WHAT MUSEUM 建築倉庫「感覚する構造」展の内容を軸に、構造家のテキストやインタビューも収録した新刊『模型でわかる建築構造のしくみ』 - TECTURE MAG(テクチャーマガジン) | 空間デザイン・建築メディア
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WHAT MUSEUM 建築倉庫「感覚する構造」展の内容を軸に、構造家のテキストやインタビューも収録した新刊『模型でわかる建築構造のしくみ』

新刊『模型でわかる建築構造のしくみ』

WHAT MUSEUM 建築倉庫「感覚する構造」展の内容を軸に、構造家のテキストやインタビューも収録

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東京・天王洲にあるWHAT MUSEUM 建築倉庫にて2024年に開催され、好評を博した展覧会「感覚する構造 – 法隆寺から宇宙まで -」の内容をもとに諸資料を追補した書籍が、誠文堂新光社から刊行されました。

同展でも貴重な模型が展示された〈法隆寺 五重塔〉や〈東大寺 大仏殿〉などの歴史的建築から、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の〈大屋根リング〉や〈エバーフィールド木材加工場〉などの近年の大型木造建築、さらには開発が進む宇宙での利用を見据えた最新の構造物まで、構造設計を切り口に建築を取り上げています。

本書の刊行を記念して、WHAT MUSEUM 建築倉庫では、関連展示を7月15日より開催中。構造家らが登壇するトークイベントも開催されます。

新刊『模型でわかる建築構造のしくみ    歴史的木造建築から月面構造物まで、未来をひらく構造デザインの世界』

『模型でわかる建築構造のしくみ』中面

新刊『模型でわかる建築構造のしくみ    歴史的木造建築から月面構造物まで、未来をひらく構造デザインの世界』

『模型でわかる建築構造のしくみ』中面

新刊『模型でわかる建築構造のしくみ    歴史的木造建築から月面構造物まで、未来をひらく構造デザインの世界』

『模型でわかる建築構造のしくみ』中面

新刊『模型でわかる建築構造のしくみ    歴史的木造建築から月面構造物まで、未来をひらく構造デザインの世界』

『模型でわかる建築構造のしくみ』中面

新刊『模型でわかる建築構造のしくみ    歴史的木造建築から月面構造物まで、未来をひらく構造デザインの世界』

『模型でわかる建築構造のしくみ』中面

新刊『模型でわかる建築構造のしくみ    歴史的木造建築から月面構造物まで、未来をひらく構造デザインの世界』

『模型でわかる建築構造のしくみ』中面

本書では、同展を含む、過去にWHAT MUSEUMで展示された30点以上の建築模型を撮り下ろし、模型のディテールを楽しめる写真とともに、図解やイラストを使って構造の仕組みをわかりやすく解説しています。関連する論考やデータ、構造家のインタビュー、巻末には構造設計者系譜図なども収録。建築に成り立ちに欠かせない構造デザインの世界をより深く理解することができる内容にまとめられています。建築初心者からプロユーザーまでを対象に、木造を中心とした建築構造の仕組みを模型を用いてわかりやすく紹介した1冊です。

新刊『模型でわかる建築構造のしくみ    歴史的木造建築から月面構造物まで、未来をひらく構造デザインの世界』

『模型でわかる建築構造のしくみ』中面 目次

本書の特色

1.展覧会アーカイブとして
「感覚する構造 – 法隆寺から宇宙まで -」(2024年)、「感覚する構造 – 力の流れをデザインする建築構造の世界 -」(2023年~2024年)、「構造展 – 構造家のデザインと思考 -」(2019年)から、展覧会の内容や構造家30名の名言を厳選して収録
2.100枚以上のビジュアル
撮り下ろし写真、図解、イラストを豊富に用いて、建築構造の仕組みを初心者にも分かりやすく解説
3.木造建築MAP
日本各地の名建築を構造の視点から楽しめるマップを収録。旅や建築めぐりのガイドとしても活用できる
4.構造家による寄稿とインタビュー
腰原幹雄、佐々木睦朗、佐藤 淳ら日本を代表する構造家諸氏の書き下ろしテキストやインタビューを収録

 

『模型でわかる建築構造のしくみ
歴史的木造建築から月面構造物まで、未来をひらく構造デザインの世界』書籍概要

著者:WHAT MUSEUM 建築倉庫
言語:日本語
判型:B5変形(W182xH240mm)
総頁数:144ページ
定価(税込):3,740円
刊行日:2025年7月11日
発行元:誠文堂新光社

誠文堂新光社ウェブサイト
https://www.seibundo-shinkosha.net/book/science/92805/


関連イベント

第1回
テーマ:「木造建築の可能性」
開催日時:2025年8月3日(日)
登壇者(敬称略):山田憲明(構造家、山田憲明構造設計事務所主宰)
参加方法:要申込(有料)※定員に達したため、受付終了

第2回
テーマ:「住宅建築の構造と線」
開催日時:2025年8月9日(土)10:15-11:30(開始30分前より開場)
登壇者(敬称略):寺戸巽海(構造家、寺戸工藝代表取締役)
会場:WHAT MUSEUM 建築倉庫
所在地:東京都品川区東品川2丁目6-10 寺田倉庫G号 WHAT MUSEUM(Google Map
定員:40名 ※先着順に受付中、定員に達し次第、受付終了
参加方法:要申込
参加費:1,200円(建築倉庫入場料を含む)
詳細・申し込み受付
https://what.warehouseofart.org/events/architectural_structures_book_event2/

第3回
未定

WHAT MUSEUM 建築倉庫 ウェブサイト
https://archi-depot.com/

建築倉庫「感覚する構造」展(前 / 後期)

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「感覚する構造 – 法隆寺から宇宙まで –」WHAT MUSEUMにて開催

[Report]建築の構造に焦点をあてた企画展の後期展示、100点以上の構造模型が一堂に
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[Report]古代から現代の建築、未来の月面構造物まで、40点以上の構造模型が一堂に

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