戦後の日本を代表する建築家の1人、菊竹清訓(1928-2011)が設計した旧館林市庁舎(現在の館林市民センター/中部公民館、群⾺県館林市仲町14-1)にて、「菊竹建築とまちづくり」をテーマに講演会が開催され、菊竹清訓建築設計事務所出身の建築家・伊東豊雄氏が講師を務めます。
本イベントは、館林市の市制施行70周年記念事業の一環として開催されるもので、入場は無料(要事前申し込み)。なお、伊東氏の後援のあと、地元高校生が考えた「まちづくりアイデア」の発表も行われます(館林市官民連携まちなか再生推進事業に基づく発表)。
記念事業および本イベントの詳細・申し込み方法は、館林市の案内ページを参照。
1963年に竣工した〈旧館林市庁舎〉は、1959年から1970年代前半にかけて、菊竹と⿊川紀章(1934-2007)らが中心となっておこった建築ムーブメント「メタボリズム」を代表する、現存する貴重な建造物の1つです。
2023年6月には、モダン・ムーブメントにかかわる建物と環境形成の記録調査および保存のための国際組織・ドコモモ(DOCOMOMO=Documentation and Conservation of buildings,sites and neighbourhoods of the Modern Movement)の日本支部(DOCOMOMO Japan)により、2022年度のドコモモ選定建築物「日本におけるモダン・ムーブメントの建築」に選出されています(ドコモモ・ジャパンによる選定理由)。
テーマ:菊竹建築とまちづくり
登壇者:伊東豊雄(建築家)
日時:2025年1⽉25⽇(土)14:00-15:00(伊東氏講演予定時間)/ 13:30開場
会場:旧館林市庁舎 5階講堂
所在地:群⾺県館林市仲町14-1(Google Map)
定員:80名
参加方法:要申し込み ※定員に達し次第、受付終了
主催:TBRI(東毛建築リサーチ研究所)、館林市
協力:文化庁 国立近現代建築資料館
協賛:一般社団法人群馬建築士会館林支部
館林市発表
https://www.city.tatebayashi.gunma.jp/s109/jigyousya/060/080/010/20230113100432.html
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