東京駅前に誕生する新街区の中心を成す〈東京ミッドタウン八重洲〉の上層階に開業する、ラグジュアリーホテル〈ブルガリ ホテル 東京〉のティザー動画が公開されました(本稿フッターにてシェア表示)。
同ホテルは、イタリアを代表する宝飾品ブランドであるブルガリ(Bulgari)が展開するホテルズ & リゾーツ コレクションとして、日本初進出となるホテルです。
世界の主要都市に展開中で、ミラノ、ロンドン、バリ島の3カ所のラインナップから始まり、その後、北京、ドバイ、上海、パリに進出。今春開業する東京が8軒目のホテルとなります(ブルガリが1884年に創業して以来の拠点であるローマに2023年開業予定。続いて、モルディブとマイアミに2025年、ロサンゼルスにも2026年に開業を予定)。
世界各地に展開するブルガリ ホテルズ & リゾーツ コレクション
ホテルズ & リゾーツ コレクションのホテルとして8店舗めとなる〈ブルガリ ホテル 東京〉は、いよいよ2023年4月4日に開業を迎えます。
〈ブルガリ ホテル 東京〉は、東京・八重洲2丁目に建設された超高層ビル〈東京ミッドタウン八重洲〉の40階から45階のフロアに展開します。
交通の要所である東京駅を挟んで西側には、緑豊かな皇居を望むとともに、東京の街並みが一望できる立地です。
三井不動産が手がけ、ミクストユースのタワーとなる〈東京ミッドタウン八重洲〉のマスターアーキテクトは、アメリカの建築設計事務所、ピカード・チルトン(Pickard Chilton)が務め、基本設計は日本設計、実施設計と施工は竹中工務店が担当しています。
この高層ビルの上層階に入る〈ブルガリ ホテル 東京〉のインテリアデザインは、これまでのブルガリ ホテルズ & リゾーツのホテルと同様に、建築家のアントニオ・チッテリオ(Antonio Citterio)とパトリシア・ヴィール(Patricia Viel)の2人がイタリア・ミラノに2000年に設立した、イタリアの建築設計事務所・ACPV ARCHITECTS アントニオ・チッテリオ・パトリシア・ヴィールが担当します。
ACPV ARCHITECTS
https://acpvarchitects.com/
ACPVアーキテクツによるデザインは、コンテンポラリーなデザイン、卓越したクラフツマンシップ、意匠を凝らしたディテールという、イタリアを代表するブランドであるブルガリのコアバリューをかたちにし、洗練されたイタリアン・スタイルのエッセンスを取り入れつつ、機能的にも優れた空間を創出します。
インテリアはすべて、ブルガリのジュエリーと同様に、ディテールへのこだわりと精度をもって制作され、ブルガリというハイジュエラーが生み出してきた特徴的なデザインコードを演出します。
客室数は98室。ジュニア、スーペリア、デラックス、プレミアム、ブルガリの5タイプが用意されるスイートルームは、Maxalto(マクサルト)、Flexform(フレックスフォルム)、B&B Italia(ビー・アンド・ビー イタリア)といった、イタリアを代表するファニチャーブランドの家具を配した極上のしつらえとなり、広々とした客室は、高級レジデンスのような贅沢な雰囲気を纏います。
中でも特筆すべきは、最上級の「ブルガリ スイート」。客室の広さは400m²を誇り、隣接するスイートとつなげることで、さらに広い空間にすることも可能となります。
ホテルに付帯するレストランも注目です。〈ブルガリ リゾート ドバイ〉でも展開する鮨レストラン[SUSHI HŌSEKI]が出店。ここでしか味わえないメニューと、スペシャル感あふれる空間により、訪れた人に唯一無二の体験をもたらします。
座席は、檜(ヒノキ)の一枚板によるカウンターにわずか8席のみ。そこから眺める専用の石庭は、松や石灯籠といった、日本のアイコニックな文化的要素を取り入れたしつらえに。店内もこだわりぬいたモダンでミニマルなインテリアデザインとなります。
提供されるメニューは、板前の「おまかせ」に。福岡にある[鮨 行天]でミシュラン3つ星を獲得した、鮨職人の行天健二(ぎょうてん けんじ)氏が監修し、日本の最高級食材を用いて、訪れた人の心に残るような美食でもてなします。
イタリアンダイニング「イル・リストランテ ニコ・ロミート」は、世界でも指折りのシェフで、イタリア・アブルッツォに構えるレストラン「レアーレ(Reale)」は、ミシュラン3つ星を獲得しています。ニコ・ロミート氏が監修し、コンテンポラリーなアレンジを加えた、こだわりのイタリア料理が提供されます。
店内からは東京の夜景を望むことができ、最大で80名のゲストを迎えします。
レストランの前に用意される「ザ・ラウンジ」には、心地良いアームチェアと暖炉を配し、人々がゆったりくつろげるスペースとなります。
〈ブルガリ ホテル 東京〉のインテリアデザインは、イタリアの建築設計事務所
ACPV ARCHITECTS アントニオ・チッテリオ・パトリシア・ヴィールが担当。
98室ある客室やスイートルームは、Maxalto(マクサルト)やFlexform(フレックスフォルム)、B&B Italia(ビー・アンド・ビー イタリア)といったイタリア屈指の高級家具ブランドを採用した極上空間にしつらえられる。
ブルガリ スイートは400m²の広さを誇り、日本の伝統を取り入れたモダンイタリアンデザインに。
