フランスを代表するメゾンの1つ、ルイ・ヴィトンが、その世界観を伝える書籍『LOUIS VUITTON SKIN: THE ARCHITECTURE OF LUXURY』
を刊行しました。
ルイ・ヴィトンが世界各地に展開する店舗(ストア)の建築・デザインの魅力を分析して伝えるとともに、ブランドのアイデンティティを見つめなおすことにも重点が置かれています。
『LOUIS VUITTON SKIN: THE ARCHITECTURE OF LUXURY』
の表紙は、なんと6種類も用意されています。パリ、ニューヨーク、シンガポール、北京、ソウル、そして東京・銀座に2021年3月にオープンした〈ルイ・ヴィトン 銀座並木通り店〉の各ストアのファサードからとられており、書籍のタイトルもファサードを意味する「SKIN(スキン)」と名付けられました。
表紙に選ばれたストアのファサードを手がけたのは、フランク・ゲーリー(韓国・ソウル店)や、ピーター・マリノ、青木 淳ら国の内外で活躍する建築家たち。ストアの建築に対するルイ・ヴィトンのアプローチは、見る人の感情を呼び起こし、出店する土地に関連した独創的なファサード(スキン)を持ったオーダーメイドであること。一貫性を避け、単一の建築的アイデンティティに陥ることなく、建築そのものがアイデンティティであるという考え方を重視しています。同時に、外装(スキン)は店内で展開されるハイエンドのプロダクトと同等の魅力を放つこと、ストアを訪れた人に力強い視覚体験を生み出すようなデザインであることも求めています。
本書のテキストを執筆したのは、『Building Art: The Life and Work of Frank Gehry』(Knopf社、2015年)や『Christo and Jeanne – Claude』(Taschen社、2019年)など建築・アート関連で多数の著作があり、ピューリッツァー賞を受賞している作家のポール・ゴールドバーガー(Paul Goldberger)氏。店ごとに異なる表情を持ち、異なる体験を提供する店舗の魅力について分析し、メゾンの建築的アイデンティティをルイ・ヴィトンとともに探求しています。
「都市の街並みに型通りに溶け込むよう設計されたルイ・ヴィトン ストアは1つもない ── スケールこそ桁違いだが、メゾンの製品と同じ魅力を持つよう設計された建物だ。」(ポール・ゴールドバーガー)
書籍の発行は、フランスの出版社・アスリーヌ社。1994年にプロスペル&マルティーヌ・アスリーヌ夫妻がパリで創業した同社は、これまでにも、ルイ・ヴィトンのほか、ブルガリ、ディオール、ブリオーニ、ヴァレンティノといったグローバルブランドとタッグを組み、その世界観を表現したアートブックを多数手掛けています。文化に関する初のラグジュアリー・ブランドであることを掲げている出版社です。
ASSOULINE社 ウェブサイト
https://eu.assouline.com/
『LOUIS VUITTON SKIN: THE ARCHITECTURE OF LUXURY』は、サンパウロ、マイアミ、メキシコシティ、イスタンブール、北京、ソウル、東京など、異なるロケーションを巡りながら、読む人を”ワールドツアー”への旅へと誘う1冊です。
著者:ポール・ゴールドバーガー(Paul Goldberger)
言語:英語版、フランス語
サイズ:30x38cm
頁数:372ページ
収録図版数:245点
装幀:絹装(Silk Hardcover)、ハードカバー
表紙ごとのISBN:
パリ:978-1-64980-163-0
北京:978-1-64980-277-4
ニューヨーク:978-1-64980-278-1
東京:978-1-64980-279-8
ソウル:978-1-64980-280-4 |
シンガポール:978-1-64980-281-1
単価:27,500円(税込)/ 1冊
取り扱い:ルイ・ヴィトン ストアおよび公式ウェブサイト
国内販売開始:2023年4月14日
ルイ・ヴィトン公式ウェブサイト
louisvuitton.com
本件プレスリリース(ルイ・ヴィトン ジャパン 2023年4月25日)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000740.000060591.html