アウトドアブランド「muraco(ムラコ)」の都内初となる大型旗艦店〈muraco TACHIKAWA(ムラコ タチカワ)〉が、立川市に2020年春に誕生した新街区「GREEN SPRINGS」に、2月18日にオープンします。
店舗の設計を、SUPPOSE DESIGN OFFICE(サポーズデザインオフィス)が手がけています。
「muraco(ムラコ)」は、埼玉県狭山市に本社を構える、金属加工業を営んできた株式会社シンワが、2016年に新規事業として立ち上げたブランドです。
0.01mmの誤差が品質を左右する世界で磨かれた、高精度な金属加工技術の強みを生かし、さまざまなキャンプ用品——テント設営の際に使用するペグハンマー、焚火台、タープ(Tarp)などのクラフトマンシップあふれるプロダクトを製作・販売しています。
2021年11月には、居住性・耐風性・軽さ・設営のしやすさなど、テントに必要な要素をバランスよく備えた、muracoの新たなスタンダードモデルとなるテントシリーズ〈NORM(ノーム)〉をリリースしました。
立川にオープンする旗艦店〈muraco TACHIKAWA〉では、これまでにmuracoが展開してきたプロダクトの全ラインナップが揃います。
店舗の設計を担当したSUPPOSE DESIGN OFFICE(サポーズデザインオフィス)を、吉田愛氏と率いる建築家の谷尻 誠氏は、自身がキャンプ愛好家。ムラコの工場を訪れた際のインスピレーションをもとに、旗艦店の空間をデザインしています。
SUPPOSE DESIGN OFFICE / 谷尻 誠氏+吉田 愛氏コメント:
muracoは金属加工工場を母体としたブランドである。そこには歴史の中で培われた確かな技術が存在し、工場のクラフトマンシップがあってこそ、洗練されたプロダクトデザインは生まれている。
そのストーリーとプロダクトを伝える空間として「Factory × Gallery」をコンセプトに空間を考えた。店舗内には、伝える場所としての「Gallery」エリアを設け、内装では、本来裏側にある下地材を表に出すことで、表側と裏側を同等に扱い、什器においては、工場で実際に使用している備品とmuracoのプロダクトを組み合わせた。
ものを製造するための装飾されていない「Factory」と、美しいものを伝えるための洗練された「Gallery」との、一見して相反する要素を1つの空間にまとめることを考えた。
「FACTORY x GALLERY」をコンセプトに掲げる同店舗では、アウトドアメーカーでつくられたプロダクトにこだわらずに、アウトドアでも使える、美しくデザイン性に優れた日用品も取り扱います。
このほか、自然を観察するための道具、muracoのプロダクトを生み出す工場で実際に使われている道具類も含め、muraco独自の目線でセレクトしたとのこと。
大型旗艦店のオープンを記念して、この立川の店舗だけで展開される焚火台やペグハンマーのシルバーエディションを用意するほか、muraco初のファニチャーとなるスツール、キャンプにも使えるショッピングバッグなどの限定商品も販売されます。(en)
シンワ代表取締役 / 村上卓也氏コメント:
〈muraco TACHIKAWA〉は、アウトドアブランド「muraco」の旗艦店として、「道具と人と自然」を繋げる場です。
私たちmuracoは、自社工場の金属切削技術をベースにしながらも、さまざまな分野のプロフェッショナルと協業し、新感覚のアウトドアプロダクト開発を目指してきました。
自然と都市が交差する立川エリアで話題を集める“ウェルビーイングタウン“ GREEN SPRINGSに、旗艦店〈muraco TACHIKAWA〉をオープンし、muracoのものづくりを伝えていきます。
所在地:東京都立川市緑町3-1 GREEN SPRINGS 2階 E1 202区画
営業時間:11:00-19:00
開業日:2022年2月18日(金)
muraco(ムラコ)公式WEBサイト
https://muracodesigns.com/
SNS
https://www.instagram.com/muraco_designs/
https://www.facebook.com/muracodesigns