CULTURE

日本橋川沿いの水辺空間を再生

八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業の計画概要発表

CULTURE2021.12.02

東京・八重洲1丁目における大型再開発「八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業」のイメージビジュアルが東京建物より発表されました(2021年11月30日プレスリリース)。

2019年4月に都市再生特別地区の都市計画提案が行われ、同年10月に東京圏の国家戦略特別区域の特定事業に認定されているプロジェクトです。
東京都が八重洲一丁目北地区市街地再開発組合の設立を認可したことを受け、同開発準備組合の一員である同社が発信しました。

八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業

エリアマップ

「八重洲一丁目北地区」は、東京駅の東側、神田川の分流で、首都高速道路の高架下を流れている日本橋川(一級河川)に面しています。国が掲げる東京国際金融センター構想の金融軸の中心にも位置する立地です。

基本設計は、計画地の南側で進行中の「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」と同じく、日本設計が担当。日本橋川沿いの低層部(北街区)は、ニューヨークに拠点を構える建築事務所・Laguarda.Low Architects(LLA / ラグアルダ・ロウ アーキテクツ)がデザインを担当します(本稿1枚目の画像)。

計画では、日本橋川沿いの水辺再生などを目的に、河川の護岸も活用して、日本橋川交流拠点の象徴となるような重層的な広場空間が整備されるほか、東京駅および地下鉄日本橋駅から日本橋川沿いへと向かう地上、地下、デッキレベルの歩行者ネットワークも整備・形成されます。

八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業

南街区〜北街区 断面(東京都 都市整備局 報道発表資料)

また、館内には、コンベンションセンターなど、グローバルな金融活動を支援する場も設けられるほか、環境負荷低減および防災のためのシステム・設備も導入されるとのこと。
整備方針の詳細は、東京建物および東京都の報道資料に記載されています。(en)

八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業

東京駅からの外観イメージ(基本設計:日本設計)

八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業 計画概要

所在地:東京都中央区八重洲一丁目1番他
地域地区:商業地域、防火地域、日本橋・東京駅前地区地区計画、駐車場整備地区
敷地面積:全体 約9,260m²(南街区 約7,560m²、北街区 約1,700m²)
延床面積:全体 約179,100m²(南街区 約178,000m²、北街区 約1,100m²)
施設用途:以下の通り
南街区:事務所、店舗、宿泊施設、寺院、高度金融人材サポート施設、駐車場など
北街区:店舗
階数(高さ):北街区 地上2階(約12m)+地下1階 / 南街区 地上44階(約217m)+地下3階
総事業費:約1,582億円
予定工期:本体工事着工 2024年度より(南街区竣工 2029年度、北街区竣工 2032年度)
基本設計:日本設計
北街区低層部デザイン:ラグアルダ・ロウ アーキテクツ(LLA)
https://www.laguardalow.com/

東京建物プレスリリース(2021年11月30日)
東京駅日本橋口至近の日本橋川沿いエリアに大規模複合施設を整備
「八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業」市街地再開発組合設立認可のお知らせ(PDF)
https://pdf.irpocket.com/C8804/ZJpV/QIgU/BoVq.pdf

東京都 都市整備局 報道発表資料(2021年11月29日)
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2021/11/29/04.html

 

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