2022年9月26日初掲載、2023年11月30日竣工にあたり、施設名称など一部を更新
渋谷駅南西部で進行中の大規模なまちづくりプロジェクト「渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業」が上棟を迎えた。古谷誠章+NASCA+日建設計がデザインアーキテクトを務める大型プロジェクトで、A・B・Cの3つの街区に、オフィス、商業店舗、サービスアパートメント、住宅などが入る。竣工は2023年11月の予定。
渋谷駅桜丘口地区市街地再開発組合が推進する「渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業」が、9月23日(金・祝)に上棟を迎えました。
本事業は、日本を代表するターミナルである渋谷駅に隣接し、100年に一度とも言われる渋谷駅周辺の再開発において、渋谷駅中心地区の都市基盤整備を完成させるための重要なプロジェクトです。
参加組合員として参画している東急不動産が、同月26日のプレスリリースにて、工事の進捗と、計画の概要などを改めて発表しました。
1.駅周辺、駅・周辺市街地をつなぐ道路・歩行者ネットワークの整備
都市計画道路(補助線街路第18号線)の整備や、駅や周辺地区を結ぶ歩行者ネットワークの形成を通して、渋谷駅前にふさわしい交通結節機能の整備を図り、渋谷駅南西部一体のまちの活性化につなげる
2.国際競争力の強化に資する都市機能の導入
ハイグレードオフィスや商業施設、住宅に加え、国際競争力の強化に資するグローバル対応のサービスアパートメント、国際医療施設、子育て支援施設など、多様な機能の整備により、多様な世代が住み、訪れる、活力のあるまちを目指す
事業名称:渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業
施行者:渋谷駅桜丘口地区市街地再開発組合
所在地:東京都渋谷区桜丘町123番ほか(地番)
施行面積:約2.6ha
A〜C街区共通:
デザインアーキテクト:古谷誠章+NASCA +日建設計
施工:鹿島・戸田建設共同企業体(担当街区は以下の通り)
■A街区(SHIBUYAサイド)
建物規模:地上39階(SHIBUYAタワー)高さ約179m / 地上17階(セントラル)/ 地下4階
延床面積:約184,700m²
用途:事務所、店舗、駐車場など
基本設計:日建設計
実施設計:日建設計
変更実施設計:鹿島建設一級建築士事務所
■B街区(SAKURAサイド)
建物規模:地上30階+地下1階(SAKURAタワー)高さ約127m
延床面積:約69,100m²
用途:住宅、事務所、店舗、サービスアパートメント、駐車場など
基本設計:日建設計、ナスカ一級建築士事務所(先端棟)、日建ハウジングシステム(住宅部分)
実施設計:日建設計、ナスカ一級建築士事務所(先端棟 SAKURAテラス)、日建ハウジングシステム(住宅部分)
変更実施設計:戸田建設一級建築士事務所
■C街区(日本基督教団 中渋谷教会)
建物規模:地上4階、高さ約16m
延床面積:約820m²
用途:教会など
基本設計:日建設計、大岡山建築設計研究所
実施設計:日建設計、大岡山建築設計研究所
変更実施設計:戸田建設一級建築士事務所
スケジュール
2008年8月 市街地再開発準備組合設立
2014年6月 都市計画決定告示
2015年9月 市街地再開発組合設立(東急不動産ほか)
2019年5月 着工
2023年11月 竣工(予定)
※本ニュースは、東急不動産が2022年9月26日に発表したプレスリリースに基づく(今後、計画が変更される場合あり)
東急不動産 プレスリリース
https://www.tokyu-land.co.jp/news/2022/001464.html