神奈川県横須賀市にある横須賀美術館にて、建築家の山本理顕氏(1945-)の展覧会が7月19日より開催されます。

横須賀美術館(2007)
本展は、山本氏の50年にわたる設計活動を、およそ60点の模型や図面、スケッチ、ドローイングを通して紹介するものです。
山本理顕は、建築におけるパブリックとプライベートの境界を「閾(しきい)」と呼び、地域社会とのつながりを生む空間として重要視しています。こうした思想を体現した建築は、そこに住む人々だけでなく、周辺のコミュニティー全体を豊かにできるものとして世界的な評価をあつめ、2024年には、建築界で最も栄誉あるプリツカー賞を受賞しました。
代表作のひとつである〈横須賀美術館〉を会場として行われる本展は、山本理顕の設計思想を総合的に紹介する、過去最大規模の展覧会となります。

埼玉県立大学(1999) ©山本理顕設計工場

名古屋造形大学(2020) ©山本理顕設計工場

The Circle at Zurich Airport(2020) ©Flughafen Zürich AG
会期:2025年7月19日(土)~11月3日(月・祝)
開館時間:10:00-18:00
※無料観覧日:11月3日(月・祝)
休館日:8月4日(月)、9月1日(月)、10月6日(月)
観覧料(税込):一般2,000円、大学生・65歳以上1,000円、高校生500円、中学生以下無料
*市内在住または在学の高校生は無料。
*身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳の提示で本人および付添1名まで無料
*「横須賀美術館パスポート」「よこすか満喫きっぷ」の対象外
*谷内六郎館観覧料を含む(ただし、本館1階で開催中の企画展は別途観覧料金が必要)
会場:横須賀美術館 地階展示ギャラリーほか
所在地:神奈川県横須賀市鴨居4丁目1(Google Map)

横須賀美術館 外観
主催:横須賀美術館、一般社団法人地域社会圏研究所
特別協力:山本理顕設計工場
協賛:ベネズエラ・ボリバル共和国、チューリッヒ空港、SUS、公益財団法人大林財団、鹿島建設、清水建設、大成建設、竹中工務店、東京ガスエンジニアリングソリューションズ、オカムラ、戸田建設横浜支店
後援:在日スイス大使館、在日スイス商工会議所、神奈川県、一般社団法人神奈川経済同友会、独立行政法人都市再生機構
問い合わせ先:横須賀市コールセンター(TEL.046-822-4000 / 月〜金曜:8:00-18:00、土日曜・祝休日:8:00-16:00)
横須賀美術館 ウェブサイト
https://www.yokosuka-moa.jp/
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申し込み期間:2025年6月28日(土)〜7月11日(金)※締切
※応募者多数につき、抽選
※結果発表:チケットの発送をもって了(個々の問合せには対応しません)
※発送完了後、都道府県を除く住所情報は削除し、データとして保有しません
※チケットの使用方法で不明な点は主催者に問合せしてください