髙島屋が来年1月の初売りで、セレンディクスの3Dプリンターハウス〈Sphere(スフィア)〉を福袋で抽選販売する。価格は330万円(税込)。オプションとして、屋内に設置する家具などのセットアイテムも用意される。
百貨店大手の髙島屋が、来年1月2日に発売する福袋の目玉企画として、「3Dプリンターハウス〈Sphere(スフィア)〉夢袋」を1棟限定で販売すると発表しました(2022年10月24日プレスリリース PDF)。
髙島屋のプレスリリースによれば、セレブレーションムードの高まる新年にあたり、テクノロジーの進化によって夢や憧れに手が届きやすくなった今、世界的にも注目を集める3Dプリンタ住宅を「夢袋」として特別に企画したとのこと。
なお、髙島屋では昨年、創業190周年記念の一環として、モバイル式のグランピング装備〈ZERO POD(ゼロポッド)〉を”運べる建築空間”と銘打った福袋(税込190万円)を3個限定で販売しています。
3Dプリンタハウス〈Sphere(スフィア)〉の販売元は、兵庫県西宮市に拠点を構えるスタートアップ企業で、3Dプリンタ住宅メーカーのセレンディクス(代表取締役 小間裕康)。国内外のコンソーシアム企業約140社[*1]との共同開発のもと、米国・ニューヨークに事務所を構えるClouds Architecture Officeの建築家、曽野正之氏がデザインを担当。躯体はリブ補強を有する2重構造で、ヨーロッパ基準の断熱性能をクリアしています(構造設計:KAP)。セレンディクスでは「24時間で施工可能な世界最先端の家」として売り出しています[*2]。
*1.2022年10月時点
*2.敷地の造成・整地、基礎工事などにかかる時間を除いた施工時間の合計
セレンディクス 公式ウェブサイト
Serendix.com
今回の髙島屋の福袋では、この3Dプリンタ住宅の屋内を彩る家具やアイテムも自由に選べるセットが別途あるのも特筆点。離れ、自分の趣味を生かせる空間、ワーケーションルーム、リッチなグランピングハウスなど、具体的に生活シーンを拡張・拡充できる空間として使いやすいよう、オプションメニューとして用意しています。
福袋の販売個数は1個(=1棟)、抽選となります。受付は日本橋ほか15店舗にて。
詳細は後日、髙島屋ウェブサイトなどで発表予定。
室内面積:約10m²(※敷地の必要面積:30平米)
高さ:約3.9m
構造:鉄筋コンクリート造(RC造)
注意事項:
・室内での電力使用:可
・トイレや洗面など水まわりに関する水道工事:なし
・設置場所により、建築確認申請が必要な場合あり(申請費用は別途)
・設置場所が極小地あるいはクレーン搬入ができない場合、施工不可
・施工に際しての契約は当選者とセレンディクスとの間で締結
・上記は2022年10月24日発表時点のもの、今後、一部が変更になる場合あり
上記「夢袋」販売価格:330万円(税込)
販売数:1個(1棟)限定 ※抽選販売
応募受付店舗:日本橋、新宿、玉川、立川、横浜、大宮、柏、高崎、岐阜、大阪、堺、泉北、京都、洛西、岡山の髙島屋各店(計15店舗)
応募受付:2023年1月2日(月・振休)より開始
※本稿のイメージパース:©︎Clouds Architecture Office https://cloudsao.com/