2022年7月16日初掲、2023年10月2日発表の竣工写真を追加、2023年12月1日ムービー公開シェア
「世界をもっと楽しく」をビジョンに、アプリ上で自宅とホテルの切り替えが可能なあたらしい住まいのかたちの実現を目指す、NOT A HOTEL株式会社(代表取締役:濵渦伸次)は、宮崎県青島と栃木県那須の2拠点に続いて、福岡県福岡市に〈NOT A HOTEL FUKUOKA〉を建設。同物件の第1期不動産分譲販売を、2022年7月14日より公式ウェブサイトにて開始しています(その後、2023年10月2日のプレスリリースで2023年11月竣工予定と最新内外観写真を発表)。
〈NOT A HOTEL FUKUOKA〉は、これまでに発売した〈NOT A HOTEL NASU〉と〈NOT A HOTEL AOSHIMA〉と同様に、各部屋ごとに30日単位での権利取得が可能な、シェア型購入モデルです。
NOT A HOTEL(ノットアホテル)の特筆点として、管理運営の手間もなく、オーナーが利用しない期間にはホテルとして有料で貸し出すことができます。那須、青島、福岡のほか、軽井沢などに今後建設される新たなNOT A HOTELとの相互利用も可能です。
福岡に建設される〈NOT A HOTEL FUKUOKA〉は、Good Life & Travel Company株式会社(GLTC[*] / 代表取締役:⿇⽣ 宏)と、NOT A HOTELとの共同事業です。
*.GLTC:〈NOT A HOTEL FUKUOKA〉の監修者を務める小山薫堂氏が率いる株式会社オレンジ・アンド・パートナーズと、福岡でホテル・飲食事業などを営むIMD Alliance株式会社の合弁会社
立地は福岡の薬院エリア。NOT A HOTELとして初の都市型コンドミニアムとなる〈NOT A HOTEL FUKUOKA〉のコンセプトは、“人生の余白(=blank)を楽しむ”。仕事と遊び、旅と暮らしをボーダーレスに楽しむ大人のための新たなデュアルライフを提案します。竣工は2023年夏を予定しています。
建物の外周には植栽が施され、街との境界を曖昧にするとともに、バイオフィリックなデザインに。
設計は、axonometricとNKS2 architectsが担当。内装デザインを、A.N.D.を率いる小坂 竜氏が担当しています。
1階共用部には、ワインショップやビストロが併設される予定です。ワインを愉しむもよし、部屋にケータリングするもよし。
さらに、オーナー専用ガレージには、福岡とその周辺観光に便利なシェアバイクやシェアリングカーのサービスを付帯する予定です。
用意される居室は、コンセプトの異なる全8室。床面積は約110〜250m²と、ゆとりある空間設計に。
今回の第1期販売は、8室のうち、「+PENTHOUSE(プラスペントハウス)」、「+DESK(プラスデスク)」、「+CHEF(プラスシェフ)」、「+DOMA(プラスドマ)」の4室が対象。購入申し込みはオンラインでのみ受け付けています。
〈NOT A HOTEL FUKUOKA〉を代表する居室・PENTHOUSE(ペントハウス)。
テラスを含めて250m²以上。すべての空間を回遊させるようにつなぐことで、ひとつの住まいの中でさまざまな楽しみ方を実現する
ワインバーをセカンドハウスに。美食の街・博多にありながら、好きなワインを傾けながら過ごすプライベートなバー空間。ホテルが所有する数百のコレクションからチャットひとつでワインやウィスキーのデリバリーが可能。
何も考えないという贅沢な時間。忙しく活動する大人が、ふと気持ちをリセットする自分だけの時間を過ごす。インドアバスとは別に、オープンエアのジェットバスで心身ともにリフレッシュできる隠れ家的空間。
クリエイターのための家であり、アトリエ。クリエイティブな大人にとって、オフィスでもホテルでも自宅でもない、シーンを変えながら集中できる複数の場を設けた。
気心の知れた仲間や友人と楽しむ2つの食卓に加え、調理のライブ感を楽しむシェフズテーブルと、約30m²の広々としたテラスダイニングを用意。気分によって2つの食のシーンを楽しめる”美食の家”
複数の拠点をもち、自由に人生を楽しむ大人のために考えられた、もう1つのオフィスのかたち。書斎のほかプライベートサウナも用意
日常的なシーンに非日常を生み出す”無境界の家”。土間をベースとし、8つの居室タイプのうち、唯一のドッグフレンドリーなハウス。屋内面積123m²に加え、専用エントランスやペットテラスも完備。
〈NOT A HOTEL FUKUOKA〉プロジェクトチーム
監修
