会場レポート「建築家・内藤廣 赤鬼と青鬼の場外乱闘 in 渋谷」展 渋谷ストリーム ホールにて8/27まで開催
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会場レポート「建築家・内藤廣 赤鬼と青鬼の場外乱闘 in 渋谷」展 渋谷ストリーム ホールにて8/27まで開催

「建築家・内藤廣 赤鬼と青鬼の場外乱闘 in 渋谷」展 渋谷ストリーム ホールにて8/27まで

[Report] 赤鬼と青鬼の対話から浮かび上がる建築家の戦いと協働の日々

東京・渋谷の渋谷ストリーム ホールにて、建築家の内藤 廣氏(1950-)の展覧会「建築家・内藤廣展 赤鬼と青鬼の場外乱闘 in 渋谷」が、7月25日より開催されています。

『TECTURE MAG』では開催前日に行われたプレス内覧会を取材、内藤氏にもインタビューしました。そのほか、内藤氏による冒頭挨拶でのコメントに、内藤廣建築設計事務所提供の会場写真を交え、展覧会をレポートします(特記なき画像はすべてTEAM TECTURE MAG 撮影)。

「建築家・内藤廣 赤鬼と青鬼の場外乱闘 in 渋谷」展

会場写真(4階) © 株式会社内藤廣建築設計事務所
本展は4・5・6階の3フロアに分かれている

INDEX

・過去最大級の益田での個展を再構築
・建築家の頭の中を覗き、読み込む展覧会
・会場写真

4階フロア〜内藤氏の卒業制作に始まり、主な代表作など
5階フロア〜アンビルトや進行中のプロジェクトなど
6階フロア〜益田と渋谷を比較する圧巻の巨大模型
再開発終了後の渋谷のまちの全体模型は必見
・内藤氏単独インタビュー「大事なのは、人の”顔”が見えているかどうか」
・内藤廣氏プロフィール
・本展開催概要
・関連書籍
・関連イベント


過去最大級の益田での個展を再構築

本展開催のきっかけは、2023年に島根県益田市にある島根県芸術文化センター「グラントワ」内・島根県立石見美術館で開催された「建築家・内藤廣/BuiltとUnbuilt 赤鬼と青鬼の果てしなき戦い」を、東京から足を運んで観覧した、内藤氏が長年にわたり深く関わっている、渋谷駅を中心とした大規模再開発の関係者でもある商店会メンバーに「ぜひ、このような展覧会を渋谷のまちでもやってほしい」と乞われたことから。2023年当初は巡回展の予定がなかったこともあり、本展は「場外乱闘」と位置付けられています。

島根・益田での展覧会は、これまでに竣工したもの(Built)、実現しなかったUnbuiltのプロジェクト、さらには進行中のOngoingの大きく3つに分かれ、合計82のプロジェクトを模型や写真などで紹介したもので、建築家・内藤 廣の仕事を総覧する過去最大規模の個展として開催されました。今回の渋谷ストリーム ホールでの今回の展示では、限られた面積と設備にあわせ、紹介するプロジェクト数を45に厳選、本展のために制作された、縮尺1/200のサイズで渋谷と益田のまちをそれぞれ俯瞰できる巨大な広域模型などを加え、3フロアでの展開となります。

建築家の頭の中を覗き、読み込む展覧会

「益田・グラントワの会場は、地元の皆さんをはじめさまざまな人々が訪れる複合施設ですので、単に模型と図面と作品のコンセプト文を並べても、おもしろくない、誰も見に来てくれないだろうと思いました。何らかのアイデアが必要と考え、以前、僕が描いた鬼のイラストを使って、僕の分身として、建築家が常に抱えている葛藤、相反する感情と理念と代弁させることを試みました。半ば喧嘩しているような両者の掛け合いを、僕の建築作品を説明するテキストとして添えたところ、これがうまくいきまして、益田ではわかりやすいと評判をとりました。
益田の会場は規模が大きかったので、アンビルトを含めて82作品を展示することができました。展示に添えた82本のテキストは、3日ほどで一気呵成に書き上げたものです。いわば書き飛ばしたような文章でしたが、かえってそれが読みやすかったようです。展示を見るというよりは”読む”展覧会となり、82作品すべて読み込もうとする来場者で会場内が渋滞するという、嬉しい事態となりました。」(プレスカンファレンスでの内藤氏コメントを編集部にて要約、以下の段落に続く)

