美術作家で写真家の黒川未来夫(くろかわ みきお)氏とともに、都内のメタボリズム建築を自転車で巡るライドイベント「BROMPTON CULTURE RIDE」が、4月14日に開催されます。
主催は、英国発、ロンドン生まれの折りたたみ自転車〈BROMPTON(ブロンプトン)〉を日本国内で輸入・販売するBROMPTON JAPAN。
本イベントは、建築家の黒川紀章氏(1934-2007)を父にもち、自身はMIRAI KUROKAWA DESIGN STUDIOの代表取締役を務める黒川未来夫氏と共に、自転車に乗って、東京23区中心部に点在するメタボリズム建築を巡るというものです。
未来夫氏はサイクリングを長年の趣味としており、本イベントの主眼である1960-70年代に建てられた建築群だけでなく、起伏がある東京の地形や、都市としての構造なども、日常生活の移動の主たる徒歩や電車、車移動とは異なる自転車という体感スピードと視座で楽しむことができるでしょう。
サイクリングの終着点である南青山にあるカフェでは、未来夫氏によるメタボリズム建築と自転車に関連したプレゼンテーションも予定しています。
参加は要申し込み。BROMPTON JAPANの公式インスタグラムにて4月5日(金)23:59まで受け付けています。
スペシャルゲスト:黒川未来夫(くろかわ みきお)氏 プロフィール
東京藝術大学 美術学部 卒業。美術作家、写真家を経て、2008年から2016年まで黒川紀章建築都市設計事務所代表取締役。2017年よりMIRAI KUROKAWA DESIGN STUDIO 代表取締役。東亜大学大学院客員教授。
サイクリングを長年趣味として造詣が深い。MIRAI KUROKAWA DESIGN STUDIO Website
https://miraikurokawa.jp/
開催日時:2024年4月14日(日)12:00-18:00(集合時間 12:00)
集合場所:九段下(詳細は参加決定者に後日通知)
参加人数:20人 ※抽選にて決定
参加方法:BROMPTON JAPAN公式インスタグラムのプロフィールリンクから要申し込み
申込締切:4月5日(金)23:59
結果発表:4月8日(月)
※抽選結果はメールにて当選者にのみ4月8日(月)に通知予定(落選者には通知なし)
参加費:無料
走行距離(予定):約20km
想定所要時間:乗車3時間+カフェ滞在2時間
立ち寄り地点(予定):昭和館(設計:菊竹清訓)、中銀カプセルタワービル跡地(ビルは2022年に解体され現存せず)、SHUTL SHOCHIKU、静岡新聞・静岡放送東京支社ビル(設計:丹下健三)、国立新美術館(設計:黒川紀章)、ヒルサイドテラス(設計:槇文彦)ほか
※自転車とヘルメットは参加者が用意すること(車種はブロンプトンに限定せず。主催者からは貸出なし)
タイムスケジュール
12:00 集合(九段下)
13:00 ライドスタート
16:00 ライドフィニッシュ、カフェにてプレゼンテーション(南青山 Life Creation Space OVE)
18:00 終了(南青山)
主催・問合せ:BROMPTON JAPAN
協力:SHUTL SHOCHIKU、LIFE CREATION SPACE OVE
BROMPTON JAPAN 公式Instagram
https://www.instagram.com/brompton_jp/
BROMPTON(ブロンプトン)概要
1975年に最初の1台を製造してから47年間、世界中で愛され続けている英国ブランド。創設者のAndrew Richie(アンドリュー・リッチー)が発明した独自の折りたたみ構造を、今日までほぼ変わらずに採用。ホイールよりも少し大きいロック式に容易かつ20秒以内に折りたためるよう巧みに設計されており、片手で持ち運べる軽量も特徴。ロンドンの自社工場にて職人の手により一台一台、丁寧に製造されている。
BROMPTON公式ウェブサイト
https://jp.brompton.com/