年間30日単位でのシェア購入ができる、ホテルにもなる別荘「NOT A HOTEL」の新たなフラッグシップ物件が、沖縄県石垣島に建設されます。
施設の建築・デザインを、建築家の藤本壮介氏(藤本壮介建築設計事務所代表)が担当します。
〈NOT A HOTEL ISHIGAKI〉の建設予定地は、沖縄・石垣島の海岸沿い。3,000坪を超える敷地に、なんと350m²の1棟・1室のみ。オーシャンビューとプライベートガーデンを独占できる、贅沢なリゾートとなる予定です。
藤本氏がデザインする〈NOT A HOTEL ISHIGAKI〉で目をひくのが、緑で覆われる予定の円形の屋根です。
滞在者が上ることができる屋根の上からは、周囲の建物が視界に入らないように、勾配をつけて設計されているため、濃密なプライベート感が創出されています。
この屋根の上には、円形の水盤が用意され、水際にはシンボルツリーも植えられます。木陰の下に置いたベンチに寝転び、水鏡に美しく映り込む沖縄の青い空という、ここだけの絶景を味わえるのが、〈NOT A HOTEL ISHIGAKI〉の大きな魅力です。
円形の屋根の下、建物の内部には、海を一望できるリビング・ダイニングのほか、最大10人が宿泊できる、ベッドルームが4つ配置されます。
海側の壁は全面ガラスウォールで、リビング・ダイニングの海が望められるところに、アイランドキッチンが置かれます。
天井を見上げれば、屋根にあけられた開口部が、真っ青な空を丸く切りとってくれます。
屋外には、テラスとシームレスにつながったプールが用意されます。屋内外の空間が海に向かって連続してつながった、どこまでも開放的な空間デザインです。
テラスには、ファイアプレイス、露天風呂とサウナも完備され、沖縄の豊かな自然を感じながら、ゆったりと過ごすことができます。何日滞在しても飽きることはないでしょう。
〈NOT A HOTEL ISHIGAKI〉の販売開始は、2023年5月を予定しています。
詳細
https://notahotel.com/next/ishigaki
※建物のパースは、2022年8月1日発表時のコンセプト段階のものであり、今後変更となる場合あり
設計者プロフィール
藤本壮介 / Sou Fujimoto
1971年北海道生まれ。
東京大学工学部建築学科卒業後、2000年藤本壮介建築設計事務所を設立。
2014年フランス・モンペリエ国際設計競技最優秀賞(ラルブル・ブラン)に続き、2015、2017、2018年にもヨーロッパ各国の国際設計競技にて最優秀賞など、国内外での受賞多数。主な作品に、ハンガリー・ブダペスト〈House of Music〉(2021年)、宮城・石巻市〈マルホンまきあーとテラス 石巻市複合文化施設〉(2021年)、群馬・前橋市〈白井屋ホテル〉(2020年)、フランス・パリの〈L’Arbre Blanc〉(2019年)、英国・ロンドンの〈サーペンタイン・ギャラリー・パビリオン2013〉(2013年)、〈House NA〉(2011年)、〈武蔵野美術大学 美術館・図書館〉(2010年)、〈House N〉(2008年)などがある。
進行中のプロジェクトに、大分空港海上アクセス旅客ターミナル、飛騨高山大学 / Co-Innovation University(仮称)の本校キャンパスがあるほか、2025年開催の日本国際博覧会(2025年大阪・関西万博)の会場デザインプロデューサーに就任、シンボルとなる大屋根(リング)のデザインを担当することが発表されている。藤本壮介建築設計事務所 Website
http://www.sou-fujimoto.net/
NOT A HOTEL 会社概要
2020年4月1日設立(ファウンダー、代表取締役:濵渦伸次)。
年間30日単位でのシェア購入ができるホテルにもなる別荘を開発・販売。ホテルの運営・マネジメントを担う「NOT A HOTEL MANAGEMENT株式会社」を設立し、ソフトウェアとホテル運営を合わせた新しい体験サービスを企画している。
2021年9月よりフラッグシップ物件の販売を開始し、2022年8月2日より、メンバーシップの権利とホテルの利用権がついたNFTの販売を開始した。2022年11月には初の拠点となる〈NOT A HOTEL AOSHIMA〉の開業を予定している。今後も全国に拠点を拡大し、ホテル・別荘の所有と利用のデジタル化を推進していく予定。
NOT A HOTEL Website
https://notahotel.com/