「建築家・内藤廣 赤鬼と青鬼の場外乱闘 in 渋谷」展レポート

「今回、新たに加えた文章もありますが、益田と同じ解説手法をとっています。このテキストには、赤と青の鬼だけでなく、建築家・構造家の諸先輩がたや、現場でお世話になった人々も登場します。これは直接、彼らに言われたことであり、何年経っても忘れられません。とくに恩師の吉阪隆正先生の言葉はしょっちゅう脳裏に蘇ります。
世に言う建築家という人間の頭の中は、こんなふうに日々、葛藤との戦いが繰り広げられているのです。一般的に、建築とは、ひとりの建築家がデザインしてできあがると思われているかもしれませんが、そうではない。クライアントをはじめ、窓口となった担当者、現場監督、職人さん、大勢の人たちの協力のもと、たち上がっているのだということが、このテキストを読むと、伝わるのではないかと思います。
亡き小嶋一浩くんがデザインアーキテクトとして関わったこの渋谷ストリームは、さまざまな人々が行き交う場所です。ぜひ、多くの人々に足を運んでもらえらたらと願っています。」(以上、内藤氏コメントを編集部にて要約)。

会場写真

4階フロア〜内藤氏の卒業制作に始まり、主な代表作など

「建築家・内藤廣 赤鬼と青鬼の場外乱闘 in 渋谷」展

4階展示 内藤氏の学生時代の美術館建築課題と卒業設計 © 株式会社内藤廣建築設計事務所

「建築家・内藤廣 赤鬼と青鬼の場外乱闘 in 渋谷」展

4階展示 〈海の博物館〉ほか模型と図面、一部でインタビュー映像の展示あり © 株式会社内藤廣建築設計事務所

「建築家・内藤廣 赤鬼と青鬼の場外乱闘 in 渋谷」展レポート

4階展示〈ギャラリーTOM〉模型

「建築家・内藤廣 赤鬼と青鬼の場外乱闘 in 渋谷」展

4階展示〈牧野富太郎記念館〉模型ほか © 株式会社内藤廣建築設計事務所
赤鬼と青鬼によるテキストには、NHK朝の連続ドラマ小説のモデルとなった牧野富太郎氏もおそらく2つの鬼を頭の中に棲まわせていたに違いないと書かれている

5階フロア〜アンビルトと進行中のプロジェクトなど

5階では、実現しなかったアンビルト(Unbuilt)の計画案の展示がフロアの約1/3を占めています。赤鬼・青鬼の掛け合いテキストを読むと、幻に終わった内藤案を見てみたかったという気持ちが湧きおこってきます。

「建築家・内藤廣 赤鬼と青鬼の場外乱闘 in 渋谷」展

会場風景(5階) © 株式会社内藤廣建築設計事務所

「建築家・内藤廣 赤鬼と青鬼の場外乱闘 in 渋谷」展

クライン ダイサム アーキテクツの設計で知られる〈代官山T-SITE〉のコンペ案「CCC代官山」

「建築家・内藤廣 赤鬼と青鬼の場外乱闘 in 渋谷」展レポート

ピアニストのマルタ・アルゲリッチ(1941-)の名を冠した音楽祭のための施設計画案「マルゲリッチハウス」模型

「建築家・内藤廣 赤鬼と青鬼の場外乱闘 in 渋谷」展レポート

マルゲリッチハウス 計画案 図面

「建築家・内藤廣 赤鬼と青鬼の場外乱闘 in 渋谷」展

5階展示〈紀尾井清堂〉模型ほか
紀尾井清堂では現在、「建築家・内藤廣 なんでも手帳と思考のスケッチ in 紀尾井清堂」展を開催中(9月30日まで / 会場レポートはこちら

「建築家・内藤廣 赤鬼と青鬼の場外乱闘 in 渋谷」展

〈とらや赤坂〉は当初の計画では容積率いっぱいで高層を建て、内藤氏はファサードのデザインだけ手がける予定だったところ、現在の建物となったという経緯を、解説テキストから知ることができる

「建築家・内藤廣 赤鬼と青鬼の場外乱闘 in 渋谷」展

2023年4月から内藤氏が学長を務める多摩美術大学 上野毛キャンパスでは、本館と講堂の建て替え事業が進行中(2024年4月に執り行われた地鎮祭の様子と完成予想図はこちら / 多摩美術大学ニュース)

「建築家・内藤廣 赤鬼と青鬼の場外乱闘 in 渋谷」展

〈多摩美術大学 新棟・講堂〉図面ほか © 株式会社内藤廣建築設計事務所

「建築家・内藤廣 赤鬼と青鬼の場外乱闘 in 渋谷」展

5階 会場写真(この奥に6階へと続くエスカレーターがある) © 株式会社内藤廣建築設計事務所

「建築家・内藤廣 赤鬼と青鬼の場外乱闘 in 渋谷」展

〈黒栁徹子ミュージアム〉模型 © 株式会社内藤廣建築設計事務所
内藤氏は長野にある〈安曇野ちひろ美術館)と東京・石神井にある〈いわさきちひろ美術館・東京〉の設計を手掛けている

