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2040年に月面に1000人の長期滞在を計画するSPACE FOODSPHEREが、地球と宇宙の食の課題解決を目指して新規会員を募集

BUSINESS2020.07.11

一般社団法人SPACE FOODSPHERE(SFS)は、推進中の「SPACE FOODSPHERE」プログラムの活動拡大に向けて、国内外から新たな会員の募集を開始したことを発表しました(2020年6月30日プレスリリース)。

SFSは、宇宙における食料の生産および供給、ならびにそれに関連した地上ビジネスに関わる市場の早期創出に向けて、国内外における産学官の有機的な連携を促進する法人団体です。中心となっているのは、ユーグレナとリバネスの合弁企業であるリアルテックホールディングス(リアルテックHD)と、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)が、JAXA宇宙イノベーションパートナーシップ(J-SPARC)の一環として共に取り組んできた、宇宙食料マーケット創出プログラム「Space Food X」。このプログラムが進化するかたちで、2020年4月22日に設立されました

「Space Food X」の目的は、地球や人々の暮らしを「食」をコアとしてゼロベースで捉え直すというもの。背景には、人類の宇宙への生存圏拡大に向けた宇宙活動が活発化する一方で、地球では「食」に関連した目標を含むSDGs(持続可能な開発目標)達成に向けた取り組みが拡がりを見せていること、また、大規模な自然災害やパンデミックに伴う閉鎖隔離環境における「食」の課題も顕在化していることが挙げられます。この現代社会の大きな転換期において、地球と宇宙の共通課題としての「食」の重要性を再認識するとともに、宇宙という極限的な環境での生活を想定し、さまざまな検討と提案を行ってきたのが「Space Food X」です。

「Space Food X」がさらに進化した「SPACE FOODSPHERE」プログラムでは、これまでに整理してきた地球と宇宙における「食」の共通課題の解決に向けて「完全資源循環型かつ超高効率な食料供給システム」と「閉鎖空間のQOL(Quality of Life)を飛躍的に高める食のソリューション」という2大テーマのソリューションを創出し、地球と宇宙双方での社会実装を推進します。
その超長期シナリオとして、2030年には、SDGsの食の課題解決に貢献、2040年には月面1000人の長期滞在の実現にも貢献し、超長期的には惑星移住と地球環境の劇的回復を目指しています。

月面基地コンセプト1.0

月面基地コンセプト1.0

月面基地コンセプト1.0

月面基地コンセプト1.0

SFSの代表理事を務めるのは、リアルテックHDのグロースマネージャーを務める小正瑞季氏。理事の一人には、極地建築家として知られる村上祐資氏(特定非営利活動法人フィールドアシスタント代表|村上祐資公式ウェブサイト)も名を連ねています。このほかに、多種多様な40以上の企業、大学、研究機関等のキーマン、プロフェッショナルが集い、分野横断的、かつ有機的な連携による研究開発や事業創出に向けた活動を推進しています。

主な募集分野:
食料生産技術(単位容積あたりの高い生産性)/ 水・空気・有機廃棄物の資源再生技術(単位容積あたりの高い処理効率)/ 食料生産の自動化技術(自動収穫など)/ 自動調理・洗浄技術(ロボット技術など)/ 環境モニタリング技術(細菌叢、環境DNAなど)/ プラントエンジニアリング / おいしさ設計技術(調味・食感・香味技術)/ スマートベンディングマシーン / スマートキッチンデバイス&サービス / 食×コミュニケーションサービス / 共食サービス&ソリューション / パーソナライズドレシピ&サービス / 食材情報の可視化技術・知見 / 食文化・伝統的調理・保存手法等に関する知見 / 軽量/省スペースのパッキング技術 /多様な盛り付け・カット・配膳技術 / 廃棄物の仕分け技術 / 低温・高温・各種調理器具の一体化技術 / 食品/食環境の衛生管理・在庫管理・鮮度維持管理・殺菌静菌技術・保存技術 / 多様な宗教などに対応した食品管理技術 / バイタルセンシング技術 / ストレス値・QOL・美味しさの指標化に関する技術や知見

主な活動内容、入会基準、入会応募方法など詳細は、SFSの公式ウェブサイトまたはプレスリリース(「VIEW MORE」)をご覧ください。(en)

一般社団法人SPACE FOODSPHERE(SFS)公式ウェブサイト
https://spacefoodsphere.jp/

「SPACE FOODSPHERE」プログラム プレスリリース(2020年4月22日)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000036405.html

JAXA プレスリリース(2020年4月22日)
地球と宇宙の食の課題解決を目指す共創プログラム「SPACE FOODSPHERE」が食の未来構想の実現に向けて始動
https://www.jaxa.jp/press/2020/04/20200422-2_j.html

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