COMPETITION & EVENT

企画展「MUJI for Public Space展 -街をもっと楽しむための100のアイデア-」

元木大輔(DDAA/DDAA LAB)と良品計画がMUJI製品を銀座のまちなかで使い、 "公共を享受するという視座"を提示する展覧会

2022年12月2日初掲、12月3日会場画像と出展者ステートメント追加、2023年1月19日関連イベント追記、1月29日パブリックシネマ会場風景画像を追加

東京・銀座のATELIER MUJI GINZA(アトリエ ムジ ギンザ)にて、企画展「MUJI for Public Space展 -街をもっと楽しむための100のアイデア-」が12月2日より開催されます。

本展では、展覧会の企画協力者として、建築家の元木大輔が率いるDDAAを迎えます。DDAAは、所内にリサーチ・研究機関であるDDAA LABを有する設計事務所です。

「MUJI for Public Space展 -街をもっと楽しむための100のアイデア-」

企画展「MUJI for Public Space展」会場風景 ©︎ATELIER MUJI GINZA

本展は、「個」と不特定多数が介在する「公共」の関係性に改めて目を向け、ものから街までを編集可能な素材と捉え、無印良品の製品を銀座の街中に使用し、街を楽しむ100種のアイデアを展示とともに提案します。
これらの実践により、都市や街、地域が抱えている課題に対して、新しいアイデアやヒントを生み出すことを試みるものです。

企画展「MUJI for Public Space展 -街をもっと楽しむための100のアイデア-」会場風景

企画展「MUJI for Public Space展 -街をもっと楽しむための100のアイデア-」会場風景

企画展「MUJI for Public Space展 -街をもっと楽しむための100のアイデア-」会場風景

本展のためにDDAA / DDAA LABが3Dプリンタなども使って作成した、無印良品のプロダクトなどのミニチュア模型(縮尺は全て1/30)

企画協力者ステートメント
私たちDDAAの研究機関であるDDAA LABの興味とステートメントの1つに「完成しないデザイン」というものがあります。優れたソフトウェアプロジェクトのように、常に解体され、再設計され、アップデートできるプロダクトや空間をデザインできないか、という問いです。そのためには、目の前の完成されているように見えるプロダクトを、「素材」、つまり編集可能な対象として再認識する必要があります。
無印良品のプロダクトや目の前に広がる街を、完成品でなく、どんどん変化し主体的に使いこなす素材であると捉え直すことはできないでしょうか。

MUJI for Public Spaceは、このようなまなざしを軸に、いくつかの銀座の具体的な場所を舞台に、おもに無印良品のシンプルかつ規格化されたデザイン、さらに日本中で手に入れることができるという製品の利点を利用することで、街に多様性を簡単にもたらし、楽しむための、100種類のアイデア集です。
ここでは、街路樹がレストランに、終電後のメトロの入り口階段が劇場に、さらには使われていない公衆電話がバーやコ ワーキングスペースに、パーキングがポップアップショップに、歩行者天国がビーチや陸上競技場に変化します。

ものから街までを編集可能な素材だと捉え直す視点があれば、ものも街もどんどん変化するし、完成という概念ではなく「成長」するものと捉え直すことができるかもしれません。
自分たちで手を加えることで、もの から街までより愛情を持って接することにつながるきっかけになれば嬉しいと思います。(元木大輔 / DDAA LAB)


元木大輔氏プロフィール
DDAA/DDAA LAB代表。CEKAI所属。Mistletoe Community。シェアスペースhappa運営。
東京藝術大学非常勤講師。
1981年埼玉県生まれ。2004年武蔵野美術大学造形学部建築学科卒業後、スキーマ建築計画勤務。2010年DDAA設立。2019年コレクティブ・インパクト・コミュニテイーを標榜し、スタートアップの支援を行うMistletoeと共に、実験的なデザインとリサーチのための組織DDAA LABを設立。
2021年第17回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展に参加。