6階フロア〜益田と渋谷を比較する圧巻の巨大模型

6階の展示空間には、本展のために制作された巨大な広域模型が鎮座し、関連する建築物および計画案の模型などをあわせて見ることができます。

「建築家・内藤廣 赤鬼と青鬼の場外乱闘 in 渋谷」展

会場写真(6階) © 株式会社内藤廣建築設計事務所
展示空間を仕切るスクリーンを挟んで、左側:益田市の模型 / 右側:渋谷の模型 / 壁面には益田と渋谷の映像作品

再開発終了後の渋谷のまちの全体模型は必見

「僕が設計した〈島根県芸術文化センター グラントワ〉が開館したのは20年前の2005年。そしてこの渋谷というまちの大規模な再開発事業に関わってからも20年ほどが経過しました。益田というところは、昭和40年代に当時の美濃郡匹見町(現・益田市)の町長が国会で初めて過疎という言葉を使った、現在も人口密度が低いまちです。対して、海外にも知られたスクランブル交差点を目指して人々が大勢やってくるのが渋谷です。対照的なこの2つのまちを、同じ約700メートル四方の範囲で切り取った広域模型で比較してみようと考え、今回の展示に加えています。

渋谷では現在、駅を中心に再開発が複数進行中です。それらの完成形が見られる全体の模型の公開は、おそらく今回が初めてではないでしょうか。事情により正確に表現できなかった部分もありますが、およそ10年後の渋谷はおよそこのような姿になる。それをみなさんに知っていただける貴重な機会になると思います。」(プレスカンファレンスでの内藤氏コメントより)

「建築家・内藤廣 赤鬼と青鬼の場外乱闘 in 渋谷」展

6階展示〈島根県芸術文化センター / グラントワ〉を中心とした益田市の縮尺1/200での広域模型 © 株式会社内藤廣建築設計事務所

「建築家・内藤廣 赤鬼と青鬼の場外乱闘 in 渋谷」展

石見美術館といわみ芸術劇場を内包する複合施設〈島根県芸術文化センター / グラントワ〉模型。地元の石州瓦を屋根と壁材に用いた外観は、地元住民から「昔からずっとあるような気がする」と称され、内藤氏を感動させたという

「建築家・内藤廣 赤鬼と青鬼の場外乱闘 in 渋谷」展

手前:〈島根県芸術文化センター / グラントワ〉大ホールの縮尺1/20模型

「建築家・内藤廣 赤鬼と青鬼の場外乱闘 in 渋谷」展

手前:〈東京メトロ銀座線渋谷駅〉縮尺1/20模型 / 左奥:〈渋谷駅街区東口2階デッキ〉 縮尺1/20模型 © 株式会社内藤廣建築設計事務所

「建築家・内藤廣 赤鬼と青鬼の場外乱闘 in 渋谷」展

〈東京メトロ銀座線渋谷駅〉縮尺1/20模型 © 株式会社内藤廣建築設計事務所

「建築家・内藤廣 赤鬼と青鬼の場外乱闘 in 渋谷」展

奥:渋谷駅周辺のスタディ模型 / 手前:開発初期の渋谷駅周辺の全体模型 © 株式会社内藤廣建築設計事務所

「建築家・内藤廣 赤鬼と青鬼の場外乱闘 in 渋谷」展

渋谷駅 西口スカイウェイなど駅周辺再開発に関する模型群(スタディ模型)

「建築家・内藤廣 赤鬼と青鬼の場外乱闘 in 渋谷」展

手前:渋谷都市模型(縮尺1/200) © 株式会社内藤廣建築設計事務所

「建築家・内藤廣 赤鬼と青鬼の場外乱闘 in 渋谷」展

渋谷都市模型 © 株式会社内藤廣建築設計事務所

内藤氏単独インタビュー「大事なのは、人の”顔”が見えているかどうか」

『TECTURE MAG』では、プレス内覧会にて内藤氏にインタビューを行いました。
2025年は建築家の名を冠した展覧会が各地で立て続けに開催されており、本展もその1つ。益田と渋谷での展覧会で心がけたこと、土木(インフラなどの都市基盤)領域と建築家、現代の都市・まちづくりに関わる建築家としての立ち位置など、話を聞きました。

