大阪を拠点に活動しているジュエリーレーベル・ATAKAのギャラリーにて、コンテンポラリーファニチャーレーベルE&Yの展示会「Digging through E&Y」が開催されます。
展示会は3つの会期に分かれており、3名のデザイナー:スズキ ユウリ、二俣公一、マックス・ラムの展示を順番に行います。E&Yのコレクションを中心に、それぞれのデザイナーが影響を受けた事柄を展示することで、来場者が1つひとつの作品と向き合い、より深く考察することを促します。
7月15日より始まるVol.1では、ロンドンを拠点に活動し、音と人の関係性の考察に基づいてさまざまな音による体験をつくり出してきた、サウンドアーティストのスズキ ユウリが登場。オリジナル作品とともに、彼のデザインや考え方の原点となるような資料も展示。音をデザインし、インスタレーションやプロダクトとして表現するスズキ ユウリの視点に触れる構成となります。
展示作品の1つ、〈THE AMBIENT MACHINE〉は、昨年4月に東京・六本木のアクシスギャラリーで開催された、E&Y主催のエキシビジョン「Thirty-six views」にて発表されたもの。32個のスイッチを自由に切り替えると、その日の気分にあったBGMをつくりだすことができます。
今年、サンフランシスコ・MoMAのパーマネントコレクションに選定されており、これを記念して、作家とE&Yが協働してオープンエディションを製作、6月13日よりE&Yのオンラインショップで受注販売の受付を行っています。
「Digging through E&Y」の開催にあわせ、Vol.1会期中のATAKA会場と、ATAKAのオンラインショップでも8月2日まで受注販売を受け付けます。
スズキ ユウリ(Yuri Suzuki)プロフィール
1980年東京生まれ。1999年〜2005年アートユニット明和電機に携わり「音楽とテクノロジー」に関心を持ち、2005年Royal College of Artへ入学。音楽と音がどのように思考に影響を与えるのか、音と人の関係性について提議した作品を制作し、そのサウンドアート作品とインスタレーションは、世界中の展示会に展示されている。2013年より、Royal College of Artのデザインプロダクツ科にて教鞭を執り、ニューレディオフォニック・ワークショップのメンバーとしても指名される。2014年には、DIY楽器〈OTOTO〉がMoMAのパーマネントコレクションに選定され、2023年には〈THE AMBIENT MACHINE〉がサンフランシスコMoMAのパーマネントコレクションに選定された。
会期:2023年7月15日(土)〜7月23日(日)※会期中無休
開場時間:13:00-19:00
会場:ATAKA
所在地:大阪府大阪市生野区勝山南3-8-27(Google Map)
協力:E&Y
ATAKA Website
https://ataka-jp.com/
展示会スケジュール
「Digging through E&Y|Vol.2 二俣 公一」会期:2023年8月5日(土)〜13日(日)
「Digging through E&Y|Vol.3 マックス・ラム」会期:2023年9月16日(土)〜24日(日)
展示会 詳細
https://www.eandy.com/news/