2023年10月5日初掲、10月7日店内写真10点追加
東京・丸の内の新丸の内ビルディングに、アクタス(ACTUS)の新店舗〈アクタス・丸の内店〉が10月6日にオープンしました。
ストアコンセプトは “ACTUS THE STORE”。日本に欧州のモダンインテリアを届けるために1969年に東京・青山にオープンした1号店の志にいまいちど回帰し、次世代の価値観を掘り起こし、新しい生活文化を発信し続ける、もっともアクタスらしいスタイリッシュで挑戦的な店舗となる計画です。
店舗の設計を、中村圭佑氏が率いるダイケイミルズ(DAIKEI MILLS)が担当。商業施設の中の店舗でありながら、路面店の雰囲気を漂わせた、既存のアクタスの店舗とは一線を画す空間デザインの店舗となります。
アクタスでは、今回の丸の内店のオープンにあわせ、日本初登場のファニチャーブランドや、限定品、新商品を先行して発売します。
1861年設立、スウェーデン最古の家具メーカー・ゲムラ(gemla)のプロダクトが登場。19世紀にボヘミアの職人たちがトーネットの製作で培った技術を持ち込んだことが始まりとされ、スウェーデンでこの技術を取得しているのはgemlaだけともいわれる、曲木の技術(スチームベンディング)でつくられた家具で知られています。
洗練されたデザインの美しさと、長い歴史の中で培われてきたクラフトマンシップを感じとれる家具が特徴です。
スカンジナビアンデザインの美学をルーツにしながら、革新的なデザインを発表するスウェーデンのブランド・フォギア(FOGIA)からは、新作のシェーズロング〈LYLA〉がお目見え。“ただ横になりたいときに”をコンセプトに、広い座面とボリューム感のあるクッションにより、高い快適性をもったイージーチェアです。
スウェーデンの建築家、ニルス・ストリニングが1949年にデザインしてから70年以上、壁付けシェルフの定番として北欧のみならず全世界で愛用されている〈Stringシェルフ〉。アクタスからの要望で、自立式フリースタンドシェルフが発売されます。部屋の壁に施工することなく軽快なシェルフ収納が可能になりました。なお、このモデルは、アクタス・丸の内店のオープンにあわせて正式に発売されるもので、2024年まではアクタスでの独占販売となります。
名作シェルフ・String®(ストリング)にフリースタンドタイプが登場、アクタス限定モデルとして2024年末まで独占販売
20世紀のオランダを代表する建築家の1人、ヘリット・リートフェルト(1888-1964)が1925年にデザインしたデスクランプが、バウハウスのデザイン思想を現代に伝えるドイツブランド・TECTA社によって、光源をLEDに変えて2019年に復刻。このほど日本の規格にあわせたプロダクトが、〈アクタス・丸の内店〉にて先行・10台限定で販売されます。
インテリアの視点から植物との共生を提案する、アクタスのオリジナルインドアグリーンブランド・NODERIUM(ノードリウム)に、デザイナーの柴田文江氏(DESIGN STUDIO S)との協業で生まれたオリジナルプランターカバーが登場。「今までの鉢では何かが違う」と感じている方に向け、インテリアとしての植物のあるべき姿について、アクタスと柴田氏とが議論を重ね、2年がかりでつくり上げた鉢カバーです。
インドアグリーンをペットのように愛でたくなるような形状のユニークさとインテリア性を高めるために仕上げにもこだわった「蓋付き」「脚付き」の2種類を展開。どちらも有機的でオブジェのような仕上がりとなっているのが特徴です。
NODERIUM(ノードリウム)詳細
https://online.actus-interior.com/brand/noderium/
上記のほかにも、丸の内店限定・先行発売アイテムが多数用意されています。
所在地:東京都千代田区丸の内1丁目5−1 新丸の内ビルディング3F(Google Map)
店舗面積:183坪
営業時間:平日・土曜 11:00–21:00 / 日曜・祝日 11:00–20:00
定休日:施設・ 新丸ビルの休館日に準じる
オープン日:2023年10月6日(金)
オープン特設サイト
https://www.actus-interior.com/news/2310marunouchi/
〈アクタス・丸の内店〉店舗案内
https://www.actus-interior.com/shop/marunouchi/
Instagram
https://www.instagram.com/actus_marunouchi/
※『TECTURE MAG』では、10月5日に行われたメディア内覧会を主催しました(本稿の画像:特記なきものは全てアクタス提供)