「建築家・内藤廣 赤鬼と青鬼の場外乱闘 in 渋谷」展レポート

『TECTURE MAG』のインタビューに応じる内藤氏

——益田での展示に際して82本のテキストを3日で書き上げたと知り、驚きました。いま、紀尾井清堂での展覧会「建築家・内藤廣 なんでも手帳と思考のスケッチin紀尾井清堂」でご自身の手帳を開示されていますが、これらに書き留められていたでしょうか。

内藤 廣:いいえ、すべて記憶によるものです。展示テキスト以外にも、いろいろな方からサディスションをいただいて、今日に至っています。あの人だったら、この場面ではどう考えるかな、どう言われるかなみたいなことは、しょっちゅう頭の中で繰り返されています。

——当時のエピソードなども添えられたテキストは、専門誌などによく掲載される建築家のコンセプト文に比べて格段にわかりやすく、とてもおもしろかったです。展示手法として、さまざまな人々が見ることを考慮して「わかりやすさ」を優先する場合と、会場空間を作品のひとつと捉えた作家性、表現を重視する場合と、大きくこの2つが両極にあるかと思います。本展において、内藤さんはどのようなバランスで本展を構成したのでしょうか。

内藤 廣:その2極でいえば、僕は作家性には重きを置いていません。建築は綺麗事だけでは建たなくて、いろいろな矛盾と対面しながら、さまざまな人々の協力を得て、総力戦でできあがるものなのです。オレ1人がこれをやったんだという印象を与えるような見せ方は、あまりよろしくないだろうと個人的には感じています。あまり作家的な立ち位置をとると、人々が離れていってしまうのではないかと。ただ、その一方で、建築のクリエーションというものを考えたときに、アートやデザインとは違った、独特の、アイデンティティの立て方が建築家として必要とは思うので、どっちもどっち、両方が必要かな。今回はどちらでもない見せ方にしたつもりです。

再開発が進む渋谷駅周辺の様子

渋谷駅周辺の様子

——本展では、4階から5階へとエスカレーターで移動する際などに、渋谷駅再開発の現場や工事クレーンなどが視界に入ってきます。渋谷をはじめとする街や建築が、経済の論理ででき上がっていく状況に対して、これまで内藤さんは建築家として楔を打つような発言が何度かありました。改めて、建築をとりまく昨今の現状をどのようにみていますか。そしてまちづくりに関わる人にどのようなことを伝えたいですか。

内藤 廣:基本はマネーゲームなんですよね。あるいは社会的なゲームというのかもしれない。大事なのは、そこで、人間のことを忘れないでほしいということ。そこに暮らしている人とか、街を歩いている人とか。その人たちのことを少しでも気にかけながら、プロジェクトに取り組んでほしい。これが、僕の基本的な願いです。建築家というのは、どちらかというと人間に近い仕事だと思うので、僕はその立場から意見を言ったりしています。

「建築家・内藤廣 赤鬼と青鬼の場外乱闘 in 渋谷」展

「建築家・内藤廣 赤鬼と青鬼の場外乱闘 in 渋谷」展 6階 展示より

——内藤さんは、早稲田大学で建築を学び、吉阪隆正先生に師事され、菊竹清訓事務所勤務を経て、長年にわたり建築家として活動してこられました。そんななか、2001年に、東京大学(東大)の土木工学(現在の社会基盤学専攻)を率いてこられた篠原 修先生に招かれ、2011年まで教鞭を執られました。紀尾井清堂での展覧会で開示されているその当時の手帳には、景観研究室という異分野への招聘に大変驚き、迷ったと記されています。建築家がいわゆる土木の領域に関わることの意義というか、教育者としての10年間を振り返って、いかがでしたでしょうか。

内藤 廣:僕が呼ばれた頃、東大の土木はちょっとしたピンチだったんです。志望する学生が減っていた。橋梁や道路は社会インフラとして極めて重要なもので、戦争のあとしばらくは、どうしてもここに橋が欲しい、道路が欲しいという要望があちらこちらにあったし、そういう人々の気持ちに作り手の努力といった思いが寄り添っていたと思われます。それが、20年、30年と経つうちに、おそらく両者のあいだに距離ができてしまった。人の顔が見えなくなっちゃった。それと、どうしても土木は”縁の下の力持ち的”なイメージが強く、若い学生たちにしてみれば、なにかとスポットライトがあたる華やかな建築の領域に行きたくなる。そんなときに、篠原先生から声がかかった。
先ほども話したように、建築家やデザイナーの仕事で大事なのは、人同士のコミュニケーションですから、東大在任中はそのあたりを意識していろいろな改革を行いました。土木の領域で失なわれたコミュニケーションをどのように再構築すべきか、その意識は、少なからず移植できたのではないかと自負しています。