⼩⼭薫堂(こやま くんどう)
放送作家・脚本家
1964年熊本県生まれ。日本大学芸術学部放送学科在籍中に放送作家としての活動を開始。「料理の鉄人」「カノッサの屈辱」など斬新なテレビ番組を数多く企画。映画「おくりびと」で第32回日本アカデミー賞最優秀脚本賞、第81回米アカデミー賞外国語部門賞を獲得。
執筆活動のほか、京都芸術大学副学長、地域・企業のプロジェクトアドバイザー、下鴨茶寮主人などを務める。「くまモン」の生みの親でもある。建築設計
佐々⽊ 慧(ささき けい)
建築家 / axonometric主宰
1987年長崎県生まれ。2010年九州大学芸術工学部卒業。2013年東京藝術大学大学院終了。2015年より藤本壮介建築設計事務所勤務。同事務所ではプロジェクトリーダーとして、ホテル、大型複合施設、商業インテリア、集合住宅、別荘など、国内外で多数のプロジェクトに携わる。
2021年にaxonometric Co.,Ltd. を福岡に設立。複合施設、ホテル、プレファブ建築開発、家具デザイン、レストランなど多岐にわたるプロジェクトを手がける。
主な受賞に、イスタンブール市主催タクシム広場国際コンペ最終審査選出、architecturephoto賞(ap賞)、日事連建築賞国土交通大臣賞などがある。建築設計
NKS2 architects
福岡を拠点とする建築設計事務所。1995年、末廣香織(すえひろ かおり)と末廣宣子(すえひろ のぶこ)によりNKSアーキテクツ設立。2020年、佐藤寛之(さとう ひろゆき)がパートナーとして参画し、NKS2アーキテクツに改組。
建築の、広義な意味での”構造”を主題として設計活動に取り組み、住宅やオフィスなどのきめ細やかなディテールが求められる建物から、庁舎や図書館などの大規模な公共建築物まで、幅広いプロジェクトを手がける。
主な受賞に、日本建築学会作品選奨、日経ニューオフィス推進賞、サスティナブル住宅賞、建築環境・省エネルギー機構理事長賞などがある。内装デザイン
小坂 竜(こさか りゅう)
株式会社乃村工藝社 エグゼクティブクリエイティブディレクター兼A.N.D.代表。
クオリティの高い空間を生み出していくことに特化したデザイナーの集団として、2006年1月にA.N.D.を設立。乃村工藝社で商空間デザインの第一線で活躍してきたデザイナーを集め、 純粋にクリエイティブワークを追求していくことで、人とのつながりを深め、次の新しい空間価値を作り出している。
話題の飲食店など商業空間のデザインを多数手がけ、近年では海外にも活躍の場を拡げている。
物件概要
名称:NOT A HOTEL FUKUOKA
読み:ナット ア ホテル フクオカ
物件所在地:福岡県福岡市中央区大宮2丁目3-34
敷地面積:530.52m²
構造・規模:鉄筋コンクリート造、地上5階建て
総戸数:8戸
総面積(テラスなど屋外空間を含む):113.48m²〜253.35m²
設計:axonometric Co.,Ltd.+ NKS2 architects
事業主・売主:Good Life & Travel Company
販売代理:NOT A HOTEL
運営会社:Good Life & Travel Company
#NOT A HOTEL 公式YouTube「NOT A HOTEL FUKUOKA」(2023/12/01)
NOT A HOTEL FUKUOKA オンラインストア
https://shop.notahotel.com/pages/fukuoka
NOT A HOTELの今後の展開は、2023年に長野県・軽井沢に〈NOT A HOTEL KARUIZAWA〉がオープン予定です。
公式ウェブサイトには、森の中に建つ施設のイメージビジュアルとともに、設計者として、チリ・サンチアゴに拠点を構える建築家のスミルハン・ラディック(Smiljhan Radic Arquitecto)、中川エリカ(中川エリカ建築設計事務所代表)、原田雄次(原田雄次建築工藝代表)の各氏の名前が発表されています。
NOT A HOTEL 公式ウェブサイト
https://notahotel.com/
『TECTURE MAG』では、2021年9月の〈NOT A HOTEL NASU〉の発売開始直後に、NOT A HOTELを率いる濵渦伸次氏と、設計を担当したSUPPOSE DESIGN OFFICE(サポーズデザインオフィス)の谷尻 誠氏と吉田 愛氏へのインタビューを敢行。NOT A HOTELのビジョンや今後の展望などが大いに語られた、計4本の特集記事も、本稿ニュースと併せて読むことをおススメします。