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国立京都国際会館イベントホールにて、現代アート国際フェア「Art Collaboration Kyoto」11/5-11/7開催

京都で初めて開催される、現代アートに特化した国際アートフェア「Art Collaboration Kyoto」が、国立京都国際会館イベントホールをメイン会場に、11月5日から7日の3日間にわたって開催されます。
イベントホールのほか、本館などの各施設の設計を、建築家の大谷幸夫(1924-2013)と大谷研究室が手がけたことで知られる施設です(詳細)。

国立京都国際会館

国立京都国際会館 本館(イベントホールは向かって左側に位置)

「Art Collaboration Kyoto」(略称ACK)は、京都府とArt Collaboration Kyoto 実行委員会の主催で、2021年2月に開催されるところ、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)拡大防止を目的とした緊急事態宣言発出のため、延期となっていました。
「文化創造」を掲げる京都府で初めて開催される「新しい形のアートフェア」です。

国立京都国際会館でのセクションは以下の4つに分かれています。

ギャラリーコラボレーション
日本国内の22のギャラリーをホストギャラリーとして、海外の23のギャラリーをゲストギャラリーとして迎え、合計45のギャラリーが、ブースを共有して出展。世界水準の現代アートを国内外に向けて発信する。

キョウトミーティング
京都ゆかりのアーティストによる個展、またはテーマのあるグループ展(3名程度)の形式で出展。9ギャラリーが参加。

ビヨンドキョウト
キョウトミーティングの枠組みを超え、京都にさまざまなかたちで関わりのあるアーティストの作品を出品する特別展。宮島達男、金氏徹平、田中功起ら9組が出展。会場は〈宝松庵〉を含む。

キョウトネクスト
京都南ロータリークラブの支援により、京都を拠点に活動する次の時代を担う若手アーティスト3組によるオンライン特別展。

ACKでは、従来のような作品売買を主とするアートフェアの枠組みを超え、日本と海外のギャラリーとの協働、美術とそのほかの領域との協働、行政と民間との協働など、コラボレーションをテーマに、企画・運営を行うもの。現代美術家が活躍しやすい環境整備を推進し、京都を現代アートの制作・発表・販売の世界的拠点とすることを目指しています。

 

「Art Collaboration Kyoto」

「Art Collaboration Kyoto」フロアマップより

最大規模となる「ギャラリーコラボレーション」は、イベントホール全体を会場として使用。会場の空間デザインを、建築家の周防貴之氏(SUO代表)が手がけています。

「Art Collaboration Kyoto」

周防貴之氏(SUO代表)による会場デザインのための模型

展示会場は、さまざまなサイズの展示ブースが一見ランダムに分散したかたちで配置されています。それぞれのブースは他のブースから切り離されており、展示が干渉し合わないように工夫されています。これは、限られた時間でできるだけたくさんの作品を一度に鑑賞する従来のアートフェアに対して、「できるだけ純粋に作品を展示できる場所にしたい」「作品を自ら発見していくような出会い方をつくれる場にしたい」という発想をもとにつくられています。(周防貴之)

「Art Collaboration Kyoto」

無人の状態での会場俯瞰 撮影:表恒匡(本稿1枚目の画像も同じく)

「また、ブースとブースの間のスペースは広場のような場所があったり、路地裏のような場所があったり変化に富んでいます。そこにはカフェがあったり、イベントが行われていたり、展示があったりと、展示ブース内とは違った楽しみ方ができます。国内と海外のギャラリーのコラボレーションによる各展示ブースだけではなく、会場全体が全参加者、展示作品によってつくられる豊かなコラボレーション空間となり、アート作品を楽しむことができる場となることを期待しています。」(周防貴之)

「Art Collaboration Kyoto」

開場中の様子 撮影:表恒匡

「Art Collaboration Kyoto」

撮影:表恒匡

「Art Collaboration Kyoto」

撮影:表恒匡

「Art Collaboration Kyoto」

撮影:表恒匡

周防氏によれば、空間デザインとコンセプトは、2020年11月の開催概要発表時とほぼ変わらないものの、今秋の開催にあたり、展示が他ブースと干渉しないようにという当初からの意図に加え、あるルートを辿れば、一筆書きで全ブースが回れるルートがあったり、セクションの1つ「Kyoto Meeting」のみを見て回れるルートがあったりするなど、緩やかに構造化されたランダムさによって、会場の配置をデザインしたとのことです。(en)

 

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「Art Collaboration Kyoto開催概要」

会期:2021年11月5日(金)〜11月7日(日)
開場時間:12:00-19:00(最終日のみ17:00まで、最終入場は各日とも閉場1時間前まで)
会場:国立京都国際会館イベントホール、ほか
所在地:京都市左京区宝ヶ池(京都府京都市左京区岩倉大鷺町 / Google Map
入場料金:一般3,000円、大学生・高校生1,500円
※COVID-19対策のため、オンラインによる完全事前予約制(入場定員に達し次第、販売終了)
※入場時にはマスク着用が必要

出展ギャラリー:公式Webサイト参照
共同ディレクター:金島隆弘、井上佳昭、小山登美夫、深井厚志、森 裕一、山本 裕子
メイン会場空間デザイン:周防貴之(SUO代表)
主催:Art Collaboration Kyoto実行委員会(京都府、一般社団法人日本現代美術振興協会、一般社団法人日本現代美術商協会、一般財団法人カルチャー・ビジョン・ジャパン、京都商工会議所、公益財団法人京都文化交流コンベンションビューロー)

入場予約ページ
https://e-tix.jp/a-c-k/

「Art Collaboration Kyoto」

ACK 公式Webサイト
https://a-c-k.jp

国立京都国際会館
https://www.icckyoto.or.jp/

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