2021年5月27日初掲
6月1日クラファンURL追加
建築設計事務所 2id Architectsを主宰する建築家・デザイナーの岡田 宰(おかだ つかさ)氏と、国内のIT企業でUI/UXデザイナーとして活動する石原 亮(いしはら あきら)氏が協働し、新たなアウトドアブランド「we know enough<」(読み:ウィーノーイナフ)を設立しました。倫理的な視点を大切にし、自然と社会を共に豊かにするアウトドアブランドです。
ローンチ第1弾のプロダクトとして、サステナブルな焚き火(たきび)台を発表。周りの自然を際立たせるミニマルなデザインをベースにしながら、設置する地面や草花を守る構造となっています。
野外で焚き火を行う場合、一般的な焚き火台では、台の下に焚き火台シートを敷いたとしても、炎から出る火の粉や放射熱によって、生えている草花が焦げるといったダメージを地面に与えてしまいます。
これに対して、「we know enough<」の焚き火台は、火床に加えて、灰受けプレートを設置したダブルレイヤー構造が特徴です。
さらに、それを地面から浮かせ、空気層を設けることで、風の通り道を作り、地面や草花への影響を極力、与えないようにしています。
ブランド名の「we know enough <」とは、「足るを知る」という言葉から名付けられました。「自然を想う時間をつくる」ことをヴィジョンとして掲げています。
自分たちの為だけでなく、自然を想い、本当に必要なものだけをつくる、つくる責任を考える、といったメッセージが込められ、ブランド名の末尾に付いている不等号の「<」は、ブランドの存在を主張するのではなく、アウトドアシーンにおいての主役は自然であるということを表現しています。
岡田 宰プロフィール
建築家、デザイナー。2id Architects 代表。静岡県浜松市出身。ミラノのDomus Academyで修士号取得。WONDER WALL、クライン ダイサム アーキテクツで経験を積み、独立。『空間』のデザインパートナーとして、建築 / インテリアデザインを基軸に、プロジェクトの企画、ブランディングからプロダクトデザインまで、領域を横断して手掛ける。主な受賞に、Dezeen Award、Design for Asiaなど。現在は東京と浜松に拠点を構え、良い建築家・デザイナーの前に、”良き生活者”として豊かな暮らしを模索している。
https://www.2id-arch.com/石原 亮プロフィール
UI/UXデザイナー。愛知県豊橋市出身。Istituto Marangoni Milano IT卒。イタ リアのメゾンブランドで経験を積んだのち、帰国後は国内のアパレル企業でデザイナーとして活動。その後、フリーランスのデザイナーとして独立。現在は国内IT企業でUI/UXデザイ ナーとして活動する傍ら、個人としても活動中。
昨年来からのCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)拡大の影響もあり、密閉されず開放的な環境で過ごせる、キャンプやグランピングへの人々の関心が高まっています、その需要に応える施設やサービスも増えており、一人からグループまで楽しめる焚き火も、ニューノーマル時代を象徴するワードの1つと言えるでしょう。
ブランドのデビューを飾るこの焚き火台は、アウトドア需要が急激に高まり、拡がりをみせる中で、自然の中でひとときを過ごす行為の核心的な部分について、いま一度、思い起こさせてくれるプロダクトとなっています。
ブランドデビューを飾るこのプロダクトの商品化はこれから。Makuakeサイトにクラウドファンディングプロジェクトのページを開設し、2021年6月1日(火)より先行予約を開始します。(en)
「自然を想う サステナブルな焚火台」クラファンプロジェクトページ
https://www.makuake.com/project/weknowenough/
「we know enough<」(読み:ウィーノーイナフ)公式ウェブサイト
http://weknowenough.com/