2020年5月8日初掲
6月13日 最新動画を追記・改題
COVID-19(新型コロナウイルス感染症)予防・拡散防止対策のため、2020年3月21日(土)の開館予定を延期し、臨時休館に入っていた〈京都市京セラ美術館〉。満を持して5月26日に開館を迎え、事前予約が京都府民に限られていたエリア規制も6月19日より解除となります(同館 6月1日発表)。
開催中の展覧会のひとつが、新館・東山キューブおよび同美術館の日本庭園を会場とする、開館記念展「杉本博司 瑠璃の浄土」です。
※2020年5月26日追記
京都市京セラ美術館 開館記念展「杉本博司 瑠璃の浄土」5月26日開幕!
https://mag.tecture.jp/event/20200526-5757/
同美術館は、1928年(昭和3)に京都で挙行された即位の大礼を記念し、大礼記念京都美術館として1933年(昭和8)に開館。戦後の1952年に京都市美術館に改称、やがて開館80周年を迎えたのを機に、リニューアルの方向性を示す「京都市美術館再整備基本計画」が策定されました。公募型プロポーザルによって、19の応募者のなかから基本設計作成者に選出されたのが、青木淳・西澤徹夫設計共同体です(同館2019年4月9日プレスリリースより)。青木氏はのちに同館の館長に就任します。
築100年近い本館と、新たに建設されたホワイトキューブの新館とあわせて開館した〈京都市京セラ美術館〉。YouTubeの同館公式チャンネルに公開されている動画で、工事中の様子を年次ごとに確認することができます。
動画コンテンツは今後も追加される予定。6月11日には、館長青木氏のインタビュー動画が公開されました。
※2020年6月13日追記
#京都市京セラ美術館 青木淳館長 インタビュー 京都市京セラ美術館 公式YouTubeチャンネル(2020/06/11)
同館の館長も務める青木淳氏は、昨秋に改修工事が終了して以降、地元テレビ局や雑誌などメディアの取材に応対し、こちらでも改修のコンセプトについて語っています。(yam)
『WIRED』記事(2020年4月19日)
「“デザインの流儀”を引き継ぐリノヴェイションの技法:建築家・青木淳、京都市京セラ美術館リニューアルの全貌を語る」
https://wired.jp/2020/04/19/kyotocity-kyocera-museum/
京都市京セラ美術館
https://kyotocity-kyocera.museum/