[SUSHI HŌSEKI]の向かいには、「ブルガリ ドルチ」ブティックを配置。ブルガリで人気の「チョコレート・ジェムズ」と「ラ・パスティッチェリア ニコ・ロミート」のメニューから選りすぐった、イタリアの伝統的なペストリーを提供します。
最上階の45階にあるのが、アイコニックな「ブルガリ バー」。「ガーデン オブ ワンダーズ」を表現した、ブルガリならではのハンドメイドのモザイクがカウンターを彩る室内で、シグネチャーカクテルを提供。また、2カ所ある半屋外テラスからは、西の彼方に沈む東京の夕日を眺めることができます。天候によっては、富士山も遠望できるとのこと。
テラスからは バーの両側に広がる、首都・東京のパノラマに加え、ホテル全体を通じて共存する、日本とイタリアの伝統を彷彿とさせる、ゆずやレモンといった柑橘類の木が並ぶ庭も見渡せます。
〈ブルガリ ホテル 東京〉は、旅の宿だけでなく、企業やファミリーのイベント、そしてウェディングにも理想的な場所となるよう、空間とサービスが整えられます。
40階には、最先端の設備を備え、最大100名まで収容できる180m²の広さの「ブルガリ ボールルーム」を2つも用意。天井の高さはフロア3階分に相当します。
一本松が伸びるガラスニッチで仕切られ、大規模なイベント開催時には、カスタマイズでレイアウトの変更が可能です。
また、40階には「ウェディングサロン」を用意。ブルガリ専属のウェディングプランナーが、挙式の準備や管理を取り仕切り、至福の1日を提供するとのこと。
ウェディングサロンのそばには、壁一面がダイヤモンド・カットをイメージした幾何学模様に装飾された、広さ110m²の華やかな「テラスルーム」も用意。ハレの日を演出するチャペルとしても利用することができます。
40階にある「ブルガリ スパ」は、広さ1,000m²を誇り、スパスイート(1室)と、ダブルトリートメントルーム(2室)など、計9室のトリートメントルームを用意。25mの屋内プールからは、東京の高層ビル群を望む圧巻のパノラマビューが楽しめます。
スパでは、「Augustinus Bade/アウグスティヌス・バデール」のウェルネストリートメントとプロダクトを採用。サウナとバスに加えて、男性と女性それぞれに用意した最新のトリートメントやセラピー、グルーミングメニューなど、究極のウェルビーイング体験を提供します。
ホテルには、最先端のフィットネスセンターも付帯。ウェルビーイングの概念そのものを再定義し、結果重視のアプローチをとるWORKSHOP GYMNASIUM(ワークショップ ジムナジウム)が、独自のオーダーメイドトレーニングメソッドを提供します。
周辺地域に調和するユニークなロケーション、建築家のアントニオ・チッテリオ氏とパトリシア・ヴィール氏が率いる、ACPVアーキテクツ手がける伝統的なデザインとドラマチックでコンテンポラリーなイタリア建築との融和。常にブルガリのクリエーションを際立たせる質へのこだわりと、極上のサービス。これが、ブルガリ ホテルズ & リゾーツを特徴付ける主な要素です。
インテリアデザインは、その土地の伝統に深く根付いており、完璧なラグジュアリーへの賛辞としてあらゆるディテールに細心の注意を払うアプローチは、どのブルガリ ホテルでも不変のものです。
ブルガリ ホテルズ & リゾーツのコレクションの特徴は、ブルガリらしい特色があり、かつ、大胆なイタリアンスタイルであり、独特な建築デザイン、コンテンポラリーなイタリア料理、豪華なスパに表れています。それらがブルガリブランドの持つエキサイトメント、時代を超えた魅力、そして豪奢なイタリアン・ジュエリーの伝統を伝えます。
#Bulgari YouTube「Bulgari Hotels & Resorts unveils the eight gem of its collection: Bulgari Hotel Tokyo」(2023/02/04)
ジャン-クリストフ・ババン氏(ブルガリ CEO)コメント
「ブルガリ ホテル 東京の開業の日をお知らせできることを嬉しく思うと同時に、4月4日に、ホスピタリティに満ちたローマのハイジュエラーが手掛けたこの素晴らしいプロジェクトの幕を開けることを楽しみにしております。
このホテルが、ブルガリ ホテルズ & リゾーツ コレクションの“ホスピタリティのジェム(宝石)”とも呼ぶべき、ほかのブルガリ ホテルをすでに評価くださっているゲストの皆さまにとって、新たなデスティネーションになることを期待しています。
30年以上にわたり、日本でビジネスを展開してきたブルガリにとって、日本は戦略的にも重要な市場です。イタリアのデザイン、ライフスタイル、文化、ラグジュアリーなホスピタリティの真髄を、改めて東京にお届けし、日本の高級ホテル市場におけるニーズを満たす、新たなホテルの開業と、魅力的な体験をご提供できることを光栄に思います。」
所在地:東京都千代田区八重洲2-2-1 東京ミッドタウン八重洲 40〜45F(Google Map)
客室数:98(スーペリアルーム、デラックスルーム、プレミアムルーム、ジュニアスイート、スーペリアスイート、デラックススイート、プレミアムスイート、ブルガリスイート)
付帯施設:ラウンジ、レストラン・ダイニング、バー、室内プール、スパ、フィットネスセンター、多目的ホール
〈ブルガリ ホテル 東京〉ウェブサイト
https://www.bulgarihotels.com/ja_JP/tokyo