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九大が環境建築のための調査・研究・社会実装を目指す「BeCAT」を今春設立、スプリングスクールの参加者を募集

九州大学大学院に「環境」をテーマにしたデザイン×エンジニアリング教育のための研究・教育センター「BeCAT」が今春、設立されます。

「BeCAT」とは、「Built Environment Center with Art & Technology」の略称(九州大学 2020年11月発表資料)。
地球温暖化や大規模な自然災害が頻発する現在、持続可能な世界を実現するために、都市・建築においても、地球環境への配慮が欠かせなくなってきていることを背景に、「環境」の視点から新しい都市・建築のあり方を問う教育を行います。

主なミッション
「BeCAT」では、学外からも講師を招いて、テーマごとにディスカッションを行い、調査・研究へと反映させ、学生たちがデザインを行い、アジア・オセアニア地域の環境建築のプロトタイプを構想、社会実装まで目指します。研究成果は世界へ向けて発信されます。

センター長は重松象平氏
「BeCAT」では、同大学大学院で教鞭を執る3人の建築家(以下、敬称略)が、エンジニア系の教員と組み、スタジオを持ち、少人数制で設計教育を行います。

センター長:重松象平(九州大学大学院特任教授 / OMAパートナー / OMAニューヨーク事務所代表)
副センター長:末廣香織(九州大学大学院准教授 / NKSアーキテクツ共同主宰)
デザインラボ教員:末光弘和(九州大学大学院准教授 / SUEP.共同主宰)
中原拓海(BeCAT設計助手 / 中原拓海建築設計事務所)
岩元真明(九州大学大学院准教授 芸術工学研究院)

九州大学「BeCAT」発表資料(PDF)より

九州大学「BeCAT」発表資料(PDF)より

本センターは、上記の組織図が示すように、教員が主宰する「建築デザインエンジニアリング学研究室」を拡張したコアとなる設計組織(デザイン・ラボ+リーグ,Design Labo + League)に加え、研究改革のためのリサーチ・カウンシル(Research Council:5名),教育改革のためのエデュケーション・カウンシル(Education Council:3名),そして実践支援チームとしてアウトリーチ・ユニット(Outreach Unit:3名)で構成されます。

レクチャーやワークショップなど「スクール」を開講
「BeCAT」プレオープニングイベントとして、重松氏らによるオープニングレクチャーとワークショップが、昨年12月に開催されています。

スクールとワークショップは不定期で開催され、以下・3つのプログラムの開催をその都度で計画しています。
01と02では、学外からのゲスト講師を迎える計画です。なお、参加資格や定員は、開催ごとに異なる場合があります。

プログラム01(対面式+オンライン):対面式(実会場)は原則として九州大学学内の学生が対象。学外・一般の参加はオンラインで可能。

プログラム02:都市・建築を学ぶ九州大学および大学院に所属する学生が対象。会場定員数20名前後の対面式で予定。場合によっては学年などの参加条件あり。参加者多数の場合は選考あり。

プログラム03:九州大学および大学院に所属する学生が対象。特に、海外への留学を考えている学生、また海外の教育を肌で感じてみたい学生向けの内容。

スプリングスクール2021開講
このほど、プレオープニングイベントの第2回「BeCATスプリングスクール2021」の日程が発表されました。参加申し込みの受付も開始しています(申し込みは無料)。(ym)

九州大学大学院 BeCAT

プログラム01.レクチャー+トークセッション

講演会1(一般公開オンライン枠あり)
開催日時:2021年3月9日(火)10:00-12:00
テーマ:「資源的人のための建築、都市、社会」
講師:塚本由晴(アトリエ・ワン共同主催 / 東京工業大学大学院教授)
トークセッション:塚本由晴 × 重松象平・末廣香織・末光弘和
会場(定員):調整中(定員:最大50名予定)[※]+オンライン
参加対象:九州大学の在学生は実会場(対面式)可、学外からの一般聴講の場合はオンラインでの参加となる

講演会2
開催日時:2021年3月12日(金)10:00-12:00
テーマ:「空間デザイン × テクノロジー」
講師:山根脩平(tecture株式会社 代表取締役CEO)
内容:昨春創刊した次世代型デザインメディア【TECTURE MAG】と、無料のプロダクト検索サービス【TECTURE】を展開する同社が、建築業界で変えていきたい未来や、ITを使った事業戦略について語る。
会場(定員):調整中(定員:最大25名 対面式)[※]
参加対象:九州大学の在学生および九州・沖縄で建築を学ぶ大学生・大学院生(九大以外の大学からの参加は学部3年以上対象)
※応募多数の場合は書類選考あり

プログラム02.デザインワークショップ

開催日時:2021年3月8日(月)〜12日(金)
会場(定員):実会場(定員:最大25名[※] 対面式)
参加対象:九州大学の在学生および九州・沖縄で建築を学ぶ大学生・大学院生(九大以外の大学からの参加は学部3年以上が対象)
※応募多数の場合は書類選考あり

テーマ:「糸島で建築都市デザインによる環境ビジネスを考える」
内容:福岡県の最西部に位置し、史跡や美しい海岸線を有する景勝地として知られる、糸島の環境を活かした建築・都市系ビジネスの可能性について考え、環境ベンチャービジネスを企画する。
糸島の環境保全のためのビジネス、糸島の自然エネルギーを活かしたビジネス、オフグリッドゲストハウスなど建築・都市のデザインを通して、地域の環境に関わる可能性を探る。
ゲストクリティーク:山根脩平、岩元真明 ほか(予定)
会場:調整中(定員:最大25名)[※]

プログラム03.

開催日:2021年3月15日(月)〜18日(木)、3月25日(木)〜31日(水)
テーマ:「アメリカ建築の潮流と系譜」
講師:藍谷鋼一郎(博士 / 人間環境学 / テキサスA&M大学准教授 / 九州大学大学院客員教授)
内容:1日3時間(計10日間)のうち最初の1時間を話題提供、後半2時間をゼミ形式でのセッション(複数)に充てる。各セッションではチーム毎に分担するアメリカ建築家について設計手法を分析し、最終日に全体統括を行う。
会場:調整中(定員:先着30名)[※]

※各回のリアル会場は調整中、確定次第「BeCAT」ホームページにて発表

各回申込方法:登録専用フォームにて登録受け付け
※応募にはGoogle formsを使用(要・Googleアカウント)
https://forms.gle/sFuU8BGU2X2VL6NTA

運営:BeCAT運営事務局
主催:九州大学大学院人間環境学研究院+総合理工学研究員+芸術工学研究院(協力)

「BeCAT」公式ウェブサイト
https://becat.kyushu-u.ac.jp/wp/

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