CULTURE

チームラボが京都にアートミュージアムほか複合施設を計画、公募による契約候補事業者に選定

CULTURE2021.03.23

アートコレクティブ チームラボは、京都・大阪を基盤とする複数の企業と共に、「京都駅東南部エリアにおける市有地の活用に係る契約候補事業者」の公募において、契約候補事業者に選定されたと発表しました(2021年3月22日プレスリリース)

計画では、チームラボのアートミュージアム、学生や地域住民が利用できる市民ギャラリー、カフェ、アートギャラリーなどが入る複合施設となる見込み。

ミュージアムでは、チームラボの新作が披露されるだけでなく、京都市立芸術大学をはじめとした京都の学生が作品創造の実験の場として使用できるプラットフォームになることも検討中とのこと。

チームラボ「京都駅東南部エリア再開発・複合施設計画案」

館内 ミュージアムイメージ(※実際とは異なります)

アートミュージアム(計画段階):
新作をはじめとした、チームラボのアート作品を複数展示予定。世界中のクリエイティブクラスをはじめとした多くの人々のデスティネーションとなることを目指す。さらに、エリアへの回遊性をデザインし、エリア全体の活性化も目指す。
本ミュージアムでは、観賞だけでなく、京都の学生が作品創造の実験の場として使用できるプラットフォームになることも検討している。
チームラボのミュージアムには、数百台のプロジェクターやセンサー、ムービングライト、基盤になるコンピューターなど、さまざまなデジタル機器が世界的にも全く類を見ない規模で設置され、ネットワーク化されており、それらを連動させて動かすためのミドルウェアも独自に開発している。デジタルテクノロジーなどを利用した新しいアートや創造的活動において、設備や機材がなければ、作品の実験もできないうえに、想像もしにくいという現実的な問題があるため、学生に対し、これらの設備や機材に触れる機会を提供し、デジタルテクノロジーなどを利用したアートの創出、若い彼らの創造的活動における、実践的な教育機会の場となることを目指す。

チームラボ「京都駅東南部エリア再開発・複合施設計画案」

館内 市民ギャラリーイメージ(※実際とは異なります)

市民ギャラリー(計画段階):
京都市立芸術大学の学生をはじめ、京都の芸大生の発表と交流の場となる市民ギャラリーが整備される予定。ギャラリーは多目的スペースとしても機能し、自治連合会をはじめとしたさまざまな団体や地域住民の活動の場としても利用される。

チームラボ「京都駅東南部エリア再開発・複合施設計画案」

巨大なアート作品を併設したカフェのイメージ(※実際とは異なります)

本プロジェクトは、チームラボを代表として、京都・大阪に拠点を構える複数のパートナー企業と共同で進められます。
パートナー企業には、京都新聞ホールディングス、京都放送、エフエム京都といった京都の主要メディア企業、関西圏のテレビ局である読売テレビと朝日放送テレビ、「ひらかたパーク」を運営する京阪電気鉄道の持株会社である京阪ホールディングスが参加します(以下に企業ロゴにて表示)。

チームラボ「京都駅東南部エリア再開発・複合施設計画案」参画企業

本プロジェクト パートナー企業(2021年3月22日発表時)

さらに、計画では、市民ギャラリーなど地域の活動拠点となる施設の運営には、京都市内でまちづくりや地域コミュニティづくり、産業育成等の取り組み実績があるパートナー企業の参画を予定しています。

チームラボでは、本プロジェクトを通して、京都市が京都駅東南部エリアにおいて目指している、文化芸術や若者を基軸としたまちづくりの推進に貢献するとのこと。

京都市発表:京都駅東南部エリアにおける市有地の活用に係る契約候補事業者の公募の実施について
https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000277118.html

京都市発表・審査講評
京都駅東南部エリアプロジェクト有限責任事業組合の提案は、その事業体の代表であるチームラボ株式会社が制作するデジタルアート作品を常設展示する、デジタルアートミュージアム(以下「当施設」という。)を開業することで、国内外から多くの来場者を呼び込み、京都駅東南部エリア(以下「エリア」という。)全体に人の流れを生み出すことで、エリアの魅力向上と活性化に繋げようとする具体的な内容を伴ったものである。

当施設においては、今後、歩行空間としての整備が予定されている須原通沿いにエントランスを設けることで、京都駅からの動線をよりエリアの中心部へと導き、また、須原通沿いから鑑賞できるアート作品を設置するなど、人の流れをエリア全体に波及させるための工夫が盛り込まれており、回遊性の向上が見込める。

また、道路を挟んで北側の用地に建設する文化的コラボレーションスペースでは、世界的なアートギャラリーの誘致をはじめ、市民ギャラリなどを設けることで、多様な文化芸術関係者が集い、市民と交流する機会を創出することとしている。これは、アートを「観る」から「体験する」に変化させ、令和5年度移転開学予定の京都市立芸術大学の学生をはじめとした若者、世界中の文化芸術関係者、地域住民が出会い、交差することで、新たな価値の創出を目指すものである。

市民ギャラリーは自治連合会をはじめとする住民団体が地域活動で使用することも想定されており、当ギャラリーが事業者と地域との接点となり、将来的にはエリアマネジメント組織へ参画するなど、地域のまちづくりに資するものとなっている

(「京都駅東南部エリアにおける市有地の活用に係る契約候補事業者の選定について」より)
https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000282044.html

計画地の面積、選定委員会のメンバー氏名など、事業者認定に至るまでの詳細は、上記リンク「京都駅東南部エリアにおける市有地の活用に係る契約候補事業者の選定について」に記載があります。(en)

チームラボ公式Webサイト
https://www.teamlab.art/jp/

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