元木大輔氏

元木大輔氏

DDAA:建築、都市計画、ランドスケープ、インテリア、プロダクト、コンセプトメイキングなど、さまざまな分野で活動している建築・デザイン事務所
DDAA LAB:建築的な思考を軸に、社会性のある実験的なデザインとリサーチを行う組織

DDAA / DDAA LAB
https://dskmtg.com

DDAA / DDAA LAB Instagram
https://www.instagram.com/ddaa_inc/

「MUJI for Public Space展 -街をもっと楽しむための100のアイデア-」

企画展「MUJI for Public Space展」会場風景 ©︎ATELIER MUJI GINZA

企画展「MUJI for Public Space展 -街をもっと楽しむための100のアイデア-」会場風景

実際に銀座のまちなかにある、地下鉄・東京メトロと地上出入り口を結ぶ階段通路の空間を、無印良品のプロダクトを使って終電後に映画館にするなどさまざまに活用する提案。

企画展「MUJI for Public Space展 -街をもっと楽しむための100のアイデア-」会場風景

企画展「MUJI for Public Space展」会場風景
モニター画面は、現代では使われなくなった公衆電話のボックスをコワーキングスペースやバーなどに活用する提案

「MUJI for Public Space展 -街をもっと楽しむための100のアイデア-」

企画展「MUJI for Public Space展」会場風景 ©︎ATELIER MUJI GINZA

企画展「MUJI for Public Space展 -街をもっと楽しむための100のアイデア-」会場風景

企画展「MUJI for Public Space展」会場風景

「MUJI for Public Space展 -街をもっと楽しむための100のアイデア-」

企画展「MUJI for Public Space展」会場風景 ©︎ATELIER MUJI GINZA

企画展「MUJI for Public Space展 -街をもっと楽しむための100のアイデア-」会場風景

コインパーキングを駐車に限らず時間貸しのポップアップ店舗などに使用することを提案した模型

ATELIER MUJI GINZAおよびギャラリーを有する店舗・無印良品を運営する良品計画では、同社の中期経営計画に基づき、店舗が地域のコミュニティセンターとしての役割を持ち、地域の人々とともに、それぞれの地域が抱える課題に取り組むことをミッションの1つに掲げています。

メッセージ:「公共を享受するという視座」
私たちの日常には常に公共という存在が隣接していて、他者とのつながりはそれを共有して広大に広がっています。公共空間は不特定多数が介在するため、規制や制度、政策などルールや境界が決められており、デザインや暗黙的な制約によってその場が形成されています。公共空間が持つ独特な空気感は密接な存在の環境を神経質なものに変容させ、本来そこに生まれる創造的な発想はしばしば消極的なものになりがちではないでしょうか。

本展で紹介するものは、公共を提供してもらうものではなく、自らが参加して考える「享受する」という既存意識を転換した新しい公共のある世界です。(ATELIER MUJI GINZA)

企画展「MUJI for Public Space展 -街をもっと楽しむための100のアイデア-」会場風景

企画展「MUJI for Public Space展 -街をもっと楽しむための100のアイデア-」会場風景

企画展「MUJI for Public Space展 -街をもっと楽しむための100のアイデア-」会場風景

休日は歩行者天国になる銀座・中央通りを陸上競技のトラックに見立てた提案。観客席は無印良品の〈ポリプロピレン頑丈収納ボックス 大〉を積層させる。

企画展「MUJI for Public Space展 -街をもっと楽しむための100のアイデア-」会場風景

本展の会場がある店舗・無印良品銀座の道路を挟んだ反対側にある街路樹のふもとに、人々が集まるさまざまな機能を付け加える提案。レストランに見立てたサイトに置くテーブルとチェアは無印良品製。

