェと同様に、バリスタがラテアートを施したエスプレッソドリンクを中心に、ドリンクとフードメニューを用意しています(ドリップコーヒーの提供はなし。フードメニューは渋谷カフェのメニューとは異なる「テイクアウト専用メニューとなります)。
「ブルーボトル コーヒートラック」
設置期間:2021年4月1日(木)〜20日(火)
営業時間:11:00-18:00
※4月1日(木)のみ、開業式典のため15:00からの営業
〈ブルーボトルコーヒー 渋谷カフェ〉
グランドオープン:2021年4月28日(水)
所在地:東京都渋谷区神南1丁目7-3 渋谷区立北谷公園内(Google Map)
営業時間:8:00–22:00
※COVID-19(新型コロナウイルス感染症)対策、政府や自治体の指針や発表、施設の方針などの状況を考慮し、営業時間が変更となる場合あり
店舗面積:216.11m²
店内席数:1F 10席、2F 33席、屋外ベンチ(1-2名がけ)12台予定
BLUE BOTTLE COFFEE 公式 オンラインストア
https://store.bluebottlecoffee.jp/
BLUE BOTTLE COFFEE 公式インスタグラム
http://instagram.com/bluebottlejapan