2022年5月13日9:35初掲、18:30動画とランウェイ画像を追加
ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)の「2023クルーズ・コレクション」のショーが、5月13日(金)日本時間の午前10:45(現地時間18:45)より、米国カリフォルニア州にある〈ソーク研究所(Salk Institute)〉にて開催され、その模様がライブ配信されます。
〈ソーク研究所〉は、サンディエゴ郊外のラホヤに生物医学研究所として建設された、米国および20世紀を代表する建築家の1人であるルイス・カーン(Louis Isadore Kahn|1901-1974)の代表作の1つ。研究所の創設者であるジョナス・ソーク博士との共同設計とのこと。
太平洋に面した景観が美しい建築作品で、『TECTURE MAG』にて特集した「世界建築巡礼の旅」でも紹介している名建築です。
建築の旅を続け、世界有数の壮大な建築物を舞台に、クルーズ・コレクションを発表するルイ・ヴィトン。ウィメンズ アーティスティック・ディレクター、ニコラ・ジェスキエール(Nicolas Ghesquiere)にとって、それぞれの建築物はインスピレーションの源となっているとのこと。
2015年には、カリフォルニア州パームスプリングスにある、ジョン・ロートナーによってデザインされた〈ボブ・アンド・ドロレス・ホープ・エステート〉にて、2016年には、ブラジルを代表する建築家、オスカー・ニーマイヤーが設計した〈ニテロイ現代美術館〉、2017年には、滋賀にあるイオ・ミン・ベイが設計した〈MIHO MUSEUM〉、エーロ・サーリネンが手掛けたニューヨークの〈ジョン・F・ケネディ国際空港 TWA フライトセンター〉などの建築物が、ショーの会場として選ばれています。
〈ソーク研究所〉とルイ・ヴィトンの関係は今回が初めてではなく、2019年のトラベル・キャンペーンの舞台となりました。メゾンの歴史と最新情報を伝える冊子『LV The Book #10』にも収録されています。
ファッションショーの開催は、今回が初とのこと。
ニコラ・ジェスキエール氏コメント:
「かつて、カリフォルニアで暮らしたことがあり、ここでショーを開きたいという思いが強くなりました。ソーク研究所は、私にとって常に驚きと発見に満ちた場所であり、太平洋とカリフォルニアの夕日を背景にしたルイス・カーンの壮大なブルータリズム建築は、私に限りないインスピレーションを与えてくれるのです。同時に、知性、知識、科学の力への信頼を讃える場所でもあります」。
ルイ・ヴィトンによる「2023クルーズ・コレクション」は、公式ウェブサイトおよびSNSにてライブ配信されます。
配信ページURL
https://jp.louisvuitton.com/jpn-jp/magazine/articles/women-cruise-2023-show
#Louis Vuitton YouTube「Louis Vuitton Cruise 2023 Fashion Show」(2022/05/13)
ルイ・ヴィトン 公式ウェブサイト
https://jp.louisvuitton.com/jpn-jp/homepage