インテリアデザイナーの五十嵐久枝氏(IGARASHI DESIGN STUDIO)と、1910年創業の秋田木工がコラボレーションした曲げ木チェア「MAGEKKO」に、新色のブラック「墨」が加わりました(プレスリリース)。
5色展開して販売中の同プロダクトが、2020年度グッドデザイン賞を受賞したことを記念した新色追加となります。
〈MAGEKKO〉は、五十嵐氏がデザインを手がけ、秋田の曲げ木職人の技術を生かした家具シリーズ「AGITA」の第1弾プロダクトとして2019年秋に発売を開始。日本の伝統の技術と国内産の自然材を活かした家具を通じて、日本のものづくりの魅力を知ってほしいという想いを込めて、五十嵐氏自ら、日本書記に記されていた秋田の地名「齶田(あぎた)」から名付けました。
〈MAGEKKO(まげっこ)〉もまた、秋田の方言をもとに名付けられ、曲げ木の技を存分に味わえる、シリーズを象徴する椅子です。一筆書きのような軽やかな曲線が、曲げ木の魅力を際立たせています。
「暮らしの中で、快適に使える家具でありたい」という想いを実現するために、秋田木工では、デザインやパーツで微妙に曲げの角度を変え、木の太さや滑らかさ、色などにこだわり、すべて熟練した職人の手で1つひとつつくられています。木取り、曲げ木、切削、研磨などの工程を熟練した職人の手により、片手で持てるほど軽量にもかかわらず、堅牢で丈夫、かつ美しいフォルムとなっています。(en)
「MAGEKKO 墨」
サイズ:W580×D520×H820(SH440)ミリ
価格:77,273円(税抜)、85,000円(税込)
AGITAシリーズ 公式ウェブサイト
https://www.idc-otsuka.jp/idc_recommend/agita/