「MUJI for Public Space展 -街をもっと楽しむための100のアイデア-」

企画展「MUJI for Public Space展」会場風景 ©︎ATELIER MUJI GINZA

企画展「MUJI for Public Space展 -街をもっと楽しむための100のアイデア-」会場風景

本展の展示台は無印良品の収納ボックスで構成されている。

DDAAは、本展の空間構成も担当。元木氏は会期初日の19時より会場にて開催されるオープニングイベントにも出席します。
会期中も各種イベントを開催予定とのこと。詳細が決まり次第、会場公式ウェブサイトとSNSなどで発表されます。

企画展「MUJI for Public Space展 -街をもっと楽しむための100のアイデア-」開催概要

会期:2022年12月2日(金)〜2023年1月29日(日)
会場:ATELIER MUJI GINZA Gallery1・2
所在地:東京都中央区銀座3-3-5 無印良品銀座6F(Google Map
営業時間:11:00-21:00
休館日:店舗休業日に準じる
入場料:無料

主催:良品計画
企画協力・空間構成:DDAA / DDAA LAB
グラフィックデザイン:Company 2 / 石暁君 Seki Gyoukun
会場音楽:蓮沼執太
協力:Siin Siin / 岡崎智弘

※会期や時間などの予定変更、またはイベント開催などにより、展示の一部を観覧できない場合あり

ATELIER MUJI GINZA 公式サイト
https://atelier.muji.com/jp/

SNS
@ateliermuji
https://twitter.com/ateliermuji

@ateliermuji_ginza
https://www.instagram.com/ateliermuji_ginza/

展覧会会場写真(©︎ATELIER MUJI GINZAを除く):TEAM TECTURE MAG 撮影


関連イベント

オープニングイベント(終了)
日時:2022年12月2日(金)19:00-20:30
ゲスト:元木大輔氏(DDAA / DDAA LAB)、斎藤大地氏(銀座ものひと繋ぎプロジェクト 代表)
会場:無印良品 銀座 6F ATELIER MUJI GINZA Salon
参加費:ワンドリンク制、予約不要


『MUJI for Public Space』展 -街をもっと楽しむための100のアイデア- 関連企画 イベント『パブリックシネマ』バナー

イベント「Public Cinema」
100のアイデアの中から実現化を試みるイベント開催決定!
元木大輔氏が会場構成を手がけ、銀座の路地裏に一夜限りのパブリックシネマがオープン!

上映作品:『東京行進曲』(1929年、監督:溝口健二、白黒無声、字幕)
開催日:2023年1月21日(土)18:00-21:00
上映時間(計3回):18:00- / 19:00- / 20:00-(各回 上映時間:約30分)
注.屋外イベントにつき雨天の場合は中止(中止の場合、開催前日にATELIER MUJI GINZA公式ウェブサイトにて発表あり)
会場:銀座 和菓子屋〈木挽町よしや〉前
所在地:東京都中央区銀座3丁目12-14(Google Map
参加費:500円(おしるこ代別)
予約:不要
※混雑時は立ち見、人数制限を実施
※代別の「おしるこ」は数量限定で販売、無くなり次第終了

MUJI for Public Space 展 関連イベント「パブリックシネマ」

「パブリックシネマ」設営の様子 ©︎ATELIER MUJI GINZA

MUJI for Public Space 展 関連イベント「パブリックシネマ」

「パブリックシネマ」設営の様子 ©︎ATELIER MUJI GINZA

MUJI for Public Space 展 関連イベント「パブリックシネマ」

「パブリックシネマ」上映中の様子 ©︎ATELIER MUJI GINZA

MUJI for Public Space 展 関連イベント「パブリックシネマ」

「パブリックシネマ」上映中の様子 ©︎ATELIER MUJI GINZA

MUJI for Public Space 展 関連イベント「パブリックシネマ」

会場で販売された、木挽町よしや「おしるこ」を味わう来場者 ©︎ATELIER MUJI GINZA

「Public Cinema」詳細https://atelier.muji.com/jp/event/5380/

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