デジタルテクノロジーによって建築産業の変革を目指す設計集団・VUILD(代表取締役CEO:秋吉浩気)は、同社が展開する木材のクラウドプレカットサービス「EMARF(エマーフ)」[*]に、ChatGPTを活用し、AIとの会話から3Dモデルを生成することができるツール「EMARF AI(仮称)」の開発に着手したことを発表しました(2023年5月9日プレスリリース)。
同社によれば、この新ツール「EMARF AI(仮称)」を使えば、AIとのチャットから自動生成された3Dモデルが即座に図面化され、そこから”ボタン1つ”でEMARFへの加工依頼が可能とのこと。
つくりたいもののイメージをAIに伝えるだけでデザインモデルができあがるため、CADやイラストレーターなどの専門的な設計・デザイン関連ソフトを使えなくても、さらには設計の専門的スキルがなくても、その人が思い描いた家具や空間をつくることができる、画期的なシステムとなります。デザインの補助ツールとして活用されることもVUILDでは見込んでいます。
#VUILD YouTubeチャンネル:チャットでデザインから制作まで完結する時代へ。「EMARF AI」デモ動画(2023/05/09)
今後は「EMARF AI(仮称)」の正式ローンチを目指し、さらなるデータ解析やシステム構築を進めていく計画とのこと。
本件の問合せはVUILD株式会社 EMARF事業部にて受け付ける。
*.「EMARF」とは、木製ものづくりのデザインからパーツに加工するまでの工程をオンラインで完結できクラウドサービス。現時点では、イラストレーターやCADデータを「EMARF」ウェブサイト上で入稿すれば、加工された状態で木製のパーツを手軽に調達することができる。2020年5月のサービスローンチ以降、家具やプロダクトの製作のほか、アート作品、建築内装、仮設建築など幅広いシーンで利用されている
「EMARF scan」Webサイト
https://scan.emarf.co
EMARF公式Twitter
https://twitter.com/emarfco