COMPETITION & EVENT

BeCATシンポジウム「新しい建築教育の可能性を探る」4/12開催

寺田真理子(Y-GSA准教授)、筏久美子(TOTOギャラリー・間代表)、博展の原良輔がゲスト、BeCAT教員も登壇

「環境」をテーマに九州大学大学院における建築研究教育を行なっているBeCAT(Built Environment Center with Art & Technology)[*後述]の主催により、「新しい建築教育の可能性を探る」と題したシンポジウムが同学伊都キャンパスにて開催されます(オンライン中継あり)。

前半のオープンレクチャーでは、横浜国立大学大学院Y-GSA准教授の寺田真理子氏と、TOTOギャラリー・間代表の筏 久美子氏の2氏をゲストに招き、それぞれの仕事についてレクチャー。後半は、この2氏のほか、BeCAT第1期生で現在は博展に勤務する原 良輔氏とBeCATの教員陣も加わり、テーマに基づいたディスカッションが行われる予定です。

 

ゲスト登壇者 プロフィール

寺田真理子
横浜国立大学大学院Y-GSA准教授、スタジオ・マネージャー
日本女子大学家政学部住居学科卒。1990-1999年鹿島出版会『SD』編集部。1999-2000年オランダ建築博物館アシスタント・キュレーター。2001-2002年インターオフィスにてキュレーター。2007年横浜国立大学人学院特任講師、Y-GSAスタジオ・マネージャー。2018年より横浜国立大学大学院Y-GSA准教授。
主な書籍(企画・編集)に『20世紀の思想から考える、これからの都市・建築』(彰国社、2016年)、『Creative Neighborhoods: 住環境が新しい社会をつくる』(誠文堂新光社、2017年)など。主な展覧会の企画に”Towards Totalscape”展(オランダ)、”Nested in the City”展(フランス)、”Tokyo 2050//12の都市のヴィジョン”展(東京・丸ビルホール、2011年)などがある。展覧会カタログ制作も手掛ける。

筏 久美子
ギャラリーディレクター、学芸員、TOTOギャラリー・間代表
東京都出身。東京女子大学短期大学部、玉川大学卒業。TOTO株式会社入社後、TOTOギャラリー・間にて、建築展の企画運営および建築・生活文化系書籍の編集に従事。2016年より現職。
世界各都市での建築家講演会の開催、大学・他機関と連携した国内外への展覧会巡回、教育ワークショップの企画など、建築文化の普及活動にも取り組む。
2018年より東京大学非常勤講師。2023年グッドデザイン賞ロングライフデザイン賞審査委員。

原 良輔
セノグラファー、建築家(BeCAT第1期修了生代表)
1995年兵庫県生まれ。2019年九州大学工学部建築学科 卒業。2019-2021年三嶺建築設計事務所勤務。2023年九州大学大学院人間環境学空間システム専攻修士課程修了。2023年より博展勤務。空間演出コレクティブを立ち上げ、ヒトとモノのコミュニケーションについて検討・実験しながら劇場外の場における演劇的な空間の発見に取り組んでいる。
代表作〈竹箆舎 TAKENOYA〉にてグッドデザイン NEW HOPE AWARD 2023、JID AWARD 2023、九州大学総長賞最優秀賞など受賞。九州大学法文学部100周年記念事業ではモニュメントの製作者に採択されている。

 

タイムスケジュール(予定)

オープンレクチャー
16:30-17:15
「横浜国立大学大学院Y-GSAのスタジオ 教育とメディアづくり」
ゲスト:寺田真理子

17:15-18:00
「TOTOギャラリー・間における建築の思想 の発信について」
ゲスト:筏 久美子

ディスカッション
18:10-19:10
登壇者:寺田真理子、筏 久美子、原 良輔(ゲスト)、BeCAT教員(下記参照)

リアル会場での定員は、同学の学生50名、学外からの参加は30名程度。オンラインでも聴講可能です。いずれも聴講はPeatixページからの申し込みが必要です。

BeCATシンポジウム「新しい建築教育の可能性を探る」

BeCAT「Symposium 2024」開催概要

ゲスト:上記の3氏・寺田真理子、筏 久美子、原 良輔
トークセッションに登壇予定のBeCAT教員:重松象平(センター長)、末廣香織(BeCAT副センター長)、末光弘和(BeCATデザインラボ長)、吉良森子(BeCAT担当教授)、百枝 優(BeCAT担当准教授)、崔 連希(BeCAT担当准教授)
日時:2024年4月12日(金) 16:30-19:10
会場:九州大学 伊都キャンバス イースト1号館 A215(コミュニティ・ラーニングスペース)
所在地:福岡県福岡市西区元岡744
対象:九州大学学生、建築教育に関心のある一般の方、BeCATでの学びに関心ある学生や一般の方
形式:一般公開(対面/リアル会場+オンライン)
伊都キャンバス会場定員(対面):学生50名、一般30名程度
参加費:会場およびオンラインともに無料
参加方法:Peatixページより要申し込み
※オンラインにて同時配信予定(注.九州大学生は原則、現地での対面参加が望ましい)
※申し込み時に「対面」「オンライン」を選択して送信、オンライン視聴者には事務局にて申込確認後に各個に専用URLが付与される

Peatix案内ページ
https://becat-240412.peatix.com/


BeCATとは:環境をテーマにした建築研究教育センターです。九州を舞台に、デザインとエンジニアリングを融合して都市建築分野の研究成果を社会実装し、 持続可能な新しい建築と社会の実現を目指しています。

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BeCAT Website
https://becat.kyushu-u.ac.jp/

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