東京・乃木坂のTOTOギャラリー・間にて、大阪を拠点とする建築家ユニット、ドットアーキテクツ(dot architects)の個展「POLITICS OF LIVING 生きるための力学」が5月18日から開催されます。
ドットアーキテクツは、家成俊勝氏と赤代武志氏が2004年に共同で大阪市内に設立。分野にとらわれない人びとや組織が集まる「もうひとつの社会を実践するための協働スタジオ」コーポ北加賀屋(大阪市住之江区)を拠点に活動しています。
ドットアーキテクツ(dot architects)メンバー(左から、敬称略にて):勝部涼亮、土井 亘、宮地敬子、池田 藍、赤代武志、家成俊勝
彼らの活動は、住宅や商業店舗の設計だけでなく、現場施工、リサーチプロジェクト、アートプロジェクトなどさまざまな企画にも関わるなど多岐にわたっています。
本展では「POLITICS OF LIVING」をテーマに、彼らの多様な活動を示すこれまでのプロジェクトを紹介。ドットアーキテクツの「小さな自治空間を生み出す力学」とは何かを探ります。
馬木キャンプ(⾹川県、2013年)©HIDEAKI HAMADA
自主施工による地域の交流施設にて、ドットアーキテクツ と住⺠総出で1日で制作した映画の1夜限りの上映会の様子
No. 07(大阪府、2018年)©Yuma Harada
築110年の長屋改修と路地農園、日常生活から生まれる小さな共有スペース
researchlight 「河童よ、ふたたび」(京都府、2016年)©Shinsaku Arakawa
屋外での身体のふるまいを引き出す期間限定の公園では、子どもも大人も自分の使い方を発見していく
GDP(Gonzo dot party)(大阪府、2020年)©アートエリアB1 / photo by Ryo Yoshimi
アーティストとの協働による映画制作とパフォーマンス
千鳥文化(大阪府、2017年)©Yuma Harada
旧文化住宅を改修した地域交流拠点(食堂、バー、ギャラリーなどがあり、さまざまな活動が行われている)
展覧会名英語表記:dot architects: POLITICS OF LIVING
会期:2023年5月18日(木)~8月6日(日)
会場:TOTOギャラリー・間
所在地:東京都港区南青山1-24-3 TOTO乃木坂ビル3F(Google Map)
開館時間:11:00-18:00
休館日:月曜・祝日
入場料:無料
※開館状況など最新の情報はTOTOギャラリー・間 公式ウェブサイトを参照
問合せ先TEL:03-3402-1010
主催:TOTOギャラリー・間
企画:TOTOギャラリー・間運営委員会(特別顧問:安藤忠雄、委員:千葉 学、塚本由晴、セン・クアン、田根 剛)
後援:一般社団法人東京建築士会、一般社団法人東京都建築士事務所協会、公益社団法人日本建築家協会関東甲信越支部、一般社団法人日本建築学会関東支部
TOTOギャラリー・間 公式ウェブサイト
https://jp.toto.com/gallerma/about/map.htm
ドットアーキテクツ講演会「POLITICS OF LIVING 生きるための力学」
開催日時:2023年6月2日(金)18:30-20:00(予定)/ 開場17:30
講師:ドットアーキテクツ
会場:イイノホール
所在地:東京都千代田区内幸町2-1-1飯野ビルディング4F(Google Map)
定員:500名(予定)
聴講料:無料
参加⽅法:事前申込制(TOTOギャラリー・間 公式ウェブサイトにて受付)
受付期間:4月7日(金)~5月21日(日)予定
※応募者多数の場合は抽選
※抽選結果発表:5月26日(金)までに応募者に通知予定
※未就学の子どもを連れた聴講は不可