[了]


Photo: TEAM TECTURE MAG (Jun Kato & Naoko Endo) ※内藤廣建築設計事務所提供画像を除く
Text: Naoko Endo

インタビューに応じる内藤廣氏

内藤 廣氏 プロフィール

1950年生まれ。1976年早稲田大学大学院修士課程修了後、フェルナンド・イゲーラス建築設計事務所(スペイン・マドリッド)、菊竹清訓建築設計事務所を経て、1981年に内藤廣建築設計事務所を設立。
2001〜2011年東京大学大学院工学系研究科社会基盤学(旧土木工学科)専攻にて教授、同大学にて副学長を歴任。2011年より同大学名誉教授。2023年4月に多摩美術大学学長に就任。
主な建築作品に、海の博物館、牧野富太郎記念館、倫理研究所富士高原研修所、島根県芸術文化センター、九州大学椎木講堂、静岡県草薙総合運動場体育館、富山県美術館、とらや 赤坂店、高田松原津波復興祈念公園 国営 追悼・祈念施設、東京メトロ銀座線渋谷駅、京都鳩居堂、紀尾井清堂などがある。

内藤廣建築設計事務所 ウェブサイト
http://www.naitoaa.co.jp/

 

「建築家・内藤廣 赤鬼と青鬼の場外乱闘 in 渋谷」展

「建築家・内藤廣 赤鬼と青鬼の場外乱闘 in 渋谷」開催概要

会期:2025年7月25日(金)~8月27日(水)
開場時間:11:00-20:00
会場:渋谷ストリーム ホール
所在地:東京都渋谷区渋谷3-21-3(Google Map
入場料:一般 1,500円、大学生以下 1,000円(受付にて学生証の提示要)、未就学児無料

主催:「建築家・内藤廣展 in 渋谷」実行委員会
実行委員長:小林幹育(渋谷・東地区まちづくり協議会代表幹事・渋谷宮益町会相談役)
副委員長:大西賢治(渋谷道玄坂周辺地区まちづくり協議会代表幹事・渋谷道玄坂商店街振興組合理事長)
企画制作:内藤廣建築設計事務所
事業推進:東急
後援:渋谷区、J‒WAVE
協賛(五十音順):伊藤園、オリックス不動産、鹿島建設、東急エージェンシー、東急建設、東急設計コンサルタント、東急電鉄、東急不動産、東京建物、東京地下鉄、日建設計、日本設計、パシフィックコンサルタンツ、東日本旅客鉄道、ヒューリック、三井不動産、三菱地所、三菱地所設計

展覧会特設サイト
http://naito-shibuya2025.shibuyabunka.com/


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新刊『建築家・内藤廣 赤鬼と青鬼の場外乱闘』

内藤廣著『建築家・内藤廣 赤鬼と青鬼の場外乱闘』

内藤廣著『建築家・内藤廣 赤鬼と青鬼の場外乱闘』表紙(帯付き)

著者:内藤 廣
判型:四六版(並製)
頁数:288ページ
定価(税込):2,420円
ISBN:978-4-7661-4052-1
版元:グラフィック社
発売日:2025年7月

書籍詳細
https://www.graphicsha.co.jp/detail.html?p=60804


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講師:内藤 廣
日時:2025年8月18日(月)19:00-21:00
会場:日経ホール
所在地:東京都千代田区大手町1丁目3-7 日経ビル3階・4階(Google Map
会場定員:570名
入場方法:要申込(自由席、当日先着順に受付)
料金(税込):1.参加チケットのみ 2200円 / 書籍『建築家・内藤廣 赤鬼と青鬼の場外乱闘』付き参加チケット1 4070円 / 書籍『建築家・内藤廣 BuiltとUnbuilt 赤鬼と青鬼の果てしなき戦い』付き参加チケット2 5,940円
主催:グラフィック社(『建築家・内藤廣 赤鬼と青鬼の場外乱闘』制作チーム)
問い合わせ先:グラフィック社 編集部

内藤廣氏講演会バナー

詳細・チケット取り扱いページ
https://naito-event.peatix.com/view


内藤廣氏特別講演会
講師:内藤 廣
日時:2025年7月28日(月)18:00-19:30 ※終了しています
会場:渋谷スクランブルスクエア(東棟)15階 SHIBUYA QWS内 スクランブルホール
観覧料:無料
入場方法:当日先着順に受付、申込不要
※後日、アーカイブ配信を予定
主催:「建築家・内藤廣展 in 渋谷」実行委員会

「建築家・内藤廣 赤鬼と青鬼の場外乱闘 in 渋谷」展 